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持続社会と言う概念には期間的な限定が必要なのかと思いました

2023-05-22 03:05:00 | レビュー
SDGsやサステナブルを議論する時にある事が抜けているのに気がつきました。
それは幾ら頑張っても資源は有限であり、永遠に持続させると言うのなら不可能です。
何が言いたいかと言えば概念的な話をしているから持続させるんだと言ってそこに押し込むのでしょうけど、残念ながら具体的な計画のない持続性は嘘でしかありません。
きちんとした説明をしようとすれば温暖化対策の二酸化炭素排出程度には資料、データーが必要となります。
それに何が優先して何が残るのかを考えておかないとおかしな話になります。
石油はエネルギー資源としての役割を終えてもプラスチックなどの原材料に代替する物が有りませんから必要とされるのでしょう。
なのに投資されないから新規掘削等をしないような話で高騰しましたよね、つまりミスリードで世界的な問題を起こしています。
具体的にどうなるのか正確にシミュレーションしてみないと分からない話です。

もう一つ、SDGsを語る時に偏った考えに陥り易いのが経済成長を度外視した節制です。
経済成長と環境悪化は残念ですが比例している傾向にあると思います。
中国がゼロコロナでロックダウンさせた結果、消費低迷と減産になりました。
そうなると原油も使用されないから二酸化炭素の排出も抑えられます。
それよりもむしろ高い原油代などで電気が足りなくて電気自動車が放置された状況になっていたようです。

持続可能な開発目標と言っても17の多岐に渡る内容だと理想的ではあっても現実的では有りません。

SDGsってなんだろう?

日本ユニセフ協会が提供する子ども向けのSDGs学習サイト、SDGs CLUB(クラブ)。小中学生向けに、SDGsが何のために、どうやってできたかご紹介します。

SDGsクラブ | 日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会)

 
実際問題として進捗管理してみれば分かりそうですが、169のターゲットをどうなっているのか示せば無理難題なのが見えてくるでしょう。
経済成長が無いと持続以前にデフレで失業や倒産と言った社会問題に陥ります。
何故こんな事になるのかと言えば概念を研究する時点で机上の論理で現実的な相関関係や現実を無視しているモデルを想定した話でしかありません。
逆に現実は10年程度おきに繰り返される飢餓や毎年何処かで起きている災害で多くの人が犠牲になっています。
実はそちらの対策の方が優先ですよね。
そしてそれが実行させているのにうまくいかない現実も知られています。
例えば、食糧問題は人口問題でもあります。
無計画な人口増を止めないで食糧問題の解決は難しいのにそれを意識させないように見えます。

持続させると言いながら、現実には人口増で問題は複雑になっています。
また、貧困からの脱却を画策すれば反対に環境は悪化するような相関がありそうです。

総合的にはそうなっていても一部では人口減少で問題は複雑です。
状況が違えば、対策も変わるはずです。
なのに全てに一元の原因と目標が有るかのような話になっています。
状況の多様化にあったものにはなっていません。



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