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得意満面の「手柄話」のはずが…馳浩・石川県知事の「機密費」発言 撤回後は説明を拒み続ける見苦しさ

2023-11-27 09:16:00 | et cetera

得意満面の「手柄話」のはずが…馳浩・石川県知事の「機密費」発言 撤回後は説明を拒み続ける見苦しさ:東京新聞 TOKYO Web

得意満面の「手柄話」のはずが…馳浩・石川県知事の「機密費」発言 撤回後は説明を拒み続ける見苦しさ:東京新聞 TOKYO Web

2013年に開催が決まった東京五輪の招致にあたり、当時衆院議員だった馳浩・石川県知事が、国際オリンピック委員会(IOC)の委員に「政府...

東京新聞 TOKYO Web

 

 音好宏・上智大教授(メディア論)は「馳氏は五輪招致当時も今も公人だ。その人物が、ルールに抵触した可能性があることを示す発言をした。従って、今回の発言の何をどう撤回するのか、どの部分が事実誤認なのか説明をする責任があろう。メディアの側も馳氏に説明をしっかり求めていくべきだ」と話した。

この教授はいい歳して、こんなレベルの話なんですか?
茶を濁して情報を得させて貰うなら、逆に聞く方もそれを頭の中で整理して必要な情報をぼやかした状態で取得するような遣り取りが出来ないのでしょうか?

世の中、明らかにしたら迷惑をかける話なんて山ほどあります。
それでも知りたいと言う願望が国民の側にあるのですから、むしろこんな話で法律やモラルに抵触して困るのはIOCや開催予定国ですよね。
それでいいと思うならやればと言うのでしょうけど、国際的に見渡せばこれに近い事をやっている国が多く、そして報道が盛んになればその報道会社が後指状態になります。
何故なら、裏金的な事をしている国が国連の過半数どころか、下手すれば純粋な国の方が少数派です。
IOC関係者がそれなりの資金を裏で操作するのにそれを事細かに質問して実情を晒した嫌われます。
そうでなくても日本は例えばクジラで叩かれて過去があり仲間外れしても構わないと思っていても不思議ではありません。

つまり、裏で事細かに知ればそれで済む話を表で明確にしたら困るのは外国や国際組織の方です。
それを配慮せずに聞きたがるのでは未成年並みの思考です。

東京新聞はそれをやってなんばの嫌われ役ですが、それに乗せられてつい当たり前の発言を引き出されては高度な政治のテクニックとは遠いのです。
国際的な取引はどうしてもその国のお偉いさんや官僚達への気遣いが要るものです。
そう言うのを意識しないメディアでは政治を弄るのは適しません。
本当に必要なのは暗黙の了解みたいな点をどう説明して、どう納得して貰うのかを上手くやれないと国際社会でオリンピックなどのイベントを上手く立ち回れません。

1992年より前なら、通用した常識がおそらくその後に通用しなくなりました。
中国やロシア、インド、ブラジルが力を持った事でそれ並みの政治でも可とするような状況です。
それに開発途上国にしても権利を主張し、これまでの先進国への文句を付け出しています。

そんな中で旧態依然とした学問体系で対応し切れる訳もないのです。
国際的な会議や交渉、取引、更には支援等まで含めて変化して来ています。
国際的な会議を優位に進める為に上手い交渉術や仲間を集めるような手段は当然です。

例えば、
「合意外」の人質10人をハマスが解放 複数のパイプを駆使したタイ政府独自の交渉術:東京新聞 TOKYO Web

「合意外」の人質10人をハマスが解放 複数のパイプを駆使したタイ政府独自の交渉術:東京新聞 TOKYO Web

【バンコク=藤川大樹】イスラム組織ハマスに拘束された230人以上の人質を巡り、イスラエルとハマスが合意した50人とは別に、タイ人10人...

東京新聞 TOKYO Web

 

「タイ当局が助力と支援を求めた関係者に深く感謝の意を表したい」。タイ外務省は25日に公表した声明でそう述べ、カタール、イスラエル、エジプト、イラン、マレーシア、赤十字国際委員会の名前を挙げた。

みたいな話です。

また、機密保持に関する契約にしてもそうですが日本のマスコミみたいなレベルだと周囲への配慮が出来ずに日本人感覚の是々非々になり兼ねません。

なんせ、日本マスコミ界は反政府的な記事を書いてそれが騒ぎになれば視聴や購買に良い影響が出ると思うようなレベルですから。

パパラッチ程度の取材を続けている時点でストーカーレベルのように見られても仕方ないのです。

確かに馳さんが迂闊だったのは有るけれどそれを事細かに質問して答えたら困るのは関係者の方々でそれが問題になれば国際的に日本の扱いは悪化します。

国際的な変化を察知出来ないのは無理ないとは思うのです。
日本のマスコミは新型コロナや経費で海外取材も減っていますし、危険な場所等へも行かせられないのですから。
まして下手な海外ロケだとテレビクルーの方が金持ちで言う事は聞いて貰えるのでしょうから。

大人な取材方法を心掛けるようにしていかないと世間も下世話な雑誌、ワイドショーから離れていくのでしょう。
フジテレビのようにお笑いと政治や芸能を一緒にしてしまうと潮が引くように去っていきます。

取り上げる内容ごとにそれなりのタブーを守らないと取材の自由は守られません。
と言うか取材に協力されないのです。
それどころか箝口令を出して組織の人達に話させなくなります。
更には取材や聴取の協力が得られないだけでなく、SNSで反論されます。
更にはファンやスポンサーからも遠去かれて不祥事の事だけでなく、業界全体の問題になり結局誰が悪いのかと言い出します。

そのうち、メディアの謝罪会見でその度に取材側が標的されて世間から嫌われる事態になります。
難しいのは芸能記者ですら有名どころか去った後はそれなりにリード出来る存在がなく後味の悪いものが批判されてきました。
それに今年の記者会見で問題点は記者がリードしたものでなく、当事者、調査組織とかの発言でした。

それからしても記者のレベルを何か考えないとメディアの信頼性、ひいては必要性も無くなっていきます。
年寄りが減れば、その需要も減ると考えられます。

そうならない為の思考とルール、最低でも関係者を守れるような意識は必要不可欠です。

放送みたいに一方的に流して終わりな時代は過ぎて、ネットで広まるような別の方法やそこに有る価値観が事の進む方向やその加害者への評価を影響しているようです。

特に囲み取材のような雰囲気での取材側の過剰さは要注意です。



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