あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

日本がおもてなしの国かどうかなんて関係ねぇ

2015年01月14日 22時51分15秒 | その他
 昨日、ネットをつらつらと眺めていると、ちょっとムッときた記事を見つけた。

【東洋経済】「おもてなし」礼賛は日本人の思い上がりだ
http://toyokeizai.net/articles/-/57728

 ウチでも、確かに「おもてなし」をネタにしたエントリを書いた事はあったが…。試しに拙ブログを検索してみたが、ヒットしたのは「『おもてなし』の言葉が泣くで!」的な、そんなエントリばかりだった。

 まあ、東洋経済の中川記者と、その辺りの見解は一致しているのかもしれん。

 ところで。にわか「おもてなし」ブームが発生したのは事実だが、みなさんの周辺で、日本の「おもてなし」を誇るような言動を、聞かれた事があるだろうか。
 ウチの近所でいやあ大阪弁なので、「ウチらの国はそりゃー「おもてなし」の国やからな!」みたいな自尊心の言葉である。

 俺はぜんぜん聞いたことがなかった。あれにホルホル反応したのはマスコミだけのような気がしてならない。

 あれを流行らせようとしたマスコミの行動に、嫌悪感は感じなかったかね。俺はちょっと「嫌だなぁ」って思ったんだけど。
 あれは、東京五輪招致で、ハーフの滝川クリステルがやったから意味があると思うのだ。ある意味「日本をよく知る外国人」という客観的に見える立場で、日本を褒めてくれたからこそ、すっと受け入れられたのだ。



 …この東洋経済の記事、マッチポンプ臭いんだよ。

 自分で「日本はおもてなしの国なんだぜ!」と自慢して(つまりマッチで火を着けて)おきながら、「おもてなしの国とか思い上がるな」と自分で火消しをしている(ポンプで火を消してる)わけだ。

 俺の中の「普通の日本人」ならば。誰かに「日本はおもてなしの国だね」と褒められたならば。「その名に恥じぬよう、各々で行動を改めよう」多かれ少なかれ、そう考えるのではなかろうかと思う。

 日本人は、それを実践していなかっただろうか。自分の周辺を眺めてみてほしい。あれをホルホルする国民性を、日本人は持ちあわせていないと思う。

 やってもいない事を叩こうとするのは、日本悪玉論をブチ上げようとしている連中のように感じる。

 それを外国人に指摘させる事も、ディスカウントジャパン行為だと思う。

 記事にはこうある。

「訪日外国人数の目標設定などは、日本の組織が好きな数字合わせでしかない。一体何のために観光客に日本に来てもらうのか。その土地におカネを落としてもらうという原点を見失っていないか」。こうきっぱり指摘するのは、文化財の保存・修理で国内最大手の小西美術工藝社の社長、デービッド・アトキンソンさんだ。

東京外国語大学で教鞭を執るスーダン人の国際政治学者、モハメド・オマル・アブディンさんは「マニュアル化した企業のシステムが、融通を効かなくしている」と指摘する。

 そして、こういう事を言う輩に限って、めいろまみたいな海外かぶれの日本人なのである。連中こそ、日本人が見えていない。
「日本のマスコミ」という名の醜悪なフィルターを通してのみ、日本を見ているのだ。

 日本人が忘れてはならないのは、海外から日本を眺めている人々の大半は、その醜悪なフィルターを通して見ているという事だ。

 マスコミも、その点は自覚すべきだが…。
 どーも、わざとやってるように思うんだよねぇ。NHKとか毎日新聞とか特に。

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