疑う訳ではありませんが、手取り14万って最低賃金に近い値かと思います。
都内の最低賃金は1041円です。
これに約8時間と22日で計算すると
18万3216円になります。
これより安い事は無い筈です。
元々パートさんの計算です。
何が言いたいのかと言えばアエラがどんな人に声を掛けたのか疑問なんです。
それに今年の大卒初任給ですら18万3680円くらいです。
それで税金や保険料をこの額から引くとどうも14万円台と言う話になるらしいです。
ですが、おそらく東京どころか周辺の地域では暮らせないかと思います。
よほどでないとかなり家賃がしますから。
ギリギリの生活を余儀なくされるので、普通なら他を当たるのかと思います。
きつくても介護職ならもう少し平均でも高いので人にもよりますが考えるのかと…。
清掃員でもその18万以上にはなるようなんですけど、何故にアエラの取材が狙ったようにこの人だったのかと…。
因みに年収300万円って12で割ると25万円です。手取りだと20万円にはなります。
それで手取り14万っておかしいんです。
どう言う絡繰なのか?
Yahoo!の同じ記事のコメント欄でもこれを疑問視する人が居ないのがまた不思議なんですが。
記事には理由として下記のように書いていますが
(1)グローバル化の進展(2)日本型雇用の崩壊
グローバル化の進展なら他の国と一緒になるんですが、つまり他の国が上がるなら上げられますよね。
流石にアニメの世界なんて逆流するくらい安いのにこれを信じる人がいるのかと思います。
中国で数作って安いのに対抗出来ないとかと言う話ならまだしもそれ相当の額なら日本でも出来る計算にならないとおかしいのです。
それよりむしろ下がった原因は
一人当たりのGDPをドルで表すと
ご覧のように止まってしまっていました。
これで上がると言うのは無理なのかと考えます。
グローバル化の進展ではなく、国際競争力の低下なのです。
2011年には経済第二位の座を中国に代わられました。
やはり、どう考えても移転速度が早過ぎ、かつ生産技術や製品技術も同時の日本のまま出したのはまずかったと思っています。
それに加えて派遣社員制度で勤続をさせられないのを誤魔化したのもまずかったのかと思います。
期間工以下の扱いになるので良かったのかと疑問に思ってしまいます。
期間工ですら、雇い主は本体でしたから。
その派遣社員制度に手を付けられない自公政権のままだとおそらく抜け出せないのかとなります。
また、同様に外国人実習生制度についても抜け出せないような状況でオミクロン株前には大量に入国させるような感じでした。
少なくとも記事を書くなら、実態に即した情報にしないといけません。
また、書いている記者の年収が高くて実態とは程遠いと分からないのでは?と皮肉も言いたくなります。
それに専門家さんの話にしても実情とか、本質的な為替問題とか、国際的な経済影響とか実際の年収等に関わる話をしないで一律に話すのはどうなんでしょうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます