あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

将は俯かない

2010年09月07日 22時21分20秒 | 政治(菅政権)
【政治】支持率上昇に菅首相「政府の政策が国民の皆さんに理解されたのかなと大変うれしく思っている」
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1283775889/



 昨日の小澤の「ニコ動支持率78.5%」で喜ぶ姿もそうだったんだけど。ご存知の通り、別に実態が伴っているわけではない。単にマスコミが、反小澤票を自民党やみんなの党に流れないようにして、民主党内だけに限定しているに過ぎない。

 これをもってして、ネットユーザーが

「この状況で現実みえてないって凄いよなあクダさんw」

 とか言っているのは、俺は愚かだと思う。
 要するにマスコミがそういう風に世論をあきらかに誘導しているわけで。菅や小澤は、そのマスコミの力を利用して、「政府の政策が国民の皆さんに理解されたのかな」とか宣伝しているのだ。決して実態を知らないわけではなかろう。
 彼らがカメラの前で、こういうセリフが言える事自体、マスコミが民主党の味方である事の証明だ。
 実際、菅がどんな政策を打ったのよ。麻生元総理が打った政策のおかげもあって、俺ら中小企業はギリで生き残ってるけど、それを誰も評価するタイミングをくれなかったじゃないか。

 菅とか小澤は「将」だから、一兵卒である小澤チルドレンとかは、将を見て行動している故に、負け戦であったとしても、こう言わざるを得ない。
 実質、現在の民主党が全体的にジリ貧である事は、少なくとも幹部は全員判っているだろう。

 だからこそ、実情を知るウォッチャーは、現在の民主党の状況をピエロとしか思えないのだから。


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常識のある狂信者

2010年09月07日 22時13分50秒 | 政治(菅政権)
 今日の産経新聞の朝刊で、菅伸子さん(菅の嫁)のインタビュー記事があった。

【単刀直言】菅伸子さん 「小沢さん、一度おやりになってみては?」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100906/plc1009062035009-n1.htm

 この人、マトモすぎてワロタ。夫より余程政治家に向いていると思う。
 要するに、小澤の言を飲んで総理を継続すると、過去でもそうであったように、どうしても二重権力と非難されるから、小澤自身が出馬するのは大変良いことであるという話。

「裏でコソコソばっかやってないで、いっぺんぐらい矢面に立ってみなさいよ卑怯者」

 とキッパリ言いたいのをぐっと抑え、やんわりと言っているわけだ。正論で。
 俺が、事あるごとに「菅はまだ、民主党内ではマシな部類だ」と言っているのは、このよく出来た嫁の件もあったりする。
 まあ、伸子さんの政治信条は、俺もどうかと思うし、左系の人なのは間違いないので、事実ではない事をさも事実のように語る方ではあるのだけど、それはそれ。
 ファーストレディーとしては、鳩山幸よりよほどマシである。

 伸子さんは、「1年生議員は、苦しい選挙を小沢さんに助けてもらったので、情が沸いて支持にまわるでしょう」とも言っているのだが、これも正論だ。
 そもそも、衆院1年生議員が今回の代表選で、菅に投票する方がおかしい。
 彼らは他の誰のおかげでもなく、小澤のおかげで当選したのである。議員でいる限りは、小澤の味方であるべきだ。
 小澤の思想信条がおかしい事に気がついたなら、そもそも民主党に居座りつづける事がおかしい。要するに、それなら、民主党から出馬するべきではなかったのだ。議員の無知は罪なり。離党するなり議員辞職するのが正しい選択である。今更菅について小澤を裏切り、離党もしないのは虫が良すぎる。単なる日和者だ。

 つまり、1年生議員は金に目が眩んでいるだけだ。議員年収2000万円3年分は、あまりに重い。

 そんなわけで、俺はぐらぐら揺れる小澤チルドレンを、愚かで哀れな連中だと思っているのである。幸せってのは、お金の有無じゃないよなぁ。俺、嫁とあわせても年収でこいつらの半分にもならないけどさ、こいつらより余程幸せに生きていると思うよ。まるで餓鬼地獄だ。
 俺がもし出馬するのであれば、三原じゅん子さんみたいに自分で主義が一致する所を探すだろうよ。

 伸子さんが、俺からの視点では狂った主義信条の持ち主でもマトモに見える理由は、自分の信念に沿った場所に立ち、迷いがないからだろうなと思う。

 福島みずほやら辻元清美あたりとどう違うのかって?
 そりゃあ、伸子夫人は政治家じゃないもの。多分、信子夫人が政治家になって、声高に主義信条を喧伝するようになれば、また違うと思うよ。

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あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの (幻冬舎新書)