映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

2015年03月17日 | Weblog
よい

ジョン・ファヴロー 監督・脚本
ジョン・ファヴロー、ソフィア・ベルガラ、ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソン、オリヴァー・プラット、ボビー・カナヴェイル、エイミー・セダリス、エムジェイ・アンソニー、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニー・Jr 出演

ロサンジェルスの一流レストランで総料理長を務めるカール・キャスパー。人気料理評論家の来店に革新的な新メニューで挑もうとするも、オーナーに却下された挙げ句、評論家にも酷評され、ついに怒り爆発。その一部始終がSNSで拡散してしまい、店をクビになったばかりか新たな働き口もなくなってしまう。傷心のまま故郷のマイアミに戻ったカールは、前妻や旧友マーティン、息子のパーシーたちの助けを借り、キューバ料理の移動販売を始めることに。こうして、改装したオンボロ・フードトラックに乗り、パーシー、マーティンと3人で、移動販売をしながらロサンジェルス目指して大陸を横断していくカールだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=350453





映画館で観た。

こんな美人にもてるんかい!

映画を観るときになにか食べ物を持っていくことをオススメする。そして、料理よりも親子の物語のほうが強い。

本作での評論家はまったく悪くない。正しい評論家である。間違っているのは監督、いや、シェフである。

遊園地で遊ぶことよりも、ただ単に父親といたかった、父親の仕事ぶりを見たかった子供に涙。そして、その子供にプロの料理の厳しさを教えるところにも感動する。

SNSの表現がとても的確である。つまり、ふつうに作品となじんでいる。わざとらしいところがない。小学生がジオタグ使うのか……。

ロバート・ダウニー・Jrとの会話もいい! ふたつの内容がミックスされて、かみあわないようでかみあっている(笑)。

『早熟のアイオワ』

2015年03月17日 | Weblog
よい

ロリ・ペティ 監督・原案・脚本
ジェニファー・ローレンス、ボキーム・ウッドバイン、ソフィア・ベアリー、クロエ・グレース・モレッツ、デヴィッド・アラン・グリア、セルマ・ブレア 出演

1976年、アイオワ州の田舎町に暮らす14歳の少女アグネスは、三姉妹の長女。母親はドラッグ中毒の売春婦で、家には賭博や売春目的の男たちが出入りしていた。アグネスは幼い妹たちを守るために自らが盾となり、危険な日常を必死にサバイブしていくが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=347872





ジェニファー・ローレンスとクロエ・グレース・モレッツが出ているとなれば、観なければ……。ふたりとも若い! 2008年の作品であった。

事実に基づく……、で始まる内容はかなりきつい。

こどもにとって親や家庭が一番の逃げ場なのに、そこが最悪・最低である。
アメリカの社会システムがどういうものか把握できてないが、次女が児童相談所の順番待ちと言うところでほっとするし、どうして主人公の長女も頼らないのかと歯がゆく思ってしまう。アメリカの児童相談所(けして日本のそれがいいとは思わないが)があまりよくないというのは『チョコレートドーナツ』でも言われていたが……。

最後のテロップで救われるが、そこまでは相当暗い内容だからそのつもりで。