ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

【期間限定】「やよい軒 錦糸町店」(錦糸町)

2014-10-31 11:00:22 | 墨田区

ステーキ漂流記
10月31日「やよい軒 錦糸町店」カットステーキ&カキフライ定食(錦糸町)

モーニング・ステーキである。

期間限定ながら、朝すんなりとステーキを食べられるのが実は「やよい軒」であることに気がついた。

「ジョナサン」や「デニーズ」といった24時間やってるファミレスでも朝はモーニングメニューしか出さない所もある。いや、朝でもグランドメニューを出すという店もあるかもしれないが、それは訊いてみないとわからない。

そもそも、ファーストフード店で朝は朝メニューしか出さないというのが不満である。朝からビックマックを喰いたいヤツもいるはず。少なくとも俺はそうだ。牛丼屋はそこの所関係なく24時間グランドメニューを提供している。そうとう昔にボクがアップしたヤツで朝から牛カルビ丼大盛とスーパードライだったこともあるし、ごく普通に朝から牛丼屋で呑むこともある。それが俺だ。

で、話を戻す。「やよい軒」は浅草名画座があった頃、朝から映画館に行く前によく朝ごはんで使ってた。その時は秋刀魚定食や鯖味噌煮定食とかだけど、それってグランドメニューじゃん。ん?ってこたぁ、24時間グランドメニューを提供している店ではないか。そして「やよい軒」では現在牡蠣メニューを期間限定で出していて、その一つがカットステーキ&カキフライ定食である。

期間限定、っていうのでちょっと慌てたね。なぜなら、ちょっと前まであったメニューで「レモンステーキ定食」があっさり消えてたから。クオリティはわかっていても期間が過ぎて食べられないというのは嫌だよね。

ということで「やよい軒」に行って「カットステーキ&カキフライ定食」を頼んだ。

写真のヤツだけど、カットステーキが少ないのも肉が硬いのも想定内。カキフライもエビフライもごくごく普通。……まるで阪神の新井のお兄ちゃんがワンアウト1塁で誰もが予想して「知ってた」と呟きたい併殺打みたいなカットステーキ&カキフライ定食だった。

そんな新井さんのようなカットステーキ&カキフライ定食じゃ怒ってもしょうがない。

おそらくだが、売れなかったレモンステーキ定食で余ったステーキを流用したんじゃないだろうか?売れなかった1000円の「The ○EACE」の葉を流用した500円の○EACEみたいなもんでしょ。

★☆


「ビッグシェフ 南越谷店」(南越谷)

2014-10-29 20:09:56 | 越谷市

ステーキ漂流記
10月29日2軒目「ビッグシェフ」黒毛和牛サーロインステーキ200g(新越谷)

昼間食べた「camaro’sダイナー」の黒毛和牛サーロインステーキは久しぶりに衝撃的だった。もう、何度スリランカ人のおじさんに「美味いよ!」を連呼したかわからない。あまりの感動に映画関係者用の名刺を渡す始末。

それから午後の試写に行ったけど、映画を見終わった後も黒毛和牛の余韻が残ってる。映画(『サンバ』)も悪くなかった。が、やっぱりね、黒毛和牛についていろいろ考えちゃうよ。もう、電車の中では黒毛和牛、和牛、国産牛について大、大、大勉強大会。黒毛和牛のルーツからね。ブランド牛、等級もね。

それで、新越谷(=南越谷)について直ぐに駅ビルの4階にある「ビッグシェフ」へ。そう、今日は29日。この店では肉の日(29日)にちなんで全品目29%オフだという。狙いは黒毛和牛サーロインステーキ。

ところが、だ。

な、なんと、黒毛和牛サーロインステーキだけは対象外というではないか!!!!

まあさ、それだけ普通のステーキとは差があるんだよ。それは昼間に改めて思い知らされた。……だからこそ、サービス外でも頼んだ。

するとどうだ。
確かに黒毛和牛特有の旨味はある。これ、黒毛和牛には間違いないが、みずみずしさ、さらにはわざわざミディアムレアにしたにもかかわらず昼間よりほんの少し硬い。うーん、でもとりあえずは黒毛和牛。

同じ黒毛和牛でも明らかに昼間のそれとは差がある。なので、近くにいる地味な女の子の店員に訊いてみた。等級とか産地とか。ちゃんとコックに確認してでた答えは…………

宮崎産のA4。

確かに宮崎牛はブランド牛の一つ。黒毛和牛には間違いない。等級もA3~A5までの中で真ん中を使っている。

しかし、だ。
昼間のあおもり和牛(黒毛和牛で倉石牛、田子牛、十和田湖和牛、東通牛のどれか)は実はA3。
ん、A4の方が濃厚なハズでしかも宮崎牛はかなりのブランド牛のハズ……

な、なんなんだ、これは?

昼間のスリランカのおじさんの腕前が凄かったのと、
「ビッグシェフ」新越谷店のコックたちの腕に問題があるのか……。

またまた教えられたよ。

黒毛和牛、等級には踊らされない!
牛を生かすも殺すも料理人の腕次第!
とりあえず、今回は無駄金ではなかったハズだ…………と思いたい。

ぶっちゃけ、この店は1000円前後のサイコロステーキで十分なりぃ~。

★★


【閉店】「CAMARO’S DINNER」(両国)

2014-10-29 12:12:03 | 墨田区

ステーキ漂流記
10月29日「camaro’s ダイナー」黒毛和牛サーロインステーキ150g+牛ヒレステーキ100g(両国)

結果を先に言う。

美味すぎてKOされた!!

一応言うけど、黒毛和牛のステーキは初めてではない。A5もA3も食べたことがある。

なのに、だ。
確かに最近、複数の店で疑惑の国産牛や和牛を食べてた。これ、オーストラリア牛じゃないの?って感じのをね。

A3の黒毛和牛サーロインステーキを目の前にしても「それ、ひょっとして、黒毛和牛?」って思っちゃった。

ところが、一キレ食べた瞬間に黒毛和特有の濃厚な味が俺の舌を襲った!!

これだ!

これぞ黒毛和牛!

切りやすさ、味わい、凄まじき。しかも、150gでも少なくは感じさせない。店内、オールディーズがかかってて「リベラ」みたいな雰囲気にも関わらず、はっきり言って10倍以上うまし!

あんまり美味すぎて、牛ヒレステーキも追加注文。こちらはヒレらしく落ち着いた味。

そうなるとだ。俺はA3からA5の黒毛和牛orブランドステーキが出てくる度にKOされるか?それともこの店のスリランカのおじさんが凄いのか?

今のところ、ぶっちぎり暫定1位のステーキ。今後の黒毛和牛との戦いの一つの指標となったね。

もう、この店を見逃していたことが恥ずかしい。次回行く時はがっつり300gの黒毛和牛を食べたい!

今回は文句なしの↓
★★★★★


「ビストロ チェリー」(越谷)

2014-10-28 13:29:31 | 越谷市

ステーキ漂流記
10月28日「ビストロ チェリー」ビーフステーキ?g(越谷)

まず、訂正から。前回食べた国産牛の国産というくくりを間違えた。元「ヨシカミ」のコックで食肉の卸で働いていたKM師匠曰く、
「輸入牛はいくら日本で育てても輸入牛。輸入牛が日本で種付けし産まれた牛が国産牛」とのこと。付け加えて、「交配種や一部の日本の牛も国産牛」と言う。「大作」で食べた北海道産の牛は十勝牛で、十勝牛は和牛ではなく国産牛だそうだ。いすれにしても勉強になる。

で、そんなこんなを考えていたら、駅を一つ乗り過ごして「越谷」に着いた。普通なら戻るが、せっかくなので改札を出て散策することにした。
マクドナルド、バーガーキング、吉野家、三崎丸、KFC、ドトール、新宿さぼてん……とチェーン店だらけ。街の独自性を失っている。それでもさらに散策すると、遠くに「お食事&喫茶」の看板が目に入った。「もしや……」と思い店の表にあるメニュー表を見ると……あった!
ビーフステーキ!!
街をさ迷った甲斐があった!

中に入るとカウンター内に夫婦とおぼしきおじさん&おばさんがいる。まるで昭和にタイムスリップしたような感覚にとらわれる店の雰囲気。今時、漫画がこれだけ置いてある喫茶店ってないよ。しかも、上の方にはジャイアンツ愛が溢れているグッズがいっぱい。……ごめんよ、4連勝しちゃって。

とりあえず、ビーフステーキ(2000円)とウイスキーと、あとなんとなくカニクリームコロッケ(600円)を頼む。ワインはボトルしかないのでウイスキーね。

それで来たのが写真のステーキ。洋食屋によくある始めからソースがかかっている。肉そのものはまあまあ。もしかしたらオーストラリア産かな。でも、ステーキソースは悪くない。「三好弥」以上「コヤノ」未満。カニクリームコロッケはトマトソースの相性よく美味い。

そこで俺はカニクリームコロッケを誉めつつ、ステーキの肉について訊いてみた。え、和牛なの?スーパーで買った和牛だって?う~ん、1000歩譲って国産牛じゃないかな?ま、仕方ない。おじさんは悪くない。

ステーキは正直普通だが、洋食屋としてはリーズナブル。たまにはステーキ目当てじゃなくて洋食目当てで「ビストロ チェリー」に行ってあげたい。

★★★☆☆(☆は+α)


「いきなり!ステーキ 錦糸町店」(錦糸町)

2014-10-26 22:16:46 | 墨田区

ステーキ漂流記
10月26日(日)「いきなり!ステーキ」国産牛サーロインステーキ200g (錦糸町)

ありがたいことに、このステーキ日誌に表題がついた! というか、頂いた。テレビドラマ「私立探偵 濱マイク」の演出や映画『いつか読書する日』の監督である緒方明監督に「ステーキ漂流記」と題してもらった!!監督、ありがとうございます!

なのに、表題されての第1歩が漂流感ゼロの「いきなり!ステーキ」錦糸町店。ま、なにぶん仕事中の1時間休みなもので、どうしても一番近い店になる。ステーキってどの店も7~10分以上はかかるからね。

前に食べたのが越谷のイオンレイクタウン1階にある「テキサスキングステーキ」だっただけに、余計にスタンダードな味が食べたくなる。そういう意味でもジャストミートの「いきなり!ステーキ」である。

そうは言ってもそれなりにこっちも工夫はしている。メニューや量を変えたりね。そこで頼んだのが国産牛サーロインステーキ。

この国産というのが実はステーキにおいてはやっかい。知ってる方は知っているであろうが、国産牛=和牛ではない。例えば、アメリカから牛を輸入して、日本で3、4ヶ月飼育すれば国産という扱いになる。人なら帰化という言葉があるが、ラモスだって、小錦だって、帰化には時間がかかったはず。3、4ヶ月でOKなら巨人のセペタだって立派な国産になっちまう。

……国産についてどうこう言ってるとちっとも前に進まないので食べてみての話にするが…………脂身ののり方といい、肉全体の霜降りの少なさといい、これ、オーストラリアの牛じゃないか?オーストラリアの牛を日本で何ヵ月か飼育したのではないか?

昨日食べた蕨の「大作」の北海道産とは物凄くかけ離れているよ。モンゴロイドとアングロサクソンぐらい差はある。まあ、だから、和牛ではなく国産牛なんだよね。間違ってはいない。でも、値段も量も「大作」のビフテキとほぼ同じなんだよね。

「大作」のビフテキが凄かったからか「テキサスキングステーキ 」程ではないがまたまた不満が残った。

★★