映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『電送人間』

2008年02月22日 | Weblog
よい

福田純 監督
鶴田浩二、平田昭彦、白川由美、中丸忠雄、河津清三郎、田島義文、土屋嘉男、佐々木孝丸、天本英世、村上冬樹、堺左千夫 出演

一人の男が銃剣で刺殺されるという事件が起こった。犯人を追いつめたものの、男の姿は密室から忽然と消えうせていた。事件を追う桐岡記者は、物質転送を研究する仁木博士が、犠牲者と犯人・須藤を繋ぐカギであることを知る。犠牲者を含む大西たちは、14年前、須藤と仁木博士を生き埋めにしていたのだった……。

1960年作。通称“東宝変身人間シリーズ”第二作(『美女と液体人間』が第一作。1954年の『透明人間』を第一作とする説もあり、その場合本作は第三作となる)。

鶴田浩二が出ているだけで、「いつもと違う」と感じさせる(笑)。
白川由美の存在理由や、浅間山が爆発する必要性がよくわからないなどのあまい部分もけっこうあるが、きびきびと話が進みおもしろい。
前半でキャバレーが出てきて「またぁ?」と思わせたが、そのあとからよくなった。