あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

田母神氏が国政に挑戦

2014年03月23日 17時55分26秒 | 政治(国内・その他)
 果てしなき遠き道程だと思うけど。
 ちょっとだけ田母神氏に期待している自分を見つけて、驚いている。

【三橋貴明】日本の政党
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

 三橋氏のブログにて、田母神氏が国政に出る話を知る…。まあ、こうなる事はウォッチャーであれば、ある程度はみんな予測できただろうが。
 
【読売】田母神氏、新党結成も視野に国政進出に強い意欲
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140322-OYT1T00590.htm?from=navr

2月の東京都知事選で落選した田母神俊雄・元航空幕僚長は22日、都内で開かれた自身が代表を務める政治団体の会合であいさつし、「本当に日本のことを心底大好きだという政治家が集まった政党を作りあげる」と述べ、新党の結成も視野に国政進出に強い意欲を示した。

 今や、田母神氏を支持する勢力がそれなりに無視できない規模である事はご存知の通りである。三橋氏が明らかにブレーンになってて、この不景気の日本にとって、大切な、「大きな政府」的な思想を持っている。加えて間違っても中韓に迎合するような人ではない。

 個人的には、俺は田母神氏をバカにしていた。正直聡明とは言いがたい。



 彼が世間の耳目を最初に集めた時、俺も確かエントリを書いていたと思う。で、「今後、ある種の人々に祭り上げられる偶像と化していくだろうなあ」と予測していた。俺の中でのその予測は、カルト的な一種の宗教団体のようなもののイメージで、言うなれば維新政党・新風を少し大きな規模にしたような政党であった。
 で、もちろん主張は反中・嫌韓オンリー。

 確かに彼は偶像化したが…。俺が考えていた彼の未来よりはるかにいい方向性であった。もちろん最低の条件である中国・韓国に対して無条件の売国政策はないし、ちゃんと時代にマッチした経済政策も掲げている。
 別に今の段階で実務能力は必要ない。左派勢力として、今の新自由主義的な政策に対抗する為の勢力であればいいのだ。

 安部総理は、野党の自民党総裁時代、左派的な経済政策について考慮する発言をかなり重厚に主張していた。俺はそこにかなり期待をしていたのだが…。やはり元々新自由主義の人であり、親米派でもあっただけはある。正直「やっぱり無理だったか…」的側面が強い。

 俺のような、「消極的自民党支持者」は、他に選択の余地ない状況に歯噛みしつつ、自民党か公明党へ投票してきたと思うのだけど…。とうとう、投票で意思を示す事ができる政党が現れたような気がする。
 だってな、どんなに自民党の政策がイヤでも、例えば麻生政権の時の選挙を思い浮かべれば自公以外に投票しようと思ったら、民主党しかないのである。あんな売国党普通論外で、民主党誕生を阻止する為には自公に投票するしかない。共産党とか社民党に投票するのははっきり言って白票で投ずるに等しい行為である。

 今は違う。自民党は現在ほぼ一党独裁政党と言っても過言ではない。
 今の自民党の新自由主義的なやり方に反発するのであれば、田母神新党へ投票は実にわかりやすい意思表示であろう。共産党へ投票するより余程マシである。

 俺は、田母神氏が新党を結成するのであれば、共産党みたいな「確かな野党」になって欲しい。
 今の情勢であれば、「共産党が第1党になる事はない」という前提において、共産党への投票はアリだと思うのだけど、それでも「消極的共産党支持者」となってしまうだけなんである。

 対して、今の方向性のままであるのであれば、田母神新党は支持するに値する。
 無論、歪まないという保証はどこにもない。安部総理がそうであったようにな。

 だが、地道に育っていって欲しいと切に願っているのである。
 せっかく、ネットで右派的主張を繰り返す層にとって本心から頑張って欲しいと思う政党が誕生したのである。なんとかものになってほしいじゃないか。


 あと。
 うん。都知事選、ダメになってよかったと思うわ。田母神氏はやっぱ国政っしょ。

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