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落ち度の功績

2010年10月17日 14時38分35秒 | まちづくり
まちづくりというあやふやな世界には何らかの確立で生じる落ち度がつき物で、それがどうしても定めなのです
また、まちづくりに限らず、世の中のあらゆる仕組みには落ち度は切っても切れないのです
落ち度とは隠すことより、知られることで自然なのです
落ち度が怖いから、入念に慎重になる
それでも起きてしまう落ち度はみんなのものです
落ち度がまるでないことはないものだと考えて
落ち度を隠すことはしてはいけません
とかく、まちづくりをそれを専門に行うプロに任せてしまったら、あまりに落ち度が社会信用度を落とすことを恐れるあまり、
まず、どうしても生じる落ち度をいかに隠すかの方法のほうが先に進んでしまう危険が生じるでしょう

マイホーム造りを例に挙げてみましょう
近頃は、マイホームに関して、あらゆる法規制が一段と厳しくなってきています
そのため、古くからの地域的な建築業者では、住宅建設と言えど、なかなか手に負えない代物となってきているかが実態のようです
この厳しい法規制の最中、法に違反すれば食っていけなくなるという、きびしい競争をしいらされるため、
全国に市場展開を図る大手ハウスメーカーだけが住宅受注を勝ち得ているような状況でありましょう

しかし、建築というビジネスはどうしても100%ストレートに完璧な仕事は出来ないものです
ハウスメーカーと言えど、かならず建設地の役所や指定機関と法律上、力を合わせながら辛うじて法に合致したマイホームを完成させているのが現実です
つまり、かならず建築の途中には落ち度は生じるのです
そして、工事中に役所や消防から訂正や指導を受けながら完成度を高めているのです
しかしながら、全国展開のメーカーホームでは請負中の失敗を消費者に知られたら信用に関わるため、とても神経質です
そこで、管轄の役所も協力して、なるだけ消費者には内密に手直ししておけば済むということになっているでしょう

それらの経緯は、消費者にはわからないままに仕事が進められるのが、大手ホームメーカーの特色と言えるでしょう
ある意味で、建築で仕事の落ち度が見つかると言うことは通常のことであって、
その都度、消費者と協議がなされて解決して行くという大切な手順が大手ホームメーカーには生じないのであります

今の時代こそ、落ち度は大いに認めようではありませんか
そして、落ち度をお互いが認識し合いながら、改善して行くのです
そのような意味で、落ち度は、お互いを知るために必要なつき物と言えるのです

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