トレンドに上がったのは下記のような投稿でした。
稲田朋美議員「“政治不信”の根底には国民のモラルの低下があるのではないか!?」
と古い話を持ち出しものでした。
今日の日曜討論の発言は下記の通りです。
自民党の稲田幹事長代理は「ウクライナ情勢などで物価が急激に上がっている状況にしっかり手当てするために給付を行う。ガソリンなど燃料価格の問題もあり、いろいろなことを組み合わせて物価高対策を行う。それと同時に可処分所得を増やし、物価よりも賃金が上がる状況をつくる一環として減税も行う。さまざまな課題が内外にある中で、まずはデフレからの脱却を確実なものにする」と述べました。
何故こんな投稿が許されるのか不思議なくらいです。
そしてそのリポスト、ここまで落ちたのかと思うと情けないです。
確認すれば直ぐに他の講演会の演説と分かる内容なのに。
と言うか、そんなのを言ったなら、ニュースになっているかと探してしまいました。
無いから初めてその投稿を追って行ったら、講演会の演説のようでした。
その内容の一部を書くと民主党政権になったのは自民党がばら撒きをした結果、国民の利益誘導に飛び付くような教育をしてきたと言うようなものでした。
公務員のモラルを変えないと日本は良くならないとの主旨でした。
先人から引き継いで子孫へと言っていました。
ここからはその発言の下手さにガッカリな点を挙げます。
最後の発言は国債発行や年金、社会保障でズバリ問題の累積をした国会全体や行政の問題です。
確かに選挙でそう言う人に投票したのはあっても国民のモラルとは無関係です。
それにばら撒き批判をしたとしてもばら撒きがないと地方自治が成り立たないような状況です。
ただ、その演説もフェイクなのかは知りません。
正確に今の政治の課題は国民の政治不信から政治離れを起こしています。
その政治不信の根源は生活が良くならないと言うのもありますが、それ以前にマスコミの論調に流されています。
よく書く理想を並べてその割に対案や現実を語れないような取材なのもあるかと思います。
また、逸れたので話を元に戻すとマスコミの政治批判をするにしても政治不信にならないような本質的な知識のストックとモラルが必要です。
それはマスコミだけでなく、政治家や政党でも同じです。
積み上げないとなかなか希望や現実の対処には近付かないのです。
正論や現在の状況を並べたところで方向性を決めるのには創意工夫などなしに成り立ちません。
国民のモラルと言うよりも政治に参加するやる気もそうですし、期待出来ない政治に変わる自己実現も大切です。
それでそう言うのが上手くいかないとどこかへとストレス発散でXのような場所で騒ぐ事になるような人が増えてきたのでしょう。
マスコミの政治批判に便乗すれば楽ですから。
問題を指摘するのは楽ですが、現実としての解決は議論では出来ません。
やはり行政レベルでの進展なしには難しいです。
モラル以前に行政の質の向上をどう評価するのかきちんとしないと財務省の増税、デフレ傾向は直らないのかとも考えます。