映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ジュピター』

2015年03月29日 | Weblog
よい

ラナ・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー 監督・脚本
チャニング・テイタム、ミラ・クニス、ショーン・ビーン、エディ・レッドメイン、ダグラス・ブース、タペンス・ミドルトン、ペ・ドゥナ、ジェームズ・ダーシー、ティム・ピゴット=スミス 出演

近未来の地球。生活のために働きづめの日々を送る女性ジュピター。ある日、謎の戦士ケインが現われ、彼女が地球さえも支配管理している宇宙最大の王族の末裔だと告げる。その王族は現在、一族を統べる女王が亡くなり、王位を巡って継承権者の間で争いが勃発していた。そんな時、女王と同じ遺伝子配列を持つ“生まれ変わり”の存在が明らかとなる。それが、地球の女性ジュピターだったのだ。継承権者の一人バレムは、そんなジュピターを人類ごと消し去ろうと画策する。一方ケインは、それに対抗して地球に送り込まれた最強の戦士。彼に与えられた使命はジュピターを護ること。そんなケインの力を借り、人類の危機に立ち上がるジュピターだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=348495





映画館で2Dで観た。

この姉弟監督の前作『クラウド アトラス』ほどのストーリー的な深みはないが、全部が全部重厚だと胃もたれするんじゃないか? SFアクション王家ロマンスときどきコメディ。

モンティパイソン的な手続きの面倒くさいところと、肉体的な攻撃に徹底的に弱い残酷で非情なアイツがよかった(笑)。

カリークとスティンガーの娘はどうなった?

あとね、収穫のときに全滅させなくてもいいのにと思った。

『大脱出』

2015年03月29日 | Weblog
よい

ミカエル・ハフストローム 監督
シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジム・カヴィーゼル、カーティス・“50 Cent”・ジャクソン、ヴィニー・ジョーンズ、ヴィンセント・ドノフリオ、エイミー・ライアン 出演

脱獄のスペシャリスト、レイ・ブレスリンは、自ら囚人として刑務所に潜入し、様々な手段で脱獄しては警備の弱点を指摘するセキュリティ・コンサルタントの第一人者。ある日、そんな彼のもとにCIAから民間の極秘刑務所を調べるための脱獄依頼が舞い込む。しかしそれは、彼を陥れる罠だった。ブレスリンがぶち込まれた刑務所は、彼の指南書をもとに設計された“墓場”の異名を持つ難攻不落の超ハイテク監獄要塞だった。いよいよ窮地に陥ったかに思われたブレスリンだったが、そんな彼に“墓場”の囚人たちを束ねる屈強な男ロットマイヤーが近づいてきた。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=347241





実はアーノルド・シュワルツェネッガーのキャラは立っていないし、後半の話がぐずぐずな気がするが、考えずに楽しむ映画としてはちょうどいいかもしれない。

ヴィニー・ジョーンズいいね。

スタローンはいつ連絡したんだ?

『俺はまだ本気出してないだけ』

2015年03月29日 | Weblog
ふつう

福田雄一 監督・脚本
堤真一、橋本愛、生瀬勝久、山田孝之、濱田岳、指原莉乃、蛭子能収、村松利史、池田成志、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、水野美紀、石橋蓮司 出演

校生の娘を持つ42歳のバツイチ男、大黒シズオ。ある日、“本当の自分を見つける”ためと、突然会社を辞めてしまう。ところがそれから1ヵ月、シズオは部屋でゴロゴロとゲーム三昧で、一緒に暮らす父親から怒鳴られてばかりの日々を送っていた。そんなある日、本屋で立ち読みしていたシズオは、なぜか漫画家になろうと決意する。そして出版社への持ち込みを始め、担当編集者の村上に励まされるも、当然のようにボツの連続。バイト先でも失敗続きで、挙げ句に娘から借金する始末。おまけに何かと理由をつけては、マンガをさぼって幼なじみの宮田と飲んでばかり。ついには見かねた父親に本気で怒られ、大人げなく家出してしまうシズオだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344472





出版社が東京の竹橋にある毎日新聞のビルだった。
引き継ぎもせずに編集者が退職するのか? しかもようやく形になり始めた作家を……。

編集者の濱田岳、ムロツヨシ、佐藤二朗、山田孝之など、この監督と仲がいい役者さんが出てきて楽しい。

こんなものわかりのいい娘(しかも橋本愛)がいるだろうか?

ちょっと冗長。

『あなたを抱きしめる日まで』

2015年03月29日 | Weblog
よい

スティーヴン・フリアーズ 監督
ジュディ・デンチ、スティーヴ・クーガン、ソフィ・ケネディ・クラーク、アンナ・マックスウェル・マーティン、ミシェル・フェアリー、バーバラ・ジェフォード 出演

イギリスに暮らす敬虔な主婦フィロミナ。ある日、彼女は娘のジェーンにある秘密を打ち明ける。50年前のアイルランド。10代で未婚のまま妊娠したフィロミナは、家を追い出され修道院に入れられる。そして男の子アンソニーを出産したフィロミナだったが、彼が3歳になると無理やり養子に出されてしまう。以来、片時もアンソニーのことを忘れたことはない。年老いた彼女は、どうしてもひと目我が子に会いたいとの思いが高まっていた。それを聞いたジェーンは落ち目の元エリート記者マーティンに話を持ちかける。マーティンはジャーナリストとしての再起を期してこの話を受けることに。こうして、信心深くて平凡な田舎の主婦フィロミナと無神論者でインテリ紳士のマーティン、という対照的な2人によるアンソニー捜しの旅が始まるのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346801





カトリックのダークサイドをコメディ要素をまじえて描く。

町山智浩さんのポッドキャストがネット上にあると思うので、ぜひ探して聞いてほしい。
アイルランドでは最近まで、未婚の母は精神科病棟か修道院にいれられていたそうである。

対照的なふたりの会話のやりとりがとても魅力的。
娘のジェーンとシックススミスとの会話もおもしろい。

それにしても、修道院のあの対応はむかっ腹たててしまう。