【ステーキ漂流記】第6章
38軒目(新規440軒目)「イタリアン食堂 イル バロッコ 有楽町店」(有楽町)
今日は日比谷で映画の後のステーキ。
うーん、「ジョナサン」にしちゃおうかな。
と思いきや、ガード下のイタリアンのサンプルを見ると、
「アンガス牛炭火焼き スモーク風味」というステーキメニューがしっかりある。
「イタリアン食堂 IL BAROCCO」。
イル バロッコって読むのかな?
前からこの有楽町のガード下にあるイタリアンだが、ステーキってあるのかなーないのかなーって思って行ってなかった。
でも、「ある」っていうなら入らないとね。
夕方前の遅いランチであるにも関わらず、店内は7割、8割の入り。奥のカウンター席を案内される。
さて前菜だが、
ラムケフタという温タパスメニューが気になった。税抜き480円。お、いいじゃん。タパスはこれにしようかな。
で、頼もうとしたが、店員さん曰く、焼きメニューなのでそれなりに時間がかかる、と言うので冷タパスメニューからタコとポテトのマリネ(税抜き340円)を頼む。あと、アンガス牛炭火焼きとグラスの赤ワインもね。
グラスの赤ワインも330円(税抜き)。
ん、全体的に安いね。
アンガス牛炭火焼きだって1400円(税抜き)だよ。
そりゃ、「サイゼリヤ」よりかは高いかもしれないけど、最近ステーキ前の前菜を頼むようになってから考えると安くていいんだよね。イタリアンやスパニッシュはこうあるべきだよね。
まもなく赤ワインと、
タコとポテトのマリネが配膳。
早い!
しかも、このタコとポテトマリネ、うっすらニンニクオイルもあり、タコも食べやすく、ポテトも食感のいい硬さで前菜としては最適。当たりのタパスだ。
そしてラムケフタ。
モロッコ料理らしい。羊の肉団子かな。これもニンニクがちょっと効いてる。結構タパスで楽しめる。
そして、アンガス牛の炭火焼き スモーク風味が配膳。
あれ、表に飾ってあるサンプルよりも良くない?
よく、メニュー写真よりも実物がショボいケースは多々あれど、逆は少ない。
お、やりますね!
ということで、一口。
まあまあかな。スモークとあるだけあって、ちゃんと燻製されている。
三口目でバルサミコソースをつけて。
お、いいね。
ステーキそのものは素材もグリルも普通だが、悪くない。
これだけ楽しんだんだからドルチェを頼んでも良かったが、それは次に来た時でもいいかな。
サイゼリヤでなくてもリーズナブルでイタリアンを楽しめる。
最近チェーン店が多い「ドナ」や「俺のイタリアン」よりも安く、サイゼリヤよりちょい高くてもクオリティで勝負出来る。地元吉川にも似たようなイタリアンがあるが、「イル バロッコ」の方が気軽にいろんな物を楽しめる。
有楽町のガード下で長年やってるだけある。
会計の時に店長らしき人と話したら、赤坂にも系列店はあれど、「イル バロッコ」の屋号としてはこの有楽町のお店のみ。
こういうイタリアンで4人ぐらいで飲み会したり、デートにだって使える。
いいイタリアンだ。
評価:★★★★
素材:★★★
グリル:★★★
下拵え:★★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★
タコとポテトのマリネ:★★★★★
ラムケフタ:★★★★
タパスの豊富さ:★★★★
リーズナブル:★★★★★