映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『エグザイル/絆』

2009年11月28日 | Weblog


エグザイル/絆 - goo 映画

よい


ジョニー・トー 監督
アンソニー・ウォン、フランシス・ン、ニック・チョン、ラム・シュー、ロイ・チョン、ジョシー・ホー、リッチー・レン、サイモン・ヤム、ラム・カートン 出演

中国返還を間近に控えたマカオ。昼下がりの住宅街で4人の男がひとりの男の帰宅を待っていた。タイとキャットは彼を守るために、ブレイズとファットは彼を殺すために。5人は、かつては強い絆で結ばれていたのだが……。やがてその男、ウーが帰ってくる。そして始まる銃撃戦。だが、赤ん坊の泣き声がした時、男たちは銃を下ろす。そしてウーの妻も交えて晩餐を楽しむのだった……。



つくりは荒削りだが、とても魅力的な作品。

最初の銃撃シーンまでにわからないところが多すぎてストーリーについていきにくいが、それを乗り越えることができればあとは最後までスイスイいける。

銃撃シーンはたしかに目新しいが、ボリュームでいうとたいしたことはない。それよりもシリアスとユーモラスのバランス・転換がうまく、ついついのせられてしまう。

レストランのシーンはもうすこし早めにしないと、観るものの精神バランス上ひっかかりが取れない。

幼馴染みが全員銃の達人で、なおかつ肝心なところではなかなか敵を倒すことができない(笑)。

あの奥さんはマカオ一の奥さんかもしれない。すっげぇガッツ。