世間でどう見られているのかを確認したいと思います。
大阪万博
再来年開催される大阪・関西万博の会場建設費について実施主体の博覧会協会は、資材価格の高騰などにより、当初の計画のおよそ1.8倍となる、2300億円程度に上振れするという見通しを示しました。
これをどう思うか尋ねたところ、「納得できる」が29%、「納得できない」が56%でした。
質問で前提として周辺情報を与えれば不満を引き出しているように思えてなりません。
が、しかし結果を見る限り妥当な数字なのかと思いました。
反対するなら関西圏の景気活性化策の代替案を書いて貰うくらいにしないと無責任に「納得できない」の人が多いのでしょう。
ジャニーズ事務所の性加害問題への対応
ジャニー喜多川氏の性加害の問題で、ジャニーズ事務所は、社名を変更したうえで11月から被害者への補償を始め、補償を終えたあと廃業することなどを発表しました。
こうした対応を評価するか尋ねたところ、「評価する」が60%、「評価しない」が21%、「わからない、無回答」が19%でした。
これも調べた7日から3日間だと既にNGリストの件は知っている上でもこの数字なのでしょうから凄く複雑です。
簡単に言えば、質問の内容ならの条件付きでの話なのかと推測されます。
会見全般で記者の暴走などとても好感触とは思えませんが。
ライドシェア
観光地や過疎地でのタクシー不足の解決策として、自民党内には、自家用車を使って有料で人を運ぶ「ライドシェア」の解禁を求める声がある一方、安全確保などの観点から、反対する意見も出ています。
この賛否について聞いたところ、「賛成」が38%、「反対」が39%、「わからない、無回答」が22%でした。
現実的な白タク問題を説明しないでの質問は大阪万博のアンケートの逆で質問に必要な周辺情報が入っていません。
中国人による観光客への対応は問題視されていますから。
こんな事を書いても無意味なのは承知しています。
世論調査と言えど、政党間での課題は政治に影響するので慎重に検討する方がいいです。
ジャニーズ事務所の問題はその人の取りようです。
社会的な制裁の一環で質問によるガス抜きを肯定するならまだ不満なようです。
当事者の会は再会見を要望しています。
ライドシェアは白タクの問題もありますが、知らない人に乗せて貰ってのトラブル等は予見されるので安易に環境問題を優先して良いのか疑問です。
常識的な範疇での話に限定させないといけないのも説明しないと申請方式何かでドライバーを限定した方が安心なのかと思えてきてしまいます。
世間の考えを確認したくて記事を読んでも現実に質問の設定に釣られてしまう傾向は見逃せません。
結局、コタツ記事がよく書くネット反応ではありませんが、記事に都合の良い書き込みを記載するような事は避けないと情報提供になりません。
最初から答えを想定したような質問をするようでは国際的な批判のマスコミによる看過は許されないのでしょう。
関係者である意識の浅さを感じます。