映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『包帯クラブ』

2007年09月18日 | Weblog
包帯クラブ - goo 映画
よい

堤幸彦 監督
柳楽優弥、石原さとみ、田中圭、貫地谷しほり、関めぐみ、佐藤千亜妃、風吹ジュン、岡本麗、大島蓉子、国広富之、塩見三省、原田美枝子 出演

懸命に生きているうちに、誰かの大切なものを奪っている事がある。そんな現実に気づき、絶望すら感じていた高校生のワラは、偶然出会った不思議な少年ディノ、タンシオ、ギモたちと「包帯クラブ」を始める。インターネットで傷ついた出来事を投稿してもらい、その人が傷ついた場所に包帯を巻く。その風景をデジカメで撮影し、投稿者に送るのだ。

ストーリー展開がありきたりで都合がよすぎるし、工場の花と警察から出て橋での再開が不自然だが、わたしがおっさんの目で観ていることと石原さとみの魅力に免じて「よい」。

堤幸彦独特のテンポのいいコメディ要素がよい。
関西地方には柳楽優弥のセリフが許せない人もいるかもしれないが、それも最後まで観ていれば説明がある。
包帯を巻きっぱなしはないだろう。

とってつけたようなエンディングがあるが、案外気持ちいい。

『デジャヴ』

2007年09月18日 | Weblog
デジャヴ - goo 映画
ふつう
トニー・スコット 監督
デンゼル・ワシントン、ポーラ・パットン、ヴァル・キルマー、ジム・カヴィーゼル、アダム・ゴールドバーグ、エルデン・ヘンソン 出演

06年2月28日、海軍の水兵とその家族たちを乗せたフェリーが、突如大爆発を起こした。ATFの捜査官ダグは現場を捜査し、爆発がテロだった事を証明。さらに爆発現場の近くで発見された女性の死体も、鋭い観察力で殺人によるものだと見抜いた。と同時に、ダグはその死体の女性・クレアに奇妙なデジャヴを感じる。

開始50分あたりから、B級SF映画に突入してしまう。いわば、ご近所版ターミネーター。

ワームホールを使わずに、後半を改変すればまともな映画になったと思う。

一回の転送で人間も送ることができるのならば、二回目に服くらいおくってやればいいと思う。もしくは、犯人の情報を警察などに送ればおおごとにならずに済んだのではないか。