【拙】本当に「自分の実力を試したい」なら、最後までペンネームで貫くよね。絶対売れる保証付きなら、賞金2000万円はいらんわな。と「絶賛誹謗中傷中」
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/e52a3153fbac78d4f91c07ad1c39ce2f
まあ、詳しくは、以前ウチで紹介した上記エントリを読んで頂くとして。
コトは完全に予想通り。も、「鬼の首獲ったどー」な気分。
【スポニチ】水嶋ヒロ 処女作に予約殺到「驚異的な数字」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/12/02/06.html
初版4000~5000部が相場で、現在予約だけで40万部を突破しているとの事。初版4000っつっても、全部はけるとは限らない。まあでも仮に4000部売れたとしても、発売前に既に100倍の売れ行きという事になる。
いやー。すんげえ宣伝効果。どう考えてもこれは、水嶋氏の実力ではなく、芸能ゴロに堕ちたと噂されるポプラ社のシナリオが素晴らしかったという事だ。
ちなみに、「KAGEROU」は1470円。印税は、まあ10~13%だな。新人で、売れない可能性が高いと、10%以下になったりするもんだけど、10%はガチだろう。13%だと思うけどな。すると、まあ店頭販売でも予約の半分である20万部ぐらいは売れるとして、60万部で計算すると、
単価1470円×60万部×0.1=印税8820万円だ。
そりゃー2000万円いらんわ。ちなみに普通の処女作で重版がかかったとして1万部売れたとすると。
単価1470円×1万部×0.1=印税147万円だ。
まあ賞金2000万ぐらいは欲しいよねぇ…。勝負になってない。
印税というものは、売上印税と発行印税があるんだけど、当然売上冊数よりも発行冊数の方が多いんだから、発行冊数なら上記計算をも上回る可能性がある。上記水嶋氏の収入は、おそらくは最低の場合であり、軽く1億を超す印税となるであろう。美味しすぎるお。で、さらにこの本については契約が特別で、買取不可契約がなされているそうだ。裏はとってない。普通は本っつーのは返品フリーなんだけど、例えばハリーポッターシリーズとか、絶対売れるヤツは、KAGEROUと同じく受注生産だったりするのだ。
まあ、返品フリーにしてしまうと、大量仕入れで大量返品されたりとかで一気に破綻とか、リスキーなのは確かなので、売れると予想される本についてはこの契約形態になったりする。
この契約で、返品リスクがなくなるので、水嶋氏の今回の本の収入は、さらに磐石なものとなっている。
しかもこれは本単体の話であり、メディアミックス路線で来る事も既に確定しているので、収入はさらに倍以上。いったい1冊の本で何億儲ける気なんだろう。いや売上じゃなくて、水嶋氏自身の収入の話ね。

…。
まあ、なんというか、俺は別にこの売り方は否定せん。
つーか俺が水嶋氏と同じ立場であれば、同じ戦略をとるであろう。
しかしな。多分俺が彼であれば、多少美談率は下がろうとも、
「賞が獲れた事で自分の実力を確かめられたと思います。後はこの本を多くの人に読んでもらいたいと思いましたので、正体を明かすことにしました。サイン会とかもやろうと思ってます。ぜひ読んでくださいねー」
とか言うような気がする。
すると、だいぶ反発は薄められる気がするし、「賞は本当に実力で獲ったんだろうな」説を後押しする形にもなる。
そうだな。イメージとしては東国原知事の宮崎県PR戦略に近い。正直さのアピールは重要だ。(正直である必要はない)
今の現状から察すると、どうも「ポプラ社と共謀して賞を貰い、最高の宣伝で究極的販売に成功」説が、絶対になくならないだろう。真偽はこの際関係ない。
まあ、後はアマゾンのブックレビューとかを楽しみにしているよ。
人気が本物になればいいね。
でも…今回のビッグウェーブ程の価値はない可能性の方が超高いんじゃないかな。
だって3年ほど「該当なし」だった史上最高額の受賞本だよ?あらすじがラノベみたいだって聞くし。新人の処女作にしてはハードル高すぎ。
俺の中では、岩本隆雄の「星虫」とか、ケン・グリムウッドの「リプレイ」ぐらいのレベルでないと納得できんわ。
岩本氏は「星虫」「イーシャの舟」「鵺姫真話」の3部作が最高傑作で、出版するだけで売れるのは判るが…。もっと新作を書いてくれよ…。

星虫年代記 1 星虫/イーシャの舟/バレンタイン・デイツ (朝日ノベルズ)
