【ステーキ漂流記season2】
40軒目(たまプラーザ)「吉野家 たまプラーザテラス店」ビーフステーキセット
「吉野家にステーキがある!」という情報をここ1、2ヶ月でゲットした!
え? 吉野家で?
ステーキ?
かつては牛丼一筋◯◯年と謳われたあの「吉野家」が、である。
“美味い! 早い! 安い!”の「吉野家」が
“美味い! 遅い! 高い!”のステーキメニューに着手‼
しかしながら、錦糸町の「吉野家」には待てど暮らせどステーキはない。
それで、さらに調べると……どうやら「吉野家 たまプラーザテラス店」限定メニューらしい。
うわー、たまプラーザまで行くの?
しかも、吉野家でステーキを食べに?
流石のボクでも二の足を踏んだが、
ちょっと時間を作って行ってみることにした。
たまプラーザ、遠いよ~。
錦糸町から490円もする。まあ、厳密には横浜市青葉区になるからね。
渋谷駅を過ぎ、駒沢大学駅を過ぎ……えっ、ニコタマや溝の口より先なの? 遠いな~。しかも、目的地が吉野家(笑)。
50分ぐらいしてようやくたまプラーザ駅に到着。
駅を出て2分程で吉野家があるフードコートを発見。
あ、またフードコートか。まあ、仕方ない。
フードコートに入り、
吉野家の店舗の近くまで来る。
確かにビーフステーキセットがある。早速、ビーフステーキセットとビール(グラス)を頼む。
呼び出しブザーを持ち3分程でブザーが鳴る。流石、吉野家。意地の早さ!
で、ビーフステーキセット。
マリネサラダとカップに味噌汁、ご飯とフライドポテト。
ネットでは「病院食」と叩かれた吉野家のビーフステーキセットだが、確かに見た目が貧相。特にフライドポテトの見た目のケミカル感はなんとも言えない。
けど、鉄板プレートではなく、白い皿でのステーキ配膳は【ステーキ漂流記】的には合格である。
あとは味のジャッジ。
一口。
軟らかいが、流石に旨味はない。恐らくオーストラリア産。まあ、カチカチでないだけいい。
タレをつけて二口。
…うん、タレの味。
けど、不味くはない。
脂身がついている所はそこそこ。
マリネサラダも貧相なフライドポテトも悪くない。
完食して思うに、マニュアルがかなりしっかりしている、と見た。これは「吉野家」(吉野家フーズかな?)の企業努力である。
おそらく、実験的にたまプラーザで出したメニューだが、全国的なメニューになった時にまだまだ研究の余地あり。
ポテトやサラダを抜いて750円ぐらいなら定着も考えられる。
それか、今回のスピードで1500円でアンガス牛、2000円で黒毛和牛ステーキ出したら「いきなり!ステーキ」ともいい勝負が出来る。
これに「松屋」や「すき家」が加わったら、
ちょっとした牛丼屋ステーキ戦争になるね。
総合:★★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
見栄え:★★
サラダ:★★★
ポテト:★★★
リーズナブル:★★★