書道
2012-07-23 | 日記
子供の頃、唯一好きで長続きした習い事が書道だった。
(珠算塾はどうも嫌いで途中で止める)
小学4年から中学2年?くらいまでやっていたようだけど、
そのわりにはなぜか?段とかのレベルまで及ばず(笑)、
ただ静かな畳の部屋で筆を使って文字を書くのが好きで、
背中に障害をもった先生が穏やかに優しく教えてくれたのを覚えている。
あの先生は目も弱かったのでいつも黒いサングラスをしていた。
小さな身体には大き過ぎる自転車で近所を乗り回し、
すれ違うとにっこりして手を振ってくれたっけ。
書道からはしばらく遠ざかっていたけど、
最近たまに道具を出して半紙に文字を書いてみる。
墨汁の匂いが懐かしい。
頭をからっぽにしてただ文字を書く作業が心を落ち着かせる。