あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

外交青書の「韓国との関係性」、またもランクダウン

2018年06月01日 23時17分03秒 | 特定亜細亜
 これは本当に、いい傾向。

【産経】韓国は「重要な隣国」消えた!! ついに「格下げ」…外交青書が映す他国との関係性
https://www.sankei.com/premium/news/180601/prm1806010005-n1.html

政府が5月の閣議で了承した平成30年版「外交青書」の韓国に関する記述で、29年版まであった「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」の表現を削除し、扱いを“格下げ”にした。

 この記事によれば、「韓国に対する外交青書の表現は上げ下げが激しい」との事なのだけど。どうみても下げ止まらない状態が続いている。

 だってさ…。

5年前:「価値の共有」「利益の共有」「最も重要」
4年前:「最も重要」
3年前:「戦略的利益を共有」「最も重要」
今年:なし

 なんだよ?「最も重要」でなくなってしまったのである。
 さて。この記事に登場する「外務省幹部」によれば

「全体の書きぶりを見てほしい」と外務省幹部が語るように、枕詞が関係をすべて言い表しているわけではない。

 との事なので、実際の30年度外交青書のうち、韓国の部分を全文引用してみよう。
 なに、それほど長い文章ではない。

〈韓国〉
良好な日韓関係は、アジア太平洋地域の平和と安定にとって不可欠である。
2015 年に日韓国交正常化 50 周年を迎え、それ以降も、活発な日韓交流が行われており、2017 年には日韓間の人の往来は過去最多となった。経済関係も緊密に推移している。政治面では、2017 年 5 月に就任した文在寅大統領との間で、同年 7 月及び 9 月に首脳会談を行い、2018 年 2 月には平昌冬季オリンピック競技大会の開会式の機会を捉えて安倍総理が訪韓し、首脳会談を行った。一方、2017年 12 月には、2015 年の慰安婦問題に関する日韓合意について検討する「慰安婦合意検討タスクフォース」が報告書を発表し、2018 年 1 月には韓国政府が日韓合意についての立場を発表した。韓国側が、日本側に更なる措置を求めるというようなことは日本として全く受け入れられるものではない。日本政府は、韓国が「最終的かつ不可逆的」な解決を確認した合意を着実に実施するよう引き続き強く求めていく考えである。日韓間には困難な問題も存在するが、これらを適切にマネージしつつ、日韓関係を未来志向で前に進めていくことが重要である。

本当に、どこにも友好国らしき言葉がなく吹きそうになった。
 安倍総理がトップに立った時、まず感じた今後の日本の外交方針が、「まずは韓国を潰そう」であった。
 それが、現実のものとなりかけている。
 外交青書は、各国に対する日本の現在の外交方針を示したものだから、韓国との関係性は著しく後退しているとしか言いようがない。

 ちなみに、この文章の中、「重要」という言葉が出てきたのは最後の1つだけ。しかもその「重要」の使い所が、要するに「昨今悪くなった関係を、地道に戻してくのが『重要』」ってな感じなのである。

 他国に対する書きっぷりを全部確認したが、こんなにマイナス評価ばかりの青書になっている国は他にない。
 俺は、いくら安倍総理になったとしても、ここまで関係が悪化するとは思えなかった。そりゃまあ日本人の韓国に対する心証は悪化の一途を辿るであろうとは思ってはいた。それでも、国家としての外交関係も、日本人の韓国人に対する心証悪化に負けず劣らず悪化してしまうとは…。
 やはり、政治というものは、国民に引きずられるものなんだなぁ。

 日本はどんどん、韓国人にとって住みにくい国になっている。
 それなのに、韓国から日本への渡航者は、昨年度も過去最高を記録している。
 ここ数年、ヘイトスピーチはやめようとか、差別差別と訴える人とかが増えた印象なんだけど。
 俺、日本人はもっと韓国人を嫌がってもいいと思うんだよね。少なくとも、あんなに嫌われてる韓国人が、日本に大挙して旅行に訪れ、リピーターになって何度もやってくるのはおかしい。表向き、差別なんて、日本人はやってない良い証拠ではないか。

 日本人が彼ら韓国人を嫌悪するのと、差別するのはぜんぜん別の話だ。
 まだ足りない。韓国は、もっとたくさんの日本人に嫌われるべきだ。あの国の実態に気がついていない人が、まだ大勢いる。

 そういう意味で文在寅政権は、日本にとっていい政権だと思う。どんどん、日本人に嫌われる事をやって欲しいと思う。マスコミが隠しきれない程の。

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意外と面白い答弁の在り方

2018年06月01日 07時13分46秒 | 政治(安倍政権)
 今朝の産経新聞の朝刊で、久しぶりに党首討論が実施された事を知る。

 なかなか、興味深い内容であった。

【産経】対照的だった立民と国民民主 党首討論で君子豹変?玉木氏「脱対決」で建設的議論も…
https://www.sankei.com/politics/news/180531/plt1805310001-n1.html

 野党の論調は、モリカケに拘るか否かで真っ二つに割れた。
 立民と共産党は100%モリカケで、国民民主は外交(88%)。維新は霞が関改革(78%)と、少し放送法改正にも触れてくれた(8%)ようだ。

 ここから、何が読み取れるだろう。

 1つ目は、安倍憎しで一致団結状態だった野党が分断された事。
 2つ目は、本気で安倍を潰したい連中はどこかという事。
 3つ目は、国民民主が支持者消滅の危機にあるという事。

 この3つはわかる。

 ただでさえ少数の野党なのに、分断されたとなると、さらに弱体化が進んだと思っていいだろう。
 そして、これだけ国民に批判されようとも、空気も読まず誰もがウンザリしている「ずっとモリカケ100%」を継続できるという事は、彼らの支持者がモリカケの継続を強く望んでいる勢力だという事である。
 そして最後3つめ。元民進党の支持勢力は日本型リベラルだったはずだ。
 実感として、日本型リベラルは安倍総理が嫌いで、実際立民は全開全速でモリカケオンリーだった。とすると、国民民主は元の支持者を完全に失ったと言ってもいいと思う。
 民進党…いや、民主党時代。赤松口蹄疫をはじめとした旧社会党の面々で、民主党に入ってきた連中というものは、生え抜きの民主党議員にとって完全にお荷物だった。
 それが、いまや逆転しているのだ。そのお荷物だった連中が立民に行って、そっちの方がしっかりと支持者がいる。

 国民民主の方は、切り捨てられた形だ。
 それで、このままでは支持者がいなくなるわけで、新たな支持者獲得を考えた時、元の希望の党を当初、支持してくれた人々に目をつけたのだと思われる。

 モリカケネタを継続するつもりだった国民民主の玉木が、ママに言われて今の方針に転換した…という情けない状況ではあるが、邪魔な立民勢力…蓮舫とか菅直人とか赤松口蹄疫とか辻元清美とか有田ゴキフには切り捨てられたわけで、今後、意外といい動きをするようになるかもしれない。
 ちょっと注視していくつもりである。

 さて。このように、野党の主張なんぞ、まあ外交や放送法改正には興味があるけど、趨勢的に実にどうでもいいのだけど、興味深かったといえる。

 野党の勢力がわかりやすくなった。今まで、ウンコ混じりのカレーだったのが、ウンコと、元ウンコが混じっていたカレーに別れた感じ。

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