基本的にウチは安倍内閣の経済政策には批判的なんだが。コレについては大筋で応援したいと思っている。
【産経】高齢者住宅の提供、在職老齢年金は廃止も 自民の一億総活躍へ提言案全容判明
https://www.sankei.com/politics/news/180604/plt1806040004-n1.html
俺は昔から経済政策としてのコンパクトシティ構想については「有効そうなので、やってみてもいいのではないか」派であった。特に最近ならば富山市のような成功事例も出てき始めている。
要するに、俺は過疎地のインフラなどを積極的に「無駄」だと思っているのである。
補助金出してでも過疎地から人口密集地へと人を呼び寄せた方が、財政的なメリットは大きいと考える。
で。コレに通じる考えが、「高齢者住宅の提供」である。
単純に、「年金資産の、カネからモノへのシフト」ではなく、誰もが幸せになれる可能性を秘めていると思う。
こうすれば、今起こっている「独居老人」という問題も減るし、当然ながら介護施設を集中させる事によって、介護者の負担も軽減できる可能性もある。社会的に孤立しがちな老人同士でのコミュニティの構成もやりやすい。
昔、ウチの「奴隷制の復活を提案する」というエントリで、俺は引きこもり対策として、大規模農場とかで奴隷としてひきこもりを働かせ、最低限の衣食住+ネット環境を保証してはどうかという提案をした事があるのだけど。乱暴な言い方になるけれど、これは同じ発想からきていると思う。
その他、「在職老齢年金の廃止」についても、俺は結構「アリ」と考えている。
これについては、先日棘がまとめたツイートがワリと衝撃的だった。
【棘】1928年生まれの手塚治虫が、1974年頃に描いた60歳の女性像に衝撃
https://togetter.com/li/1232900
そう。日本人は老人でもどんどん元気になっているのである。
麻生大臣の言うように、リタイア後の人生が長くなって、年金政策が昔のままというのは確かに問題もあるように思う。
これを言ってしまうと、「お前はこれまで、厚生年金は払っておいた方が絶対トクであると主張してたやんけ!」と言われる方が必ず出てくると思うのだけど。それは誤解だ。
何度も言うが、厚生年金や国民年金は、絶対に払っておいた方がいいのだ。
これは、言ってみれば保険なのだ。将来困窮した時、最後の頼みの綱として、年金がある。例えば、ウチでは子供が自転車事故などを起こした時の保険として、掛け捨てで傷害保険に加入しているが、納得してカネを保険に使っている。子供が事故を起こさなければ1円も返ってこないが損したとは思わない。
だから、年金の給付額を下げない為にも、生活力のある老人にまで年金を給付する必要はないと思う。
確かに、金持ちの中には当然、支払った年金の総額すら返ってこない人も出てくるだろうが、担税力のある層から徴税するのは当然だ。
ただ…。高プロはあかんだろう。杉田水脈氏の発言について、俺は珍しく反発を覚える。
【杉田水脈氏】21:59 - 2018年6月1日 ツイッター
https://twitter.com/miosugita/status/1002534999856439296
「過労死はあってはならない」
当然、政治家はそう言うだろうし、そう思っている方も多いと思う。思うんだけどな。
基本的に日本の企業の偉いさんは、ウチの主張的にはかなりの確率で外道なのである。何度も言うが、俺ら中小企業の人間を人間としてカウントしない連中を、俺は山程知っている。
▲自民党参議院議員 「ワタミ」こと、渡邉美樹
それで、そういう連中の提言を、「日本をよくする為だから」と言われて実現しようとしてるだろう?自民党。結局、直接的な支持者の言葉には、なんとか国民に対する言い訳を考えた上で、可能なら実現しようとしてるじゃないか。
こーゆーのを、本当に必要だと思う政策にちょろっと混ぜて少しずつ成立にもっていく姑息なやり方が、実はかなり気に食わない。
でも…。
政治ってのはそもそもベストなんてものは選択できないものだ。よりベターなものを選択していくしかない。これも、俺はいつも言っている事で。
安倍総理を見てて思う。もうすぐ本気で消費税10%にあげようとしているようにも見えるし、確かにヘタレでなかなか難しい選択はしない人だけれども。
でも…。よりベターなものを選択しての、今の安倍総理なのかなと。
少しだけ、安倍総理に対する敵愾心が、今日薄れたのであった。
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【産経】高齢者住宅の提供、在職老齢年金は廃止も 自民の一億総活躍へ提言案全容判明
https://www.sankei.com/politics/news/180604/plt1806040004-n1.html
俺は昔から経済政策としてのコンパクトシティ構想については「有効そうなので、やってみてもいいのではないか」派であった。特に最近ならば富山市のような成功事例も出てき始めている。
要するに、俺は過疎地のインフラなどを積極的に「無駄」だと思っているのである。
補助金出してでも過疎地から人口密集地へと人を呼び寄せた方が、財政的なメリットは大きいと考える。
で。コレに通じる考えが、「高齢者住宅の提供」である。
単純に、「年金資産の、カネからモノへのシフト」ではなく、誰もが幸せになれる可能性を秘めていると思う。
こうすれば、今起こっている「独居老人」という問題も減るし、当然ながら介護施設を集中させる事によって、介護者の負担も軽減できる可能性もある。社会的に孤立しがちな老人同士でのコミュニティの構成もやりやすい。
昔、ウチの「奴隷制の復活を提案する」というエントリで、俺は引きこもり対策として、大規模農場とかで奴隷としてひきこもりを働かせ、最低限の衣食住+ネット環境を保証してはどうかという提案をした事があるのだけど。乱暴な言い方になるけれど、これは同じ発想からきていると思う。
その他、「在職老齢年金の廃止」についても、俺は結構「アリ」と考えている。
これについては、先日棘がまとめたツイートがワリと衝撃的だった。
【棘】1928年生まれの手塚治虫が、1974年頃に描いた60歳の女性像に衝撃
https://togetter.com/li/1232900
そう。日本人は老人でもどんどん元気になっているのである。
麻生大臣の言うように、リタイア後の人生が長くなって、年金政策が昔のままというのは確かに問題もあるように思う。
これを言ってしまうと、「お前はこれまで、厚生年金は払っておいた方が絶対トクであると主張してたやんけ!」と言われる方が必ず出てくると思うのだけど。それは誤解だ。
何度も言うが、厚生年金や国民年金は、絶対に払っておいた方がいいのだ。
これは、言ってみれば保険なのだ。将来困窮した時、最後の頼みの綱として、年金がある。例えば、ウチでは子供が自転車事故などを起こした時の保険として、掛け捨てで傷害保険に加入しているが、納得してカネを保険に使っている。子供が事故を起こさなければ1円も返ってこないが損したとは思わない。
だから、年金の給付額を下げない為にも、生活力のある老人にまで年金を給付する必要はないと思う。
確かに、金持ちの中には当然、支払った年金の総額すら返ってこない人も出てくるだろうが、担税力のある層から徴税するのは当然だ。
ただ…。高プロはあかんだろう。杉田水脈氏の発言について、俺は珍しく反発を覚える。
【杉田水脈氏】21:59 - 2018年6月1日 ツイッター
https://twitter.com/miosugita/status/1002534999856439296
「戦争したいなんて思っている与党議員は一人もいない」
「過労死はあってはならないと全ての与党議員は思っている」
「学問の自由は守らなければいけないことくらい与党議員はみんなわかっている」
これが大前提なんだけど、野党の皆さんには理解してもらえない。
「過労死はあってはならないと全ての与党議員は思っている」
「学問の自由は守らなければいけないことくらい与党議員はみんなわかっている」
これが大前提なんだけど、野党の皆さんには理解してもらえない。
「過労死はあってはならない」
当然、政治家はそう言うだろうし、そう思っている方も多いと思う。思うんだけどな。
基本的に日本の企業の偉いさんは、ウチの主張的にはかなりの確率で外道なのである。何度も言うが、俺ら中小企業の人間を人間としてカウントしない連中を、俺は山程知っている。
▲自民党参議院議員 「ワタミ」こと、渡邉美樹
それで、そういう連中の提言を、「日本をよくする為だから」と言われて実現しようとしてるだろう?自民党。結局、直接的な支持者の言葉には、なんとか国民に対する言い訳を考えた上で、可能なら実現しようとしてるじゃないか。
こーゆーのを、本当に必要だと思う政策にちょろっと混ぜて少しずつ成立にもっていく姑息なやり方が、実はかなり気に食わない。
でも…。
政治ってのはそもそもベストなんてものは選択できないものだ。よりベターなものを選択していくしかない。これも、俺はいつも言っている事で。
安倍総理を見てて思う。もうすぐ本気で消費税10%にあげようとしているようにも見えるし、確かにヘタレでなかなか難しい選択はしない人だけれども。
でも…。よりベターなものを選択しての、今の安倍総理なのかなと。
少しだけ、安倍総理に対する敵愾心が、今日薄れたのであった。
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