新聞や関西のテレビでは、論調が微妙に「自民党の本音は、大連立での与党復帰じゃないの?」という話になっている。
自民党の石破政調会長も、「小澤を廃した民主党なら、大連立はありえない話ではないが…」とか、ぽろっと言っちゃってるしな。
もっとも、「大連立は民意を尊重できていない。大連立を想定した総選挙を経るべきだ」とも言っているのだが。
【産経】「選挙を経てない連立の組み替えは邪道だ」自民・石破政調会長
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101209/stt1012091008000-n1.htm
産経新聞によれば、この自民党の大連立話、自民党内には乗り気の連中もいる為、本心では大方の議員が民主党との連立を拒んではいるものの、お茶を濁さざるを得なかったという話なのだそうだ。
なんつーか、「よっぽど政権与党っつーのはオイシイんだろうなぁ」という気分にさせられる話だった。
今の民主党と組むなんざ、どんなバカでもマイナスイメージなのは明らかだ。なんせ、自身が民主党出身者である事を偽って、今一番人気のみんなの党を名乗る無能で嘘つきな世田谷区議がいるぐらいだ。
それなのに、一緒にやりたいと言う奴がいるって事は、そのデメリットをも上回るメリットがあるから…なのだろう?
はっきり言って、長期的展望のない明日をもしれない老害の発想だと思うわ。短期的メリットって、もう金とか権力しかないだろう?とても「日本をよくしたいから」とか、そういう理念が見えないよ。「民主党と一緒に」とか言ってる段階で。あさましい。
ここはどう考えても、例の銀髪紳士のもの言いが凄い勢いで正しい。
【テレ朝】「大連立すべきではない」小泉氏らが反対姿勢強調
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/201209001.html
ちなみに、彼は政権交代した時、「自民党は3年ぐらいじっくり野党をやったらいい」とかなんとか、そんな事を言ってたような気がする。
銀髪紳士は決して保守ではない。しかし、時流に乗る、あるいは見極める天才だった。彼の弁が全て正しいとは言わないが、これをはっきり言えちゃうのは、やっぱ人気があった政治家だなぁとしみじみ思う。
つーか大連立したいと考えている奴が、バカ丸出しで小泉氏が普通だと思うのだが、まあ俺は、大連立した時の日本の国益とかに対するメリットが見えてないだけかもしれないけどね。
そりゃまあ、自民党の経験値が多少加わることによって、大連立後、政治の混乱はある程度収拾がつくかもしれないけど(普通に自民党総理が誕生する事になるからね)
でも結局超売国政党であった民主党の延命を許すハメになってしまう。長期的な展望でみた時、すげーマイナスよ?
だって、その昔神様が捨てた悪い心であったピッコロが、再度戻ってきてしまうのだから。自民党にとっては、昔捨てた悪い心である小澤OUT、日本社会党INなんだよ?小澤切って、民主党に政権奪取されて、今の自民党は相当膿が出てたのに、再度民主党っつー名前の毒が注入されるのよ?
これぞ、鳩山じゃないけど「時計の針を元に戻してはならない」じゃないか。
はっきり言って、最大の敵は無能な味方だ。今の民主党を見てりゃ、火を見るより明らかじゃないか。
結局、今の民主党は何もできていない。やったのは「自民党がやってた事が結局は正しい」という確認作業だけなのだ。
普天間基地問題も、日米安保も、埋蔵金も、高速道路が無料化できない事も、官僚は否定できないからうまく使わねばならない事も、子ども手当より扶養控除や配偶者控除の方が有効である事も。
大連立しても、日本郵政とペリカンの合併の時の大混乱で、日本郵政の尻を必死でぬぐい続けたペリカンと同じ目にあうだけじゃないか。
今、民主党は右:民主党(小澤派)と左:民主党(反小澤派)に分かれ、右は、たちあがれ日本の与謝野やら、舛添・邦夫らと連携して、自民党との連携を模索し、左は小澤を切ることで自民党との連携を模索している。
コソコソ動いてるのは、またも読売新聞のナベツネだ。大連立になると、かならず出てくるなぁ。この元アカ…。
ちなみに、現在のどこぞの政府総理は、「石にしがみついてでも辞めない」とか言っているが、そのしがみついてる石が真っ赤に焼けた溶岩である事に気がついていない。
【政治】 社民党 「南西防衛の関連予算は調査費を含めて一切計上しないこと」 「思いやり予算を削減すること」 菅首相に強気の提言
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1291938670/
既に民主党は、誰が総理やってもレームダックだよ。もう今後の多少の国益の損失は仕方がない(仕方がないで済むかどうかは賭けだが)。ほっとけば崩壊する泥船で、夢を見続ける、結局目が覚めなかった寝太郎は、未だ寝言を言っているので死ぬまで放置すればいいんじゃないかな。
渡邊恒雄 メディアと権力 (講談社文庫)