映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

2007年09月02日 | Weblog
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 - goo 映画
ふつう

摩砂雪、鶴巻和哉 監督   庵野秀明 総監督
声の出演 緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃、山口由里子、立木文彦、清川元夢


“使徒”と呼ばれる正体不明の存在は、国連軍と激しい交戦を開始し、シンジは爆風に巻き込まれてしまう。そんなシンジの命を救ったのは、特務機関NERVの作戦部長・葛木ミサトだった。そこでシンジは父との再会を果たすが、極秘裏に開発された巨大な人型兵器<エヴァンゲリオン>を見せられ、使徒との戦いを強要される…。

わたしの興味は、序・破・急の次に来るものにしかない。それまでの作品(序・破・急)はこれまでの復習と、絵と音が大幅によくなったものを楽しむためだが、その価値はあり、十分に高いレベルのものだった。

最後まで席を立たないこと。

以下ネタバレ
2、3新設定があったように思う。









ゼーレが人間ではなく、人間側についたなにかであるというのはテレビ版であった設定だろうか?

そしてゼーレとカヲルくんが結びついていたというのもあっただろうか?
ということは、使徒とゼーレも結びついていることになるのではないだろうか。

新IDを渡しに行くのがまさかしくまれていたなんて……。




あとテレビ版でも思ったことだが、第三東京市を訪れたシンジが電話をかけているとレイの姿がぼんやり映るが、あれが不自然に思えてしょうがない。
単にケガをしているレイとしていないレイを観客に見せるためかもしれないが、強力なネルフの監視能力下であれはとても不自然である。

過去の映画版で強力に裏切られた印象を持つわたしは、とにかくまともな最終作を望むだけである。