こんな記事を書くなら、立憲民主党の人事とか不都合でも書いておけばまだ政治がやはり権力闘争でしかないのが明確だ。
野党の今は、明日の自民党の姿に近いのかと思います。
『勝てば官軍』それが宿命なのかと思います。
これが有るから、どの候補者の陣営も数を集めて貧乏クジは引きたくないのでしょう。
また、神奈川新聞が書き辛いだろうが、河野氏はあからさまにネットで問題点を指摘されたのが致命傷に思えます。
意見をブロックしたと言う件です。
これだと国民の声も聞かないとなります。
何が国民のストレスかと言えば、岸田首相に見られる国民の声より財務省みたいな、または国民より外国人優先のような状況はネットの不満ネタにされています。
それは決して岸田首相だけに済まず、多くは無関係な兵庫県知事の辞任拒否的な動きにも情報を知れば不満です。
そう言う情報に溢れ返る流れが余計に政治不信を招いています。
令和の米騒動でもそうですが、正確な情報よりも不安を煽るような司会者の話が更なる買い占めや転売へと取り合いになり兼ねないのです。
つまり、マスコミやネット、それに一部の連中による行為が余計に手持ち在庫を持ちだがる要因です。
同様の話がネトウヨにもあってアメポチや中国媚びには不満だが、実情とはかけ離れています。
実情を知れば騒げないのです。
だから実際に騒いでいるのはネトウヨなのに中国での殺人事件の事で言われると蜂の巣を突いたような騒ぎです。
いわゆる事実を指摘されると怒ると言うあからさまな反応です。
本当の中国で活動しなければならない人達からすれば日中の問題が大きくなるのは困るだけでなく、リスクを伴います。
だから、ネトウヨくらいしかストレートに言ってしまうような安直な反応はしないのです。
逆に言えば河野氏はそれだけ簡単なネトウヨの反応が分かっている筈なのに、そんな小石にさえも躓くと言う話なのかと思いました。
別にもっと人気の時ならそれでも小池都知事のようにカタカナ表記の英語で表現されるようなキーワードでも通用しています。
本質的な部分だと問題だとしても数居れば勝てると言う「赤信号皆んなで渡れば怖くない」状態です。
基本的には国際的な問題に左右され易い日本で幾ら正論を翳しても既得権以上に集団心理が強くテレビで煽り運転とか言い出すとその影響でストレスが溜まるような悪影響です。
だからか、マスコミが総裁選に絡めて何かを言えば更に総裁選を行なっている連中は右往左往するのでしょう。
小泉氏の「解雇規制の見直し」、「早期解散」、奨学金返済の件での「大学に行くのがすべてではない」発言。
つまり、容易に意見が飛び出すような事までも防げないような生活レベルの違いのです。
それで探していたら、気になったのが現実のサラリーマンやOLから嫌われるような意識の低さのようです。
河野氏の確定申告を全員にさせると言う話で年末調整廃止に異論な訳です。
それでは国民の多くの賛同は得られないのかと思いました。
そこへ行くと高市はトランプ氏同様に味方が喜ぶような話を並べれば盛り上がるので無理な話はしませんよね。
岸田首相も焦って何か実績を上げようとしたから国民からの反感を買う結果でした。
何もしなければ安倍派の裏金で済んだのかもしれないし、気にして纏めた自民党の処分や政治資金規正法改正が抜け穴だらけのように勘繰られました。
その実際は検察も動かないような状況でしかないのです。
マスコミが安易に批判を繰り返した結果、それが国民的な見解となっている感じですが、問題はそれほど簡単ではないのです。
立件しても裁判でひっくり返ると大変なのですから。
石破氏の防災省の発言に対する波風の少ない事を見れば、世渡り上手なのが見えますよね。
それにトップ3以外の失言が目立たないのはマスコミがトップ3があたかも既に決戦進出の可能性大と言うフラグを立てたからでしょう。
派閥解体による更なる政治の脆弱性を論じないで派閥の領袖や元総理の影響力の低下を指摘すれば更に自民党内に離合集散を呼びます。
特に麻生氏の動向を予想して高市氏への支援とか言ってもそれが与える影響は減ってマスコミの妄想に近いです。
蓋を開けてみないとどうなるのか分からない筈なのに推察を繰り返して批判するのでしょう。
最近のエリートの人格にパワハラなどでのトラブルが目立ちます。
特に兵庫県知事の件はマスコミに作られたイメージの反論の難しさが滲(にじ)みます。
この辺りのマスコミの報道の仕方が公平さを探る以前に包囲網になっていたような感じがしました。
良い政治の恩恵を受けたいなら、それなりにその法的、経済的、社会的な背景をきちんと整理した方がいいでしょう。
ところがそう言う点をアピールする側の政治家が、庶民の肌感覚とは違う話を平気でします。
繰り返しになって申し訳ないのですが、今回の総裁候補の中にそう言う庶民感覚を持つ政治家が居ないように感じます。