眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

ガソリンエンジン廃止で、メーカーは生き残れるのか?

2022-08-28 | 
日本も猛暑が続いたり、豪雨の地域が広がっていますが、世界規模では、それどころではない異常気象になっています。

地球温暖化の影響が大きくなってきて、自動車のエンジン廃止の期限が設定されています。

日本の自動車メーカーは、どうやって生き残れるのでしょうか?

大企業の、トヨタ、ホンダ、日産は、ある程度めどはついているでしょう。

それ以外の、スバル、三菱、マツダ、スズキが、単独で生き残るのは困難でしょう。

ダイハツは、完全にトヨタ傘下になっていますが、スバルもその道を選ぶしかなさそうです。

スバルの売りは、何といっても水平対向エンジンですので、EVの技術は、
トヨタにおまかせにするしかありません。

トヨタのメリットは、電子的安全技術アイサイドになります。

最終的には、レクサスのような位置づけになるのでしょう。

ホンダは、F1優勝で、ガソリンエンジンの有終の美を飾りましたが、
EVについては未知数です。

私見では、三菱と提携、合弁するのが、一番でしょう。

三菱グループからは追われましたが、腐っても三菱、EV技術においては、
日本企業の先端を行っています。

三菱の主力は、SUV車ですが、ホンダは、この車種ではパッとしません。

CR-Vとアウトランダー、ヴェゼルとエクリプスを、共同開発、あるいは
OEMとして、共同で販売するほうが効率が良いでしょう。

三菱は販売力が弱く、ホンダには、SUVの基本となる四輪駆動、そしてEVの技術は、
信頼されていません。

両社にとって、生き残るのに必要な道となるでしょう。

実際には、三菱は日産と提携していますが、さほどメリットはないはずです。

ルノーは、この2社を切り離そうとしていますので、日産も安泰ではありません。

日産は、軽や小型車で、EVの実績を積み重ねていますが、商品としての車に魅力を感じません。

提携相手として最良なのは、スズキでしょう。

スズキは、ジムニーをはじめとして、元気のいい軽や小型車を作っています。

ただ、EV技術を独自開発するのは困難でしょう。

日産のEVを、スズキの車に搭載すれば、世界的な車になれるかもしれません。

残るマツダは、どうするのでしょうか?

ドイツのVWグループと同様に、ディーゼルエンジンに活路を見出していますが、
廃止になるのは避けられません。

海外の会社の傘下に入るしか、生き残る道はないでしょう。



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