お久しぶりです。スピカです。年末が来たので、帰って来ました。
今年の冬至は昨日でしたが、22日がかのじょの実母の命日なので、今年もこの日から始まります。
かのじょの実母は悲しい人でした。天使の母親になった人で、我が子を捨てたのはこの人だけです。ですからこの人は、霊界に退いた後、とても大変なことになっています。この人に捨てられたことで、かのじょはとてもつらいことになったからです。
かのじょはあなたがたに美女の見本を見せにきた天使でしたが、かのじょの実母はその正反対の人でしたね。とてもきれいな人でしたが、偽物でした。他人から盗んだ顔が美しすぎたので、人生が破たんしてしまったのです。こういう例は、よくあります。
本来あまり美しく生まれないはずの女性が、盗みをして美しく生まれてしまうと、それを鼻にかけて、人生を甘く見て、男を簡単に乗り換えて、馬鹿なことばかりして、年をとって美貌が衰えてくると、男にも捨てられて、子供に頼ることもできず、誰にも相手にされなくなり、とうとうひとりになって、悲しく死んでしまう。
そういう例はたくさんあるのです。
かのじょを誤解した人は、かのじょの母親がこうだったので、かのじょもこうなると思っていたでしょう。だが天使というのは人間ではない。実母の業を引き受けるような存在ではないのです。かのじょがあの人の娘として生まれてきたのは、神の導きです。
あなたがたはこの母娘を通して、あまりにも深いことを学べるのです。
天と地どころではない。神とトカゲくらいなほどに、違う。人間と天使では、存在の質が違うのです。人間は業をひきずるが、天使はみごとに業を取り換えることができるのです。あなたがたとわたしたちでは、できることの質が違うのです。
あなたがたは、暗いものに反応してどうしようもなくそれにひきずられることがある。それにはあなたがたの本質に基を発している何かがある。
悲しいものではありません。そこから何かが発達して何かになっていく何かがあるのです。
それをこれから、勉強していきましょう。