ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「モンブラン 森下店」(森下)

2017-03-31 14:09:33 | 江東区



【ステーキ漂流記season3】
今季6軒目(新規339軒目)「モンブラン 森下店」(森下)


なぜだかハンバーグ専門の洋食屋「モンブラン」に無性に行きたくなる周期がある。その周期がありつつも、なぜか他の店に気が流れる。
っていうか、「モンブラン」はステーキメニューはあるがそもそもハンバーグ専門店。



いわば、ステーキとしてはアウェイだ。阪神ファンが東京ドームに行くようなものだ。だから、なかなか行く気にならないし、行く気になっても優先順位が高くならない。


けど、ここ5日ぐらい「モンブランに行きたい」という気が不思議と途切れなかった。もう、いい加減に「モンブラン」に行きたい、って感じでね。不思議な引力に引かれ、今、森下の「モンブラン」にいる。

森下ね。錦糸町から近いのに行かない。いや、森下だけじゃない。錦糸町の周辺は不思議と足が重い。大抵が錦糸町で完結しちゃう。だから、両国や亀戸、新小岩辺りも少ないし、住吉や清澄白河、曳舟なんかは未だに未踏地。season3はそこを解消しなきゃ。まだまだフロンティア・スピリッツで新規開拓をしないとだ。

「モンブラン」は浅草店には行ったことがある。
しかしながら、店舗が違えば店はいろいろと変わるのか?
そんな思いで行きたくなった。

で、店の前に行くと……



わーーーーーー並んでるやんか!

浅草店も人気店だが、こっちも人気店やん! でも、今日は「モンブラン」で食う、って決めてる。ランチだからこの行列はしゃあないね。

で、待ってると、中から女性店員が出て来てオーダーを取る。ほう、いきなりグッドな対応。

ランチのステーキと赤ワインを頼む。
国産牛だが250gは嬉しいね。

外で待つとは思いもよらなかったが、「ミート矢澤」や「レッドロック」に比べればまだまだ待てるよね。

外にあるメニュー表を見て新たなることがわかった。



なになに、ビールセット1080円で、アルコール類1杯と20種類のおつまみの中から2品目選べるのか。1品432円で、その中にミニステーキがあるじゃないか。


20分経ってようやく店内に。
テーブル席が7席のみで、お一人様でも4人がけ席に座る。出来ればカウンター席が欲しいが、決して広いとは言えないこのスペースでは無理な話。

外の看板などは昭和の洋食レストランの雰囲気バリバリで、



中のレイアウトもそんな感じだが、この間の門前仲町の「洋風食堂 ベニヤ」と同じく店内は比較的に清潔。最近、とんねるずのバラエティーで「きたなシュラン&きたなトラン」をやってた影響か、そういう「きたなトラン」が滅亡の傾向にある。やっぱり、みんな汚い店より綺麗な店がいいよね。だから、これだけ待つんだよ。あ、浅草の「ヨシカミ」はちょっと「きたなトラン」なんだよね。

ともかく、
席につくと直ぐにお通しとサラダ、味噌汁、ワインが早速配膳。



手際が良い!


さらにちょっとしてステーキ配膳。





先にオーダーを取っているとはいえテンポが良い。
ん、匂いもいいね。


さっそく一口。

うん!
肉汁がしっかりジューシー!
いいじゃん!

二口目。
ジューシーなだけではない。塩・胡椒・ニンニク&マリネ風のたれが程よい。若干濃い目。
けど、しつこさやしょっぱさはない。
武蔵浦和の「eee(スリーイー)」の国産牛のランチステーキよりも遥かに良い!!

国産牛……おそらく北海道産なんだろうけど、250gもあったら途中でカチカチな箇所があるかと思ったら最後まで均等にジューシーさを保っていた。これ、グリルが凄いよ。
黒毛和牛のメニューもあるがそちらは次回で。幻想が膨らむね。
とにかく、国産牛という並の素材をグリル、タレ、下拵えなどで全力で補っている。食材を活かす工夫が見られる。
付け合わせのパスタも良い。

これだけ食べたのにさらについかで単品おつまみメニューからチーズコロッケを頼む。



単品だけど、小さくない。

ランチステーキにサラダ、味噌汁、ワインに単品のチーズコロッケを付けて2392円。
ってこたぁ、チーズコロッケを付けなければ2000円いかなかった。
でもいい。
満腹で幸福感が無茶苦茶ある。

店員に訊いてみると、森下店が「モンブラン」の本店になり、創業36、7年。はっきり言って、森下店は浅草店よりもいい!
安い!
色々選べる。



これならステーキだけじゃなく、名物のハンバーグも頼みたいよね。
また行きたい洋食屋さんである!



総合:★★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★★
タレ:★★★★★
下拵え:★★★★★
付け合わせ:★★★★
雰囲気:★★★★
サービス:★★★★★
リーズナブル:★★★★

 

https://blogcircle.jp/commu/5/topic/3

           


「THE OLD STATION 新宿(旧WAZA)」(新宿)

2017-03-29 18:53:35 | 新宿区



【ステーキ漂流記season3】
今季5軒目(新規338軒目)「THE OLD STATION 新宿(旧WAZA) 」(新宿)



渋谷で試写を1本観た後、2時間ばかり時間あり。場所は新宿。となると、ステーキで時間を潰すのがいいっしょ。

ということで、新宿に移動。なるべくリーズナブルにをテーマに、ステーキを探しに地上に出ようとした時に、見慣れない店を目にする。



「THE OLD STATION」?
ん、こんな所にこんな店あったっけ?
表に置いてあるメニューを見るとステーキが150gで980円⁉
200gでも1280円⁉
安くね?
となると、突撃である。

まだ17時ちょいすぎとあって、店内はちょっとしか客がいない。





広々とした店内は有楽町のビアレストラン「ニュー・トーキョー」や同じ新宿なら近くの「スーパードライ」のようなビアレストランかな。カウンター席に案内される。





メニューを見て、牛ハラミのグリル・バベットステーキと肉用ジントニックを頼む。肉用? へー、胡椒いりなのか。
その肉用ジントニックとお通しのマリネ風キャベツが来る。



それを持ってきた女の子の店員に、
「いつからこの店、出来たの?」とストレートな質問を投げると直ぐ様、
「去年の8月に出来ました」
と流し打ち。
続けて、
「前、WAZAっていう店だったんですよ」
と告げる。

え⁉ WAZAだったの?
あー、覚えてるよ!
180度変わったじゃん!
と店員に言うと、
「はい、よく言われます」
と返す。

【ステーキ漂流記】を見ると2年前の11月に行ってる。新規217軒目だ。

それによると、ステーキ自体の評価はそこそこだったが、とにかく待たせる店だった。この時は45分も待たされた。けど、妙に暗い店内と狭い内装がオシャレで、ちょっと高級感を演出してデートにはぴったりな店だった。
それが、全編リーズナブルで、明るく広い大衆ビアレストランに様変わり。近隣に「スーパードライ」や「キリンシティ」、「銀座ライオン」など競合店があるが、そのどれよりもオシャレでスポーツバーみたいな赴きもある。

しかも店内は洋楽がかかりっぱなしで、ジャクソン5「ABC」をはじめ、クイーン「Somebody to love」からハートの「Never」、デフ・レパード、スティーヴィー・ワンダーと続く。カジュアルでリーズナブル、と時代に合わせたかな。

そうこう考えている内にステーキ配膳。





赤身肉ね。
鉄板も新しくちょいオシャレ。

一口。
うん、赤身肉らしくさっぱり。女性受けしそう。

二口目はタレをつけて。
ん、これ「WAZA」の時と同じかな?
上に乗ってる葉っぱもね。
塩・胡椒も控え目のヘルシーなステーキ。
「WAZA」の時と比べるとあんまり変わらないハズ。値段は半額ぐらい落ちたかな。
全体的にフードよりもドリンクが若干高めの設定。
一人でカウンターで飲むもよし、会社帰りに同僚と飲むにもよしなTHE新宿なビアレストランのステーキなりね。


総合:★★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
お通し:★★★
雰囲気:★★★★
リーズナブル:★★★★

 

https://blog.with2.net/link/?1904690


「洋風食堂 ベニヤ」(門前仲町)

2017-03-29 13:52:10 | 江東区



【ステーキ漂流記season3】
今季4軒目(新規337軒目)「洋風食堂 ベニヤ」(門前仲町)


どぅわーーーーーー!!
前のスマホが壊れちまったから、ストック4軒分の写真がぶっ飛んだー!

…………仕方ない。
そこは再訪問するしかないな。

2、3日ブランクがあったから、「復活して三日坊主でまた冬眠?」って思ったかもしれないがさに非ず。

気を取り直して今日のね。


森下か門前仲町か?
悩むね。
どちらも洋食屋。
う~~~~~~ん、
モンナカかな。
森下のは11時からやってるから次回だな。
ということで、門前仲町の洋食屋「洋風食堂 ベニヤ」へ。


駅から1分、大通り沿いという好アクセス。
もう、外看板から見るからに昭和の洋食屋のオーラがバリバリ!ディスプレイと言いね。








中に入ると、
老舗の洋食屋にしては意外にも綺麗な感じ。



言っちゃ悪いが、もっと油ギッシュな汚い食堂を予想したが、「キッチンジロー」より綺麗なんじゃない? フライの匂いが店内いっぱいに漂っていて、店員のおば…いや、お姉さんもそれなりに丁寧。

サーロインステーキとビールをグラスで頼む。ワインがないのが残念。
店員のお姉さんに肉はどこ産か訊くと、ちょっとしてアメリカ産と答えが返ってくる。まあ、いい。
創業は40年以上。
いわゆる老舗のお店だ。



店内はステッペン・ウルフの「Born to be wild」、『スタンド・バイ・ミー』のテーマ、『トップガン』の「Danger zone」、サバイバーの「Eye of the tiger」、ヨーロッパの「The final countdown」、スティックスの「Mr.Robot」、イエスの「Lonely heart」など洋楽ナンバーが次々かかる。雰囲気いいね!


ちょっとしてナイスミドルの店員がサラダとビールを配膳し、



サラダをつまんでいると、少ししてステーキ配膳。



意外にも早かった。



一口。
うん、硬そうで硬くなく、肉汁がある。
二口目も同様。

マリネ風の特性のタレをつける。
同系統では北千住の洋食屋「レストラン三幸」がこれに近く、それと比べると落ちるが、悪くはない。

食後にコーヒーのサービス。


コーヒーを持ってきた時にディナーメニューを訊いたら……な、な、な、な、なんと、ランチのみの営業!
えええええええええええええええ! まるで人気ラーメン店みたいやん!
って言うか食○ログ、嘘書いてんじゃねーよ!
11時半から14時半までじゃないか!
危ない、危ない。

で、我が儘言って、
「デザートみたいな物、ありますか?」
と訊くと、
なんと、200円でケーキが出て来た!



ステーキとサラダ、ビール、コーヒー、ケーキで2310円なら安いっしょ?
ちょい贅沢ランチかな。

ステーキはそこそこだったが、雰囲気とサービスは最高の老舗の洋食屋さんだった。これならまた行きたくなる。

総合:★★★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★
雰囲気:★★★★★
サービス:★★★★★
リーズナブル:★★★★


「ステーキハウス牛和鹿」(門前仲町)

2017-03-23 13:02:41 | 江東区



【ステーキ漂流記season3】
今季3軒目(新規336軒目)「ステーキハウス牛和鹿」(門前仲町)


「ステーキ漂流記」を再開させて良かった。と言わしめる凄い店に出会った! 安くて旨い店。本当にあるんだね!


season1、season2といろんな所に行った。もしかして、100箇所行ってるんじゃね? って思って数えてみた。


すると、






101箇所回ってた!
錦糸町や越谷が多いけど、それなりにいろんな所に行っている!
じゃあ、season3だし、もうちょっと頑張って回ってみよう。ということで今日は門前仲町をチョイス。

なぜ、門前仲町?
以前、パソコン周りや電話機の営業をやってた頃、門前仲町辺りを回っていて、そこでよくハンバーグランチを食べてた。たしか850円で500gぐらい出す店。あー、名前は覚えてない。でも、ハンバーグがあるってこたぁ、ステーキもある。ということで門前仲町。


ちょっと早く着いたので周辺を散策。清澄通りと永代橋通りを十字にし、それぞれのブロックを回る。
商店街や飲み屋街があるが、錦糸町よりもどこか大人しく、渋い街だ。イタリアンもちょこちょこある。

そんな中で今回のお目当ては裏通りにあった。



思いでのハンバーグランチの店ではなく、ガツガツとA5の黒毛和牛を推すステーキハウス。ボクの記憶ではこのブロックには行ってない。っていうか、民家とかこじんまりとした会社がある静かな裏通りで、普通の人ならまず立ち入らないよ、ここは。でも、ステーキ冒険家は行くんだな、これが。

中に入ると、こじんまりとしながらも比較的新しめのステーキ店の雰囲気。どちらかと言うと夜の店という雰囲気。



1700円の和牛ランプステーキと赤ワインを頼む。
和牛は鹿児島産。
それ、この間、「車屋 別館」で食べた。あの時はロースで、今回はランプ。ちょっとハンデはある。ランプを出す時点で期待はあんまりしてない。いやいや、してなくはない。実は心の奥底でしていて、60%はへし折られる。

サラダとわかめスープを口にしながら待つと、





丁度いい感じでステーキ配膳。



うん、ザ・赤身肉。
ぶっちゃけ期待は薄い。
黒毛和牛、鹿児島産でもランプ、赤身肉っしょ。

と思いつつ、
一口。






旨味あるど!
ランプなのにわりとしっかりとした旨味あり!
そうとう焼きが良い。
それでいてしつこさはない。

理想のランプ肉のステーキ!!


おおおおおおおおおお!?
ヤバくないか?
このランプ肉。
今は亡き埼玉県吉川の「TAKEMASA」の尾花沢牛のランプステーキでもこんなには旨味はなかった。
今書いていて思い出したが、渋谷の「SHOTAIAN」の「究極のランプ肉」と同等か勝るとも劣らない!
タレとわさびがまた良い。

てか、「SHOTAIAN」は100g1800円だから、見た感じ120~140gはあるど。

旨味が薄いランプで実力をだし、尚且つ安い!

なんだ!?
侍ジャパンで言えば小林の満塁ホームランのような和牛ランプステーキか?



おいおいおいおい!
これだけ安いのに歴代トップクラス!
ヤバイぞ、「ステーキハウス牛和鹿」!
ちょっと分かりにくい裏通りなのに客が途切れなく来るのは納得。客層はリーマン中心だけど、これだけの旨さでこの安さは来るよ。

てか、門前仲町の肉マニアの隠れ家か?

ぬー、まいった、まいった。気まぐれで行った門前仲町で大当たり! 来月はこの店に夜に行ってガッッッッッツリ飲み食いしたいな。


素材: ★★★★
グリル: ★★★★★
付け合わせ:★★★★
タレ: ★★★★★
お値段: ★★★★★
総合: ★★★★★


「STEAKHOUSE HAYASHIYA」(新宿)

2017-03-22 13:57:01 | 新宿区



【ステーキ漂流記season3】
今季2軒目 再訪:(新宿)「STEAKHOUSE HAYASHIYA」USA産アンガス牛サーロインステーキ

※今日ではないです

2017年1月アウトテイク。
何故か文章が丸々残っていてアップしてなかったので、時間軸的には前後しちゃうけど今日アップ。


この日は昼から用事があり、その前の腹ごしらえで久しぶりに「STEAKHOUSE HAYASHIYA」へ。



なんだかんだ言って、新宿で一番安心感・安定感がある。新宿はどういうわけか当たりの店が少ない。てか、半分はハズレだ。なんでだろ?

ともかく、安全策。
過去行った新宿のお店で“質”の店を選ぶと……「STEAKHOUSE HAYASHIYA」になる。4000円以内でそこそこの満足が補償される。前に行った時は「八千代黒牛」を頼んで、旨味ではなく脂身の多さにちょっとがっかりしたので、今日はあえて輸入牛にする。最初に来た時はオージーのブランド牛で5つ星を出したので、「ひょっとしたら下手な和牛よりも輸入牛の方がこのお店ではいいんじゃね?」とも思えてきた。
ということで、USA産アンガス牛サーロインステーキをチョイス。

ちょっとして、サラダが来る。



薄味ドレッシングだが悪くない。

しばらくしてステーキ配膳。



あ、付け合わせにアボカドがある。少しうれしい。


一口。
うーん、カチカチじゃないが脂で食べるステーキ。硬くはないんだけどね。

それでもタレなしで食べられるのでそこは流石。



っていうか、後になるほど美味くなっている。グリルが良い、ということか。

もう少し濃い目なら八千代黒牛でも良かったかとも思えたが3000円ならこれで十分とも。

やっぱりこの店は度々行かなくては。


総合:★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★
タレ:なし
付け合わせ:★★★★
リーズナブル:★★★