映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『戦場でワルツを』

2015年07月13日 | Weblog
よい

アリ・フォルマン 製作・監督・脚本
声の出演 アリ・フォルマン 

旧友との再会をきっかけに、なぜか自分が戦争当時のことを思い出せないことに気づいたフォルマン監督。彼は、かつての戦友を訪ね歩き、失われた記憶を取り戻そうと試みる。やがてそれは、戦慄の真実としてフォルマン自身の心に重くのしかかってくることになるが…。自らが体験した過酷な現実を、アニメーションならではの幻想的な映像を織り交ぜ、真摯に語っていく。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=333030





日本語版で観たのだが、ひとつ気になったことがある。歩兵戦闘車や装甲戦闘車両というべきものも、本作では「戦車」といっているのだ。しかもそのあとで、本物の戦車も登場するのだ。発音のしやすさや、字数の問題もあるのかもしれないが、あたまのほうで主人公が戦場で乗っているのは歩兵を運ぶことができて、なおかつ戦闘もできるようなもの(歩兵戦闘車)であり。戦車ではない。

戦闘の最前線でもうかつなことは現代でも起こるということを、イスラエル側から描いている。そしてラスト……。よく正直に表現できたなぁ。

『凶悪』

2015年07月13日 | Weblog
よい

白石和彌 監督
山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー。池脇千鶴、白川和子、吉村実子、小林且弥、斉藤悠、米村亮太朗、松岡依都美、ジジ・ぶぅ、村岡希美 出演

ある日、スクープ雑誌『明潮24』に死刑囚の須藤純次から手紙が届く。それは、判決を受けた事件の他に、彼が関わった誰も知らない3つの殺人事件について告白するものだった。須藤曰く、彼が“先生”と呼ぶ首謀者の男が娑婆でのうのうと生きていることが許せず、雑誌で取り上げて追い詰めてほしいというのだった。最初は半信半疑だった記者の藤井修一。しかし取材を進めていく中で、次第に須藤の告発は本物に違いないとの確信が深まっていく藤井だったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=345750





めんどくさいのはピエール瀧演じる須藤純次の性格である。他人に騙されやすく、騙されたことがわかると、とことんうらみぬく……。
そのめんどくさい性格のために、無駄な(しなくてもいい)殺人を繰り返すことになってしまうのだ。

山田孝之が自分で掘り返すシーンはやり過ぎ。

須藤のふたりの娘がひとりになっていたような気がしたのだが……。

以下ネタバレ






人5人殺して、懲役20年? いくら自白があったにしても軽すぎないか?