映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ドローン・オブ・ウォー』

2015年10月07日 | Weblog
ふつう

アンドリュー・ニコル 監督・脚本
イーサン・ホーク、ブルース・グリーンウッド、ゾーイ・クラヴィッツ、ジェイク・アベル、ジャニュアリー・ジョーンズ 出演

ラスベガス郊外で美しい妻と2人の子どもに囲まれ満ち足りた生活を送るアメリカ空軍のトミー・イーガン少佐。かつてF-16戦闘機のパイロットとして活躍した彼は、現在はドローン操縦士として政府のテロリスト掃討作戦に貢献していた。そんな彼の赴任地はラスベガスの空軍基地内のオペレーション・ルーム。そこではるか中東上空を飛ぶドローンを遠隔操作し、テロリストと思われる敵に対して空対地ミサイル“ヘルファイア”を撃ちこむのが彼に与えられたミッションだった。時には民間人を巻き添えにしてしまうこともあるが、それでも一日の任務を終えれば、家族のいる温かな自宅が待っていた。そんな奇妙な二重生活に違和感は募るばかりで、次第に神経をすり減らしていくトミーだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=353339





映画館で観た。

低予算で後半ショートしたようなエンディングであった。

戦争の矛盾、CIAの理不尽、家庭の問題、自分の問題わかる!

以下ネタバレ






だからといって、命令違反を2回してエンディングというのはナシだろう(笑)。
あまりにもイージーすぎないか?

『バクマン。』

2015年10月07日 | Weblog
よい

大根仁 監督・脚本
佐藤健、神木隆之介、染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキー 出演

かつて週刊少年ジャンプに連載していた今は亡き叔父で漫画家の川口たろうを尊敬し、一時は自身も漫画家を目指していたが、今は夢も持たず漫然と日々を過ごしていた高校生の真城最高。ある日、ひょんなことからその高い画力に目をつけられ、秀才のクラスメイト高木秋人に“俺と組んで漫画家になろう”と誘われる。最初は渋っていた最高だったが、声優を目指す片想いのクラスメイト亜豆美保と“お互いの夢が叶ったら結婚する”という約束を交わすことに成功し、漫画家の道へ進むことを決意する。こうして秋人が原作、最高が作画を担当して漫画家コンビを結成した2人は、日本一売れている漫画雑誌・週刊少年ジャンプの連載目指して悪戦苦闘の日々へと身を投じていくのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=349125





映画館で観た。

てがたいぞ大根仁!

映像と音楽の表現が斬新。ストーリーがありきたりというか古臭いが、これは原作がそうなのか脚本大根仁の影響かわからない。原作を読んでいないから。

染谷将太が最初から最後までいい人にしか見えないのはわたしの見方が悪いのか? 意図された演出か?

演技も満足できるが、小松菜奈がちょっとものたりないかもしれない。

山田孝之のクセのないふつうの演技を初めて観た気がする。

『サクリファイス』

2015年10月07日 | Weblog
よい

アンドレイ・タルコフスキー 監督・脚本
エルランド・ヨセフソン、スーザン・フリートウッド、アラン・エドワール、グドルン・ギスラドッティル、スヴェン・ヴォルテル、ヴァレリー・メレッス、フィリッパ・フランセーン、トミー・チェルクヴィスト 出演

言葉を話せなかった少年が、再び言葉を話せるようになるまでの1日。少年の父である主人公アレクサンデルは生命の樹を植える誕生日に、核戦争勃発の声をテレビで聞く。アレクサンデルは自らの狂気を賭け、信じていなかった神と対決し、愛する人々を救うために自らを犠牲に捧げるサクリファイス(犠牲、献身)を実行する……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8562





『ノスタルジア』と比して、こちらはおもしろかった。作品としてわかりやすい。

主人公が苦悩しているのはわかるが、彼の理解者が常に存在し、「次に何をすべきか」も他者が教えてくれる。
彼が望まぬことでも、相手がある程度理解して許してくれるし、ラストの状態も作品途中で自分で口にしたこと(他者からの理解が常に用意・意識されていること)であるのが気になった。

この監督、家燃やすの好きなのか?