【ステーキ漂流記season2】
143軒目(吉川)「やるき茶屋 吉川店」
もうちょっと早く行動を起こせば昼も行けたが、なかなか動けない。そこは体も脳も正直。
ということで、試写×2の後のステーキ。
とは言え、地元吉川駅前のバスには間に合いたい。田舎のコミュニティ・バスだからラストは22時15分。そうなると、吉川駅北口のロータリーにある「やるき茶屋 吉川店」しかない。
今日は金曜とあって客がさすがに多い。客層は20~30代。むしろ20代が多いかな。お目当ての宮崎牛の焙り焼き以外にさんまの刺身も頼む。
間もなくして赤ワインとお通しが来る。可もなく不可もなく。
にしても、「前菜として……」と頼んださんまが来ない……と思ったら宮崎牛の焙り焼きと一緒に配膳。
宮崎牛を一口。
う……うん、やっぱりちょっといいってぐらいだよ。
そもそもなんで吉川の「やるき茶屋」に再訪かと言うと、こういうことだ。
2ヶ月前に吉川駅の南口にあるダーツバー「RUCCHI」で深夜飲んでいたら、「やるき茶屋 吉川店」の店員という女性の方と飲んだ。
どうやら前回の【ステーキ漂流記】における「やるき茶屋 吉川店」の評価を読んだようで、なぜ4つ星なのか訊いてきた。
「次回来た時には5つ星と言わせます!」とも言っていた。
が、
これは誰が焼こうが5つ星にはならない。
銘柄や部位を変える、
わさび醤油や塩、ポン酢といったタレ類にもう数段上のレベルにする、
あとは仕込みを半端なくやる。
はっきり言って、
5つ星にはとても出来ない。
と書くとボロカスなようだが、並よりかはいいよ。
けどね、輸入牛だってこれよりいいのはいくらでもある。
さんまも可もなく不可もなく。
これじゃ、「柏手の安」の柏手も出ない。「いい仕事でした」で終わる。
ってか、4つ星にする理由も微妙。
わざわざ来たわりにはなんのプラスもない。
まあ、吉川じゃいい方かな。
総合:★★★
素材:★★★★
グリル:★★★★
タレ:★★★
工夫:★
サービス:★★
リーズナブル:★★
【ステーキ漂流記season2】
142軒目(渋谷)「まーさんの家」石垣牛サーロインステーキ
口直し。
同じヒカリエじゃ50歩100歩だ。
ということで、現時点で渋谷No.1の店に行くか。
渋谷Bunkamura前にある「まーさんの家」。ここの石垣牛ステーキが凄い。しばらく行ってなかったから、久しぶりに行くか。午後一の試写にも近いし。
Bunkamura前に行き、「まーさんの家」へ。ほとんどのメニューを石垣牛を使っている。ここなら確実。
店に入り、カウンターに座り石垣牛サーロインステーキを頼む。前の店でそこそこ食べたので100gにした。100gで3000円。
しばらくして、ステーキ配膳。
匂いからしていい。
一口。
うん、旨味が強烈!
さすがは石垣牛!
二口。
ん?
前はもっと旨味が凄かったような……。
焼きは悪くないし。
タレがかかりすぎかな。
ちょっと旨味が死んだような気がする。
いや、旨味は十分あるけど、こんなもんじゃなかったような。
うーん、微妙にワンランク落ちたかな。
また再訪して再検証するか。
総合:★★★★
素材:★★★★★
グリル:★★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
雰囲気:★★★★
リーズナブル:★★
【ステーキ漂流記season2】
141軒目/通算329軒目「カフェ&グリル シズルガズル 渋谷ヒカリエ店」ランチステーキセット
今日は午後一が渋谷で夜まで目一杯試写が入っている。よって、ランチで食べるしかない。
渋谷ね。再訪する店がたくさんあるが、今日は今まで行ってなかった渋谷ヒカリエに行くか。
渋谷ヒカリエ。ステーキに関わらなきゃ下手すりゃ一生行かなかったかも。
7階のレストラン街に行くと、あった! 「シズルガズル」! あっさり発見。
中に入ると、奥のベルベット地の椅子に案内され、すかさずランチステーキセットを頼む。これはステーキと飲み物、サラダ、スープ、そして〆のアイス付きで2530円。しかも、飲み物はアルコールもOKでグラスワイン赤を頼む。
店内はまだ客が少ないせいかBGMもかかってない。いたって静か。
そんな中でサラダとスープが配膳。
前菜としては丁度良い。
これらを食べている間にステーキ配膳。
肉はオーストラリア産。
一口。
まあ、インパクトなし。
それでも強気にタレなしで勝負。
いや、そこは普通にタレが欲しいな。
三口目で塩・胡椒を使う。
まあ、地味なステーキだ。
色々込みで2530円じゃ仕方ないか。
〆にストロベリーアイス。
ビスケット付き。
これまた普通。
全体的に普通のメニューを渋谷ヒカリエというキレイな包装紙で包んだような感じで、凡庸なグリルダイニングでしたな。
総合:★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:なし
付け合わせ:★★★
前菜:★★★
アイス:★★★
雰囲気:★★★
リーズナブル:★★★
【ステーキ漂流記season2】
140軒目(錦糸町)「ビリー・ザ・キッド 錦糸町店」テキサス・ステーキ
定期訪問。
上旬、中旬、下旬とだいたい10日おきに行けば丁度いいかな。
値段、焼き、出る早さなどが丁度いい。定期的に行きたくなる。それがビリーことビリー・ザ・キッド。
店に入る。
今日は結構空いてる。野郎4人のみ。
テキサス・ステーキとエローテ(コーンバター)を頼む。
まずはいつものビリーの赤いサラダが配膳。
そして、エローテが配膳。
これ、多いね~(笑)。それでいいんだけどね。
すると、サラダが食べ終わったぐらいでステーキ配膳。
お、いつもより早くね?
あ、お客が少ないからか。
前菜のエローテは後菜(?)に。
にしても、相変わらずごっついテキサス・ステーキ!
一口。
豪快なビッグステーキ!
うまし!
五口ぐらいまではなにもつけずにザクザク食べる。レア具合もよし。
途中からいつものおろしニンニク。これでスパイシーになる。
いつもは質を重視だが、たまにはガッツリもいいね!
テキサス・ステーキをバクバク食った後にエローテ。これまた意外にも量がある。途中でいつもの〆のコーヒーをアイスで頼むと……
なんと、氷を持ってきてくれる神対応‼‼
些細なことだが感動した!
こうして今宵も美味しいビリー劇場が幕を閉じた。
総合:★★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★★
エローテ:★★★★
雰囲気:★★★★
サービス:★★★★
リーズナブル:★★★
【ステーキ漂流記season2】
139軒目(新宿)「STEAKHOUSE HAYASHIYA」千葉県産八千代黒毛牛サーロインステーキ
先週の土曜日二軒目。
一軒目が1200円でサクッといったので、「よし、二軒目!」となった。ちなみに映画まで50分は時間があったかな。
そこで久しぶりに「STEAKHOUSE HAYASHIYA」に行くことにした。
前に行って、新宿区で唯一5つ星をたたき出している。けど、随分前だし行った2回目は4つ星だったからね。
各区でステーキランキングを作成される中で新宿区がないのは絶対的な5つ星の店の不在にある。だから、新宿区のステーキランキングは作らない。正直、普通かそれ以下が多い。ということで、ランキングを作るためにも「STEAKHOUSE HAYASHIYA」に再訪。
再訪し、中に入り、メニューを見ると、「千葉県産八千代黒毛牛サーロインステーキ」というメニューが目に入った。しばらく、これを「千葉県産八千代黒毛和牛」と見間違え、勘違いしていた。ともかく、千葉県産が質がいいのは以前「叙々苑」で食べた時に知っていたので、「やるな!」と思い、これを注文。200gで3900円。ちと高いがしゃあない。
しかしながら、昼下がりとあって客はまったくいないわけじゃないが、相変わらず少ない。よく潰れずに続いているものだ。
まずはサラダが配膳。
前菜としては可もなく不可もなく。
さらにしばらくして、ステーキ配膳。
一口。
脂が強い。
茨城県産ほどじゃないが。
タレなしでも十分。
けど、旨味じゃなくて、明らかに脂なんだよね。
三口目でタレをつける。濃厚な味ながらも若干脂っぽさが下がり食べやすくなる。
凄くはなくとも千葉県産の名に恥じないインパクトはあった。
デザートにマンゴープリンを頼み、
食べながらメニューに目をやり、やっと気がついた。
黒毛和牛じゃなくて、黒毛牛じゃん。
だから、旨味じゃなくて、脂だったのか。納得。
これじゃ、5つ星はあげられない。
次に来た時に黒毛和牛もあるから、そちらを食べるか。
総合:★★★★
素材:★★★★
グリル:★★★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
雰囲気:★★★★
リーズナブル:★★