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史上最強の苦しみ

2012年02月11日 21時46分24秒 | まちづくり
今日は、市で開催された自主防災シンポジウムへ行ってきました。
千葉から来られた講師の方と愛知と新潟市から来られた市民代表の方のお話はとても感動的でした。
それなのに、開催側の市のほうでは市長は都合でお休み、いつものことながら市長代理を行政部長が行うという政治と行政が逆なのだと思います。
300人ほど集まっていたと思いますが、私のような50代前の者はごく僅か、ほとんどは高齢の方ばかりでした。
自主防災はとにかく日頃から市民自らが心がけなければならないもので、人を頼っていてはダメだと講師の方も言ってられました。
されど、自主的な防災といえど、いくらなんでも老人の方だけが自分で災害対策するという所に無理と疑問があります。
若い者の意見を聞かず、大丈夫だと思う気持ちを老人自らが自覚して危険を知ろうということには意味があると思いますが、
自分の家や周囲の若い人がいつでも助けてくれるということが先ず大事でしょう。
それぞれが心がければそれで良いのか?という基本的な問題から一歩も前に進もうとしません。
私は災害被災度調査員として県の講習を受講して登録者となっています。
そして、災害時には市長の号令でいち早く被災地へ駆けつけるというものです。
しかし、そんな資格が登録されようと、今まで何も地域的に取り組む会議も何もない状態で居るだけです。
事前訓練も何もないままに、いざ災害発生時に急に集まれなんてことは先ずないでしょう。
何のために家族や地域があるのでしょう?
こんなことでは縄文時代の狩猟生活ようなもので、家の男が狩に行ったそのまま帰ってこないという、その後はどうなるでしょう?なんていう恐ろしい無責任な無知感覚を見せられているようなものです。
こんな無知な現代人ばかりをそのままに、災害をテーマに実際は人的被害を作り出しているようなものでしょう。
言葉次第でいかようにも責任から逃れ切れる、逃げ切るための人当たりや言葉遣いと言っても良いでしょう。
このような苦しみこそが人類史上で最強のものと私は思いました。
こんな苦しみこそ、人間ならでは作り出せるものでしょうが、こんなことでない本来の人間のままに感じる痛みや苦しみで死ぬ方がまだましという、過酷なまでな戦いをいつまで続けるつもりなのか、早く見切りをつけてもらいたいものです。

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