ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「Prend Ton Temps(ポン・トン・トーン)」(蒲生

2017-10-21 22:15:07 | 越谷市


【ステーキ漂流記】第4章
24軒目(新規371軒目)「Prend Ton Temps(ポン・トン・トーン)」(蒲生)


たまには初心に戻って、知らない街をぶらりと回って、誰も知らない個人経営の洋食屋を見つけたい。そんな気分になった。

越谷に蒲生という所がある。東武伊勢崎線の沿線の駅だ。けど、駅の周りは居酒屋や餃子屋、牛丼屋しかない。いや、もう一度細かく周った。
すると、駅前ロータリーの店が並ぶ奥の方に、洋食屋っぽい外観の店を発見。



ん、何屋?
ほー、表の看板を見るとなにやらグリルのメニューがあるようだが……。近くにテナントの郵便受けがあった。その一つに、「ポン・トン・トーン 1F」というのがあった。

この店かな……?
念のため、「ポン・トン・トーン 蒲生」でググると、確かに間違いないようだ。メニューにもアンガス牛のグリルがあるようだ。とりあえず、ビーフステーキがあるとみて、店に入った。

店内はわりと広い。



メニューを見る。



ビーフステーキ、あった。しかも1500円。じゃあ、前菜もつけるか。アンチョビガーリック焼きキャベツ。これと赤ワインを頼む。

店内はキッチンにいるシェフとカップルの客1組。あ、これ、シェフのワンオペレーションってやつか。これは時間がかかるぞ。

ちょっとして、アンチョビガーリック焼きキャベツが配膳。



アンチョビ?
あ、この黒いのかな?
で、食べてみるとこれが意外にも美味い。酒のつまみにピッタリだし、前菜としてもちょうど良い。

ちょうど焼きキャベツが食べ終わるか終わらないかぐらいでステーキ配膳。



牛は短角牛。

一口。
まあ、うっすらうっすら旨味。さっぱりな赤身肉。

タレをつけて二口。
お、これは美味い。
甘ダレか独特なタレ。

三口目は黒岩塩を。
これも悪くない。

四口目は大根おろしをのせて。さっぱりで悪くない。

となると、タレのおかげで結構ステーキが楽しめた。


店員(店長?)と話をすると、約2年前から店は始めたが、間を少し休み、また半年ぐらい前から始めたとのこと。店名の「Prend Ton Temps」はフランス語で「ごゆっくり居てください」という意味らしい。



確かに、くつろぎたくなる洋食ダイニングだ。ということで店長のオススメを追加注文することに。すると、ミートソーススパゲッティをすすめた。ミートソースが自家製らしい。じゃあこれと赤ワインをおかわり。



ちょっとして、ミートソーススパゲッティが配膳。



一口。
まあ、ミートソーススパゲッティである。
が、食べている内にミートソースが妙に美味いことに気がつく。ミートソースだけでもそこそこいける。

ああ、こういう洋食屋/洋食ダイニングのお店が欲しかった。吉川にもあるが、少し外出して、乗り換え駅の新越谷近辺でこの手の店が欲しかった。同じ東武伊勢崎線なら竹ノ塚の「かちゃくり」、西新井の「たつみ亭」、北千住の「レストラン三幸」に匹敵する蒲生の隠れ家、というか隠れキャラのような洋食ダイニング。見つけた! また、行きたい!

総合:★★★★
素材:★★★★
グリル:★★★★
下拵え:★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★★
アンチョビガーリック焼きキャベツ:★★★★★
ミートソーススパゲッティ:★★★★
雰囲気:★★★
アクセス:★★★★
リーズナブル:★★★★★

「DA CIBO」(越谷レイクタウン)

2017-10-18 18:00:58 | 越谷市


【ステーキ漂流記】第4章
23軒目(新規370軒目)「DA CIBO」(越谷レイクタウン)


ちょっとハンバーグに肩入れし過ぎたかな。
このブログはあくまでも【ステーキ漂流記】。そこは忘れちゃいけない。このままでは【ハンバーグ漂流記】になってしまう。本末転倒、鞍替えほどカッコ悪いものはない。本道はやはりステーキである。

気を入れ直して、越谷レイクタウンにあるイオンレイクタウンを探していると……あるね、あるね。まだ未開拓の店が。



イタリアンかな。でも、しっかりとステーキメニューがある様子。
席を案内され、ガーリックバター仕立てのブラックアンガスのステーキと赤ワインを頼む。

店内を見ると、5、6人の小グループは別として、基本的にはカップルが多い。シネコンの近くという好立地だが、オムレツ屋やハンバーガー屋、ビュッフェレストランなど飲食店が多い中のごく普通のイタリアン。さて、どういうステーキが出てくるか。


しばらくして、ステーキ配膳。



ちっさいが、1200円だから仕方ない。

まずは一口。
あ、切り心地がちょっと硬い。
まあ、まあかな。

二口目。
まあ、そこそこ。ガーリックバターが効いてる。


三口目。
あ、柔らかい。
おお、肉汁あり。ガーリックバターとの相性良し。
いいんじゃない?

四口目以降も悪くない。いやむしろいきなり!ステーキよりも良い。

いいよね、ステーキ。
柔道で言う「有効!」なステーキだ。付け合わせのポテトまあまあ。

イオンレイクタウンではなかなかのお店。
イオンシネマの後ならちょうど良い。


総合:★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★
下拵え:★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★
雰囲気:★★★
アクセス:★★
リーズナブル:★★★★

「スパゲッテリア カーラ」(南越谷)

2017-09-14 12:53:37 | 越谷市


【ステーキ漂流記】第4章
9軒目(新規357軒目)「スパゲッテリア カーラ」(南越谷)

昨日の夜に行った分。

仕事が夕方で終わったので、帰り道の中でどこか新規の店と考えて、この店が思い浮かんだ。場所は南越谷の旧4号沿い。駅から歩いて3分ぐらいの所にパスタとピザをメニューのメインとした「スパゲッテリア カーラ」という店がある。



こういうカジュアルなイタリアンにもステーキがあるはず、と思い店の前にあるメニュー表を見ると「牛カットステーキ」が899円であった。

牛カットステーキ、つまりサイコロステーキだ。それも899円。これは期待が薄い。明らかに安い成形肉を使っていることがうすうす分かる。だから、後回しになっていたが、行ったことない店だし、新規としてカウントされるし、ダメでも経験値にはなる。

いやいや、ひょっとしたらべらぼうに美味かったらどうする?
など、概ね後ろ向きな気分で店に入った。

店内は10月31日でもないのにハロウィン風のカボチャの飾り付けが目につく。



基本的にはオシャレで、外観の通り、気軽にオシャレな店でイタリアンを、という人にはジャストミートなお店。
しかしながら、ボクはステーキオンリー、ノー・ステーキ、ノー・ライフな男なので店の意に反して牛カットステーキとグラスの赤ワインを頼む。


しばらくして、ステーキ配膳。



まあ、こう見ると普通だね。


早速一口。
うん、ほんのりケミカルな甘味がある成形肉。予想通り。それも「ペッパーランチ」ほど甘味はなく、薄味ね。

二口目はタレをつける。
まあ、濃いタレだ。
こう食べると焼き肉のタレ味の固形物になる。

ついでに付け合わせのフライドポテトも冷凍のをレンジでチンした趣。


どこを切っても誉められる要素がなに一つないが、ワインと併せて1263円という安さと駅からのアクセスの良さと帰り際にドリンク一杯無料のサービス券(アルコール類も可)をくれたことぐらいかな。


まあ、メインはパスタとピザの店だし、そんな店のステーキに期待する方がおかしい。野球で言えばピッチャーにホームランを期待するようなものだ。けど、そのピッチャーだって100回に1度はホームランを打ったりする。……そう考えないとスパゲッティ屋さんのステーキは食べないよ。


総合:★★
素材:★
グリル:★★
タレ:★★
付け合わせ:★★
雰囲気:★★★★
アクセス:★★★★
サービス:★★★★
リーズナブル:★★★★

(再訪:2016年9月中旬)「肉酒場 ビストロ男前」(南越谷)

2016-09-17 07:02:17 | 越谷市



【ステーキ漂流記season2】
128軒目(南越谷)「肉酒場 ビストロ男前」国産霜降りサーロインのグリル


ハイ、今日もハシゴ!


地元近くの「肉酒場 男前」に行きたくなった。週末の夜で入れるかな~、と思ったら、カウンター席が空いていた。ラッキー!



席につき、ラミネートのメニューを見ると「国産霜降りサーロインのグリル」というメニューがあーるじゃないですか。



行ってみるもんだね。その場その場のメニューがある。
ということて、国産霜降りサーロインのグリル180gと赤ワイングラスと前菜的に特製スープを頼む。

なんとかカウンター席に座れたが、金曜日とあってリーマン&OL、カップル天国。そんな中でもステーキおじさんは「国産霜降りってどこ産なわけ?」とシュートな質問を店員にかます。

茨城県の常磐牛だと。
常陸牛は聞いたことがあるが常磐牛か。
まあ茨城県産は期待してないけど、常磐牛ってあまり聞かないし珍しいからいっか。でも、茨城県産で常磐ね……。まんまというか、取って付けたようなネーミングだね。

店内BGMのイーグルスのベストを聞きながらステーキを待つ。その間に今回の【ステーキ漂流記】を書く。
すると、前菜のパンが配膳。確か自家製。うまし。





さらにしばらくして、ステーキとスープが一緒に配膳。



おいおい、スープを前菜で頼んだ意味がなくね? まあ、しょうがないな。

ともかく、一口。

うーん、旨味が薄い。
栃木県産の牛を食べた後だと尚薄いがな。茨城県産だから仕方ない、とは思うけどね。

だから、和牛、黒毛和牛は怖いわー。当たりがそうそうないから。牛の質で決まる。

全く無味じゃないけど、うっすらうっすらな旨味というか、脂身か。赤ワイン&バルサミコソースや塩&わさびも効果があるような、ないようなね。

グリルはそこそこなんだがね、下手な和牛よりもヒレステーキの方が良かったかな。たまたま気まぐれで出すメニューなんだけど、悪くはないけど凡退。過去2回の訪問は好評だった「肉酒場 ビストロ男前」も、今回は評価を下げた。これだと、同じ越谷なら越谷レイクタウンの「カキヤス」の方が平均点で上になっちゃう。

なんだかここのところ、洋食屋さんとかビリーやアパッチもそうなんだけど、ベテランの経験と重み、安定で評価が高い店が多いよね。肉酒場、肉バルという形態の店もいい。が、阪神ファンとしては、結果が思うように出てこない金本阪神とダブって見えちゃう。

それでも「肉酒場 ビストロ男前」は好調で、【ステーキ漂流記】的には旬の足立区北千住に2号店を出すそうだ。西口のマックの脇の通りで、11月オープンだとか。ああ、今工事している所があるね。あそこか。けど、激戦区の北千住に出すのね。これは大変そう。


総合:★★★
素材:★★★
グリル:★★★
下拵え:★★★
タレ:★★★
前菜のパン:★★★★
スープ:★★★
雰囲気:★★★
リーズナブル:★★★


「がぜん 南越谷店」(南越谷)

2016-08-29 18:40:54 | 越谷市



【ステーキ漂流記season2】
112軒目/通算307軒目「がぜん 南越谷店」黒毛和牛サーロイン210g


今日は近場の南越谷。はじめは「

(再訪)「ビストロ 男前」(南越谷) - ステーキ漂流記

」にしようとしたが、前に行って【ステーキ漂流記】にアップしてなかった店があったのでそちらに。駅から歩いて2、3分ぐらいの所にあるグリルダイニング&バー「がぜん」。



前行った時は大したことなかったので載せなかったし、どういう店だったかいまいち記憶にない。

とりあえず、中に入りカウンター席へ。
赤ワイングラスと黒毛和牛サーロインを頼むと、目の前にボードが置かれ、その中から210gのサーロインを頼む。

ここの前文を書きながら待っていると、31日熟成の210gのサーロインを持って来てくれた。



牛は栃木県産。栃木和牛とみていい。

すると、7、8分程でステーキ配膳。



意外と早かったが、客が少ないからかも。

一口。
お、肉の外側辺りから熟成特有の味が感じられる。旨味もそこそこ。前回訪問時よりも明らかに良い。

二口目。
何もつけなくても旨味は感じられる。31日のドライエイジングの効果だろう。



塩・胡椒をつけて三口目。
うん、いいんじゃない?
ただ、「凄い!」とまでは言えない。前日の「

「サルヴァトーレ・クオモ&バー」(西新井) - ステーキ漂流記

」のスノーエイジングビーフよりはいい。牛の質から違う。が、俺の心の中にいる「柏手の安」は柏手を打たない。その差は何、と言われると熟成とかグリルではなく、選んだ牛そのものとしか言いようがない。

三塁打ぐらいのインパクトはあったので、追加で「Giri Giri スパークリングワイン」を頼む。本当にギリギリだ(笑)。



その時の牛、熟成に左右されるが、またまた楽しみな店が南越谷で増えた。再訪はしたい。


総合:★★★★
素材:★★★★
グリル:★★★★
熟成:★★★★
付け合わせ:★★★
リーズナブル:★★★