映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『シューテム・アップ』

2009年02月08日 | Weblog
シューテム・アップ - goo 映画

よい

マイケル・デイヴィス 監督・脚本
クライヴ・オーウェン、ポール・ジアマッティ、モニカ・ベルッチ、スティーヴン・マクハティ、グレッグ・ブリック、ダニエル・パイロン 出演

深夜、NYの裏通り。謎の男に追われる妊婦を見たスミスは、いきがかりから彼女を助けた。しかしそこに男の仲間らしき者たちが乱入し、事態は銃撃戦に発展。そんな中妊婦から赤ちゃんを取り上げたスミスは、流れ弾で死んだ母親の代わりに子どもを抱えて逃走。すると男たちは、今度は子どもを奪うためにスミスに襲い掛かった。子どもが狙われる理由がわからないまま、スミスは娼婦ドンナのもとへと逃げ込むが……。

とてもアメリカ映画には見えないのだが(笑)、非常に銃撃シーンに力を入れた作品。テンポもよい。

あれほどの長さのセックスしながら、スカイダイヴしながらの銃撃・アクションシーンはなかったのではないか。拷問シーンのあともよい。

観客を意識したセリフも心憎いし、敵役のポール・ジアマッティもとても魅力的である。

『ダージリン急行』

2009年02月08日 | Weblog
ダージリン急行 - goo 映画

よい

ウェス・アンダーソン 監督
オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマン、アンジェリカ・ヒューストン、アマラ・カラン、カミーラ・ラザフォード、ウォレス・ウォロダースキー、ビル・マーレイ 出演

インド北西部を走るダージリン急行に、長男フランシスの呼びかけで、次男ピーターと三男ジャックがやって来る。父の死をきっかけに絶交していた彼らだが、フランシスはインドの旅を通じて、再び兄弟の結束を高めようとしていた。しかし兄弟たちはそれぞれに個人の問題を抱えており、ケンカが絶えない。しかしそれでも、3人は人生を変える旅を必要としていた。そんな中、あるトラブルから3人は列車を放り出されてしまう。

10分ちょっとのショートフィルムがアタマにあって、そちらにはナタリー・ポートマンも出ている。これは映画館でもあったのだろうか? 彼女のヌードが観られるだけでなく、印象的なセリフにもポイントがある。

そこから本編が始まるのだが、いきなりのビル・マーレイの使い方がよい。

ご都合主義のところも多々あるが、気持ちよく最後まで観られる。ときどき派手にぶっ飛ぶので(笑)、気をゆるすとわかりにくくなる。

フィルムっぽい映像とビデオっぽい映像がまぜこぜだが、これはもしかしたらロケとスタジオ撮影のやつがうまく編集できていないのかもしれない。