映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ザ・クローン』

2007年09月23日 | Weblog
ふつう

ジェイソン・J・トマリック 監督
ジェフ・セント・クレア、ゲイリー・スキバ、ビル・カコ、バレリー・リニー・ロー、 チャールズ・エドゥアドウ 出演

核戦争後、人類は繁殖できなくなり放射能に耐性を持つクローンが開発されたが、それに人類の知性を持たせるためには、DNA的に適合する特別なホストが必要だった。

わたしはDVDで観たのだが、どうやらyahoo動画でもGYAOでも観られるようである……。

まず、この設定がまどろっこしいというか理解できない。クローン技術ができているのならば、普通に育てれば普通の知性くらい具わりそうなものなのに。

演技とSFXが二流だが、最後まで観るとストーリーが大きくP.K.ディックの影響を受けているのがわかる。悪夢的というかどれがリアルでどれが虚構なのか、だれが敵でだれが味方なのかわからないのだ。最後まで我慢できればある程度評価が高まるかもしれない。

『ヘイヴン~堕ちた楽園~』

2007年09月23日 | Weblog
ヘイヴン~堕ちた楽園~ - goo 映画
ふつう

フランク・E・フラワーズ 監督
オーランド・ブルーム、ビル・パクストン、スティーヴン・ディレイン、ゾーイ・サルダナ、ラズ・アドティ、アグネス・ブルックナー、ヴィクター・ラサック、リー・イングルビー、アンソニー・マッキー、ジョイ・ブライアント、ボビー・カナヴェイル 出演

カリブ海に浮かぶケイマン諸島は、税金が免除される“タックス・ヘイヴン”だ。世界中から島に集まってくる金持ち相手に働くシャイは、裕福なボスの娘・アンドレアと恋に落ちる。しかしアンドレアの父と兄は、交際に大反対。2人は人目を盗んで純愛を育んでいく。一方、脱税の容疑でFBIに追われ、アメリカから逃れてきたエリート・ビジネスマンのリドリーと、1人娘のピッパ。状況を何も知らされず、強引に島に連れてこられたピッパは父に反発。出会ったばかりのお調子者リッチーに誘われるまま、夜の街へ繰りだすが……。

havenとは港、避難所の意味でTAX HAVEN で、ケイマン諸島を指すそうだ。

カット割りや時間のずらし、撮り方などに工夫があるが、残念ながらストーリーがおもしろくない。

主人公とつきあうことを禁止される理由がよくわからないし(人種か?)、金の話がどこまでいっても主人公にからんでこない。ふたつの話があるだけで、関係性がないのだ。