世界はキラキラおもちゃ箱・第3館

スピカが主な管理人です。時々留守にしているときは、ほかのものが管理します。コメントは月の裏側をご利用ください。

月を釣る

2016-12-27 04:18:24 | 冬の日差し・夏の月

今年は、いろいろな天使が、夢幻詩語にお話を書いてくれました。読むと、それぞれに、作者が違うのがわかるでしょう。

特にウルトラマン・キオは面白かったですね。ゾスマの美しさが出ている。彼でなければ、あの美しい巨人のイメージはできなかったでしょう。あなたがたも、キオは気に入ったようだ。

かのじょが残してくれた愛を、わたしたちはできるだけ美しく育ててあげたい。麗しいかのじょの心の池から、月を釣り上げるように。

わたしが気になっているのは、ウォルターとジンジャーのことです。このかわいいカップルに、かわいい話を書いてあげたいという思いがあります。かのじょが描いていた絵では、ジンジャーは赤っぽい髪と、緑色の目をしていましたね。彼はブスっぽいと言っていましたが、そんなことはない。とてもかわいい娘です。

ウォルターより自分の方が背が高いことを気にしている。女の子には、時々、男の子よりも先に自分が進歩してしまったことを、悪いことのように感じてしまう子がいます。男の子が、女の子の方が大きいということを気にして、苦しがるからです。そういう男の子の気持ちを感じられる子は、できるだけ背が低く見えるように、彼の前では微妙に膝を折ったりするのです。

かわいいですね。そんな心がやさしいから、女の子は進歩してしまう。男の子は、がんばらなくてはいけません。どんなにいっぱしぶっても、女の子の心がわからない限りは、まだまだ子供です。

いろいろなエピソードが浮かんできそうだ。このかわいい子たちを、本当に幸せにしてあげるためには、どうしたらいいだろう。

いつか、ウォルターとジンジャーのお話が、できるかもしれません。





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