あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

中共様が凄い困っておられる

2010年09月22日 23時29分28秒 | 特定亜細亜
 ところでこの件については、中国のネット世論が結構沸騰している。

 基本的に「中国の反日」というものは、何度も言及しているが、国内の不満を国外に逸らすために行われる。とはいえ、2005年の反日暴動は流石の中国も血の気が引いたらしく、以降は大規模なデモはなく。少人数のなんちゃってデモに終始していた。ネットにも反日燃料が投下されようものなら、即座に、すげー神経質に鎮火している。

 これが、中国のネット世論に反発をかっている。「あまりに弱腰である」と。

 でまあ、2005年から今までのネット世論の中共政府への不満は、2chと同じでネットの外側に溢れなかった。「08憲章」のような民主化運動への大きなうねりでさえ、中国の民主化運動家や日本のウォッチャーが期待したような動きはなく、沈静化してしまった。
 ちょうど、日本の前回の衆院選や、今回の民主党代表選に似ているような気がする。コア過ぎるネット世論が味方した方が敗れるというのに、ニュアンスは近いのではないだろうか。

 ところが。今回の尖閣の公務執行妨害中国漁船拿捕事件は違う。中共は、例によってデモもかなり抑制されたなんちゃってデモを起こし、ネットもある程度初期段階は自由に泳がせて、頃合いを見て収拾を図ろうとしたと思われるが…。

 いつも余裕で中国様に尻尾を振っていた日本政府が、今回はガンとして折れない。そりゃー凄い圧力かけてるだろうけどね日本政府。なんとか中国漁船の船長を不起訴に持ち込もうと必死なんだろうけど。司法は政府から独立しちゃってるからなぁ…。無理なもんは無理だ。ピーター・ベスーン(海狗)の例を見ると、今年7月に刑が確定し、執行猶予付きで釈放された。逮捕は3月下旬だったので、3か月ちょいだ。まだまだ、中国漁船の船長が釈放される日は遠い。ん?ああ釈放されるだろ勿論。執行猶予付きで。有罪はガチだろ。アメリカも絡んでるんだぜ?

 まず状況から考えて、逮捕されたのであれば即時釈放は激しく困難であろう。
 中共もそれが理解できたらしく、「即時釈放要求」が「即時釈放希望」に、徐々に発言がランクダウンしている。

 さて。ここまできちゃうと収まりがつかないのがネット世論である。
 明らかに中共政府はトーンダウンしている。このままでは世論の不満が中共政府に向きかねない。元々、国内の不満を国外に逸らす事が最大の目的なのに、不満が国内に回帰してしまいつつあるのだ。

 そこで、中共は先日のSMAPコンサート中止やら、日本への経済制裁に踏み切った。今日も、中国トヨタの販促費を「賄賂」と断定して罰金を徴収する事を決めた。セコイ嫌がらせである。

 中共GJ!中国の国民にそう、言わしめなければならないのだ。中共は。辛いのうぅ。マジで。

 こんなのが、後2か月ぐらいは続くんだぜ。海狗のピーター・ベスーンの釈放までの期間ぐらいかかるとすると。俺、どっかで中共が無理矢理言論封殺して風化させようとすると思ったんだけど、なんかすげー大事になってるぞ。「トヨタに罰金?ええ?」みたいな。

 沈静化する頃には菅政権終わるのとちゃうか。
 つーか沈静化できんのかこれ。

 この事件、日本人にとってはホント好都合だよな。
 現日本政府はなぁ…。すげー反日だからな。脱欧米・入亜を目指していただけに、脱欧米後の入亜を拒否られて、こっちも心底頭を抱えているとは思うけど。

 も、なんつーか、「いいぞもっとやれ!!」としか言えないわ。
 中国に進出している日本企業に、チャイナリスクを思い知らせたれと。

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「反日」解剖 歪んだ中国の「愛国」


尖閣衝突事件のビデオを公開しない日本政府…という絵が作りたい変態

2010年09月22日 23時15分09秒 | 特定亜細亜
【変態】漁船衝突:ビデオ公開を日本に要求 中国外務省副報道局長
http://mainichi.jp/select/today/news/20100922k0000m030055000c.html

【北京・浦松丈二】中国外務省の姜瑜副報道局長は21日の定例会見で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)での衝突事故について
中国漁船が巡視船にぶつけられた」と主張し、
海上保安庁に対し事故の模様を撮影したビデオを
最初から最後まで一部始終」公表するよう求めた。

事故後、中国メディアは巡視船側が漁船にぶつかったと報道しているが、中国政府として公式に事故の事実関係を主張したのは初めて。
中国側からビデオ公開を求めることで主張の正しさを印象づける思惑もありそうだ。

姜副局長は
中国漁船が釣魚島付近海域で正常操業中、
日本の巡視船多数に囲まれ、追跡され、
妨害され、ぶつけられ、損害を受けた

と主張し、日本側に船長の即時無条件釈放を改めて要求した。

「ビデオ公開が日中の争いを解決する方法の一つとは思わないか」との質問に副局長は、「日本側のビデオが何時間あり、最初から最後まで一部始終が公表されるかどうかは分からない」と述べ、都合のいい部分だけ公表しないよう日本側をけん制した。


 まあ、たまにあるんだけどな。こういう事。
 …何回読んでも、中国外務省は「ビデオを公開せよ」と言っていない。

 この記事での中国側発言は、

「中国漁船が釣魚島付近海域で正常操業中、日本の巡視船多数に囲まれ、追跡され、妨害され、ぶつけられ、損害を受けた」
「日本側のビデオが何時間あり、最初から最後まで一部始終が公表されるかどうかは分からない」


 これだけだ。

 最初、変態が中国側の台詞として紹介した「中国漁船が巡視船にぶつけられた」「最初から最後まで一部始終」これは、この台詞から切り取ったものである。

 これに、毎日新聞の願望エッセンスな質問が加わり…。

「ビデオ公開が日中の争いを解決する方法の一つとは思わないか」と質問

「日本側のビデオが何時間あり、最初から最後まで一部始終が公表されるかどうかは分からない」

 この部分が、「好きに切り貼りして公開されるなら、録画の全てを公開した方がいいだろう」になり、「ビデオ公開を要求する」に変換されたわけだ。

 これを、普通の人は「三段論法」という。いや…。これだと三段論法に失礼か。曲がりなりにも三段論法は、一応「論理的な推論」だもんな。この記事は推論どころか、中韓がよく使う「妄言」と言える。

 ちなみに、日本側は現在、アメリカと共にこの録画を、証拠として価値のあるものなのかどうかを綿密に調査している段階である。
 ここは仙石の言うとおり、裁判で使用する為の証拠品なので、現時点で公開はできない。俺もみたいんだけどなぁ。

 果たして…。日本政府は腰が砕けるのだろうか。このまま粛々と作業を進めて欲しいものだ。

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日本人が行けない「日本領土」 北方領土・竹島・尖閣諸島・南鳥島・沖ノ鳥島上陸記