あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

募金の美談

2010年09月21日 21時34分31秒 | 国際
 なんつーか、アメリカだなぁという記事を紹介。

【らばQ】「車椅子が買えません…」目が離せなくなる展開となった掲示板のやりとり
http://labaq.com/archives/51503968.html

 要約すると、障害者だけど普通に仕事ができるせいで、政府補助とかが仕事不能の人より少なく、豊かな生活もおくれていない人が、

「高校1年ぐらいからずっと同じ車椅子で、最早生活に支障がでてるので買い換えたい。誰か寄付して」

と掲示板に書き込んだら、合計すると希望額の何倍かのお金が多人数から振り込まれた。超感動。というお話。

 思ったのが、日本もそうだけど、アメリカも、生活保護受給者の方が、ワーキングプアよりも絶対的に裕福なんだなという点と、寄付に躊躇がないなあという点。

 日本でも、寄付は成立するだろうけど、こんな風にネット上で美談になるような展開になるだろうか…。
 よく、子供の臓器移植費用を工面する為に、移植待ちの一部日本人が、多額の募金によってアメリカ等で移植順番待ちをすっ飛ばし、手術をやったりしているが、あれは結局半額近くが募金運動の運動費用に計上されてしまっているそうだし、日本人の善意を利用したビジネスになってしまっているように見える。
 収集された募金が、どこまで実質使用されているかも、あまりに公開される例が少ない。

 街頭で募金箱にお金を投じる人はいるけど、ネットではなぁ。
 どうも、そんな怪しげな募金ビジネスが横行しているせいで、寄付に対する成熟が阻害されているような気がする。
 主に募金収集を行う側の問題だ。

 後、日本はペットボトルの蓋を何十万個と集めて寄付したりとか、そんなのがニュースになってたりするんだけど。アメリカ人はきっとスマートに数千円程度の少額寄付を募ったりするんだろうなと思う。
 うーん。ペットボトルの蓋を集める労力を考えたら、エコ団体に寄付と同額の利益をもたらすのであれば、少額寄付の方が、人件費も含めた場合はいいと思うのだけど。
 これはこれで多分一長一短で。例えばアフリカで、日本人は現地で井戸を掘る技術を伝える形の援助を行い、欧米は最新式のポンプ型井戸を造り付け、蛇口付けて「はい。おしまい」とする…なんて話があったりするし、苦労してペットボトルの蓋を集めるのは、その行為自身にそれなりな意味があるのかもしれないけどなぁ。
 どんな援助が効果的なのかってのは、多分永遠に解けない類のテーマなんだろうな。

 それにしても。これ、日本でも成立しそうな募金方法だなと思う。2chとかで、「俺、障害持ってて高校1年生の時から車椅子なんだけど、何か質問ある?」みたいなスレ立てて。
 募金関連のビジネス団体も絡まないし、後は最終的な収支と残金の寄付を明確にすれば、流行るスタイルだし、募金関連のビジネス団体の弱体化にもなるんじゃないだろうか。

 今回わかった事は、設定額が現実的でかつ決まっており、低いほど寄付が集まりやすいと言う事だ。
 そう考えたら億円以上の単位で募金が集まるってのは、並大抵の努力じゃないし、必要なのかもしれないが…。全出演者にきちんとギャラが支払われる、24時間テレビに募金するのは凄く嫌なんだよな。

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こんな募金箱に寄付してはいけない (青春新書インテリジェンス198)


国壊議員がゆく

2010年09月17日 21時56分17秒 | 政治(菅政権)
 誰もが驚いた、岡崎トミ子の国家公安委員長人事。
 まあ、片山善博総務大臣も、かなりきてる人選だが、やっぱり岡崎トミ子のインパクトには叶わない。
 ちなみに。片山は、元鳥取県知事で、公用車をヒュンダイにしている事と、鳥取県版の人権擁護条例を作り、条例違反を決める委員会メンバーに総連やら民団やらのメンバーを入れる北朝鮮系議員である。

 こんな片山よりも注目を集める岡崎トミ子とはいったい…?

 まあ、有名だよね。国会サボって税金で訪韓して、公用車で反日デモに参加したバカである。
 この写真はとても有名だ。見たことある人はいっぱいいるだろう。

 

 

 ギャグかもな。まさにまさかの人選。同じ公安マークの千葉元法務相が解任された後、また公安マークの人物を重用、今度は公安委員長だ。

 酷すぎて逆になんか裏があるのではないかとか、勘ぐってしまいそうだ。公安に公安委員長を見張らせるのか?

 こいつは過去、朝鮮学校のスポンサーの朝鮮人と、パチンコ店経営者の韓国人から政治資金規正法で規制されている寄与を受けた事があり、「戦時性的強制被害者問題解決促進法案」の提案及び提出者の一人であり、無論、外国人参政権実現に命懸けの人である。要するにキチガイだ。とても日本人がやる行動とは思えない。

 よりにもよって、何故コイツが、公安委員長?思うに、これは仙石の差金ではなかろうか。管はそこそこリアリストなので、あからさまに怪しいコイツみたいなのを選択するような男ではないと思う。

 やはり、この内閣は仙石の短命青春内閣なのであろう。仙石官房長官と小沢官房長官かぁ。どっちがマシかと言えば、やはり仙石なのだろうな。すっげー菅内閣の寿命を恐怖新聞なみに縮めているようにしか見えないわ。


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金正日はゴルゴ好き

2010年09月17日 21時33分24秒 | 特定亜細亜
 An-2コルトという飛行機を知っているだろうか。
 まあ、名前から想像がつく(An-2はアントノフ2)だろうけど、旧ソ連製の複葉機である。

An-2 ポーランド空軍機


 現在、北朝鮮が中国製の同機Y-5を運用しているのだけれども。表面がほとんど木と布で造られている事と、巡航速度200キロ前後という超低速の為、最新式レーダーで発見が困難という「ステルス仕様」なのであった。低空飛行されると自動車と見分けがつかない。

 この事は、後で触れるが古くから知られた事だったのだが、昨日、アメリカのグレグソン米国防次官補(アジア・太平洋安全保障問題担当)がこの事実に触れ、

「AN2コルト機は侵攻や潜入作戦の際に識別が難しい」「10万人の特殊部隊と組み合わせた場合、大きな潜在能力を持つ」

 なんて事を言うものだから、注目を集めている。

 いや凄い。まさに「貧しい者の知恵」だ。
 まあ、使い方によるのだろうが、対北朝鮮の対応とは、まさに侵攻や潜入作戦になるだろうから、北朝鮮側がこの機に求めているものは、完全にゲリラ仕様。

 とりあえず、思い出したのが「ゴルゴ13」である。

  ゴルゴ13 157 (SPコミックス)

 74巻のエピソード、「見えない翼」がまさにこれ。
 アメリカが開発したステルス戦闘機に驚異を感じたKGBのウラジミール・ペテルスキーがゴルゴにステルス開発者ベッカー博士の殺害を依頼。
 殺害後の脱出方法は、最新のステルス機を奪取する手はずだったのだが、それがかなわなくなり、最新鋭のステルス機を破壊して、なぜか近所に住んでいた歴戦のエースパイロットのじいさんが操るAN-2で、レーダーに補足されずに脱出する。

 さいとうたかを(ゴルゴ13の作者)が「北朝鮮はネタにできない」と言っていた理由が、若干わかったような気がした。
 自分のネタを本当に軍事方面に有効利用されるかもしれんもんなぁ。今日のグレグソン氏の発言は、気味が悪かろう。

 つーか金正日よ。お前ゴルゴ読んでるだろ。

 マンガと同じネタを自国の軍隊に導入し、アメリカに「深刻な脅威」とかいう台詞を言わせるんだもんな。たいしたもんだよ。

 ちなみにAn-2は、シルクワームミサイルを1発積むことができるんだそうな。
 有視界戦闘が困難な夜間の奇襲攻撃とかで、すげー役立ちそうだ。

 別の見方として、以前あった原油高の時、北朝鮮は燃料不足によりAn-2の燃料を確保する事ができずに、An-2用の燃料を他に回していたという話が、韓国の国会で報告された事がある。ちゃんと定期的なメンテナンスが現在の体制でできるのか、俺は懐疑的だけどな。
 北朝鮮は、ちょっと過剰な程に驚異視されているよ。軍事予算ゲットの為、必要なんだろうけどねー。

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狼と香辛料が佳境に入った

2010年09月16日 22時11分46秒 | 読書
 1コ前のエントリに絡む余談なんだが、今月の新刊だった「狼と香辛料」が、実にタイムリーなネタだった。「狼と香辛料」は、時代的には中世かな?主人公が商人で、「中世の経済」をメインのテーマとして扱ったライトノベルである。

 【狼と香辛料1】
 

こっちが最新刊。【狼と香辛料〈15〉 太陽の金貨<上>】
 

 デノミや先物取引等、昔からあった考え方なんだなぁという、現代の経済に興味があればさらに面白い小説で、神様(=老いない美少女)と人間(主人公の商人)の恋愛もの小説でもある。
 実に変わった小説で、最初の方の巻は本当に純粋に面白く、ぐいぐいと引き込まれる。

 後半は茅田砂胡の小説みたいに惰性で続く感じになるんだけど、潮時を作者がきちんと理解しており、多分次巻で最終回である。いや…上下巻だしなぁ。ホントに今回のエピソードで終われるんだろうか。
 毎回、その時の経済ネタを当ててきているように思うのだけど、今回はホント偶然だろうと思う。でなきゃ預言者みたいだ。
 ホントは、前回のエントリは、このネタも絡めたエントリにしたかったんだけど、ネタバレになっちゃうから書かなかった。
 どうしてタイムリーなのかは、読んだ人が考えてみたらいいと思う。

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(ネタバレ改行(パソ通ちっくで懐かしいなぁ…))











 今回の毎日新聞やら鳩山由紀夫が、狙っているであろう経済効果の話であった。
 新規通貨発行成功時にどんな事が起こるか…。とかそんな話だ。
 以上。

腐りゆく変態

2010年09月16日 22時10分07秒 | 政治(菅政権)
【変態】社説:円売り介入 真の通貨戦略が必要だ
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100916k0000m070121000c.html?inb=ra

 なんか、俺はもしかして、変態新聞が大好きなんだろうかと思う時がある。なんでこんなくだらない新聞をチェックしてるんだろう。

 あ。変態新聞ってのは、昔「毎日新聞」と呼ばれていた新聞なんだけど、「日本人は全員変質者です」と、10年以上かけて毎日新聞(当時)英字版で虚偽の報道を続け、最近になってその所業が日本人に知られてしまった後、「担当者は罰として、みんなが嫌がる社長に就任させます」といった新聞社である。
 自分自身が日本人で、変態の自覚がありながら、そいつをトップにいだいている。変態新聞の名が相応しいと思うので、以後永続的に変態新聞と呼ぶことにしている。

 閑話休題。

 その変態新聞が、昨日のドル買い介入について、社説を書いている。まああれだけの事件ならば、そらもうどこもアレをネタに社説を書いているのだが。ひときわ異彩を放っていたのだ。結局下記3行が言いたいが為の社説である。

 円相場が上昇するたびに、大騒ぎになる背景の一つには、アジア域内も含め決済に使われる通貨がドルやユーロ中心になっていることがある。東アジア経済がドルやユーロに振り回されないようにするための通貨体制作りを域内国と協調して急ぐべきではないだろうか。


 つまり…。円通貨圏を広げよと言うとるわけですな。
 はぁ…。昨日、俺はアホの仙石が口を滑らせた円高防衛ラインで、叫びすぎて喉が痛いのに。またあほかぁぁぁぁ!!と叫ばなければならないのか。

 新通貨発行かね。大東亜共栄圏の夢、再びと。
 鳩山由紀夫が、自身が総理就任後、藤井裕久の指導のもとに、デノミ(新規通貨発行)の実施を考えていた訳だが、あまりにアホな発想であった為に、新聞社がこの手の主張を表立ってやるのは、なかなか勇気がいる。鳩山と同類と見られてはたまるまい。
 だもんで、変態新聞のコレは、オブラートに包みまくった形跡があって、シロウトには判り難い文章になっているのだが…。

「東アジア経済(特定アジア+日本)が他のハードカレンシーに振り回されないようにする為の通貨体制」を「域内国(特定アジア+日本)と強調して急げ」

 とくればもう、それしかないわけで。
 これだけ判り難くオブラートに包んでるところを見ると、アホな事を言ってるという自覚はあるんだろうなぁ。そして願望なのだろう。見果てぬ夢なのだろう。

【変態】発信箱:「小沢外相」の勧め=倉重篤郎(論説室)
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20100916k0000m070125000c.html?inb=ra

 こんな事も書いているし。最早「うわぁ…」としか言えないわ。
 日本人を軽蔑してくださいと英語圏に発信を続け、中国韓国と一体化せよと叫び、強烈な反米思想の持ち主を外相に据えよと主張する。

 よっぽど…。よっぽど芯からアメリカが嫌いなんだなぁ。

 俺は、朝日新聞ですら、ある種のアンチテーゼと得意分野で存続するべきだと思っているが。変態新聞だけは、滅んだほうがいいよと思っている。

 最早、そのような論調を喜ぶ読者に媚びる道しか、お前には残っていないのか。
 憐れですらあるよ。もう消えろよ痛々しい。

 余談だが。
 俺は別に親米主義ではない。ただ、世界で数少ない反日国家群の表彰台にいる2国と卑屈に徹してまで仲間に入れてもらおうというそのドマゾな性質が気に入らないだけである。アメリカはジャイアンかもしれんがギガゾンビよりマシである。

P.S.

 そして…。空白になる外相ポスト。ま、まさか…。

【政治】 "民主党の幹事長に" 岡田氏、「天命だ」
1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2010/09/16(木) 16:56:24 ID:???0
★民主幹事長に岡田氏内定=「天命」と応諾

・菅直人首相は16日、民主党の次期幹事長に岡田克也外相の起用を内定した。
 首相は首相官邸で岡田氏と約30分間会談し、幹事長就任を要請。その後、
 岡田氏は記者団に「外務省の皆さんには申し訳ない。政権交代をしてくれた
 国民の気持ちを考えたら、いろんなことを考えていられない。天命だ」と述べた。 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100916-00000085-jij-pol


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その後の小沢応援団

2010年09月15日 22時17分33秒 | 政治(菅政権)

 予想通りすぎるよな…。小澤応援団。

民主党代表選結果:官房機密費効果で勝利した菅直人
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-2274.html

悪徳ペンタゴン工作活動に敗れた主権者国民勢力
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-be79.html

 まあ気持ちはわからないではないのだけど。やっぱり基本的に「陰謀論」でまとめるんだな。この人達は。好きだなぁ…。
 今回の代表選でありがたかったのは、これでネット勢力の支持層がはっきりしてきたような気がするところだ。

・支持なし層
・自民党支持麻生派
・自民党支持層
・民主党支持小澤派


 だいたいこんな感じか。
 例えば「匿名党」なんかは、基本的に執拗なまでの韓国叩きで、誰も支持していない。「BOB」は目立つ人弄りで、やっぱり誰も支持してない。

 有名所のブログは、右派では「支持なし層」で、左派では「民主党支持小澤派」ではないかと思う。「新世紀のビッグブラザーへブログ」みたいな「麻生派」にも有名所はあると思うが。

 ちなみにウチは、自分的には「麻生派」に分類されると考えている。そうすべきなのかなと思ってエントリしてたしな。麻生総理誕生当時から。

 で。
 小澤派が今回の代表選で破れて、この絵が変わる。
 小澤派が、おそらくは民主党に対して背を向けると思うんだな。

 すると、民主党支持が誰もいなくなってしまうのだ。ネットでは。まあいるにはいるんだが、少なくとも有名所で民主党を支持する勢力は全滅する。マスコミにも潜在していた「民主党応援団」はイコール小澤支持派だったから、急速に味方が減少する事態に陥っているのだ。
 もともと、四面楚歌に近い状況になりながらも、小澤応援団が唯一気を吐いていた事もあり、それがなくなるとなると、現在の民主党政権にとっては本当に痛い。

 まずは人事なんだが、ほぼ必須と思われた仙谷由人と枝野幸男の両方の交代はまず実現しない。そして、小澤の幹事長起用もまずないだろう。それが出来るなら代表選に小澤は出馬しない。
 基本的に元社民党勢力が完全に民主党内部を掌握した感じだ。
 左翼であった社民党が牛耳ったからか、民主党内部では粛清論が出ているらしいし、左翼らしい内ゲバ…いや、まずは小澤一派を屈服させる作業から着手すると思われる。小澤は渡部恒三みたいに名誉職なんぞに収まるタマではないぞ。

 もともと、民主党は右翼と左翼で仲良く飛ぶ比翼の鳥のイメージだった。片翼をもがれたに等しいこの状況。
 そして、小澤応援団の誰もが望む、小澤の離党…。

 俺は、じわじわと民主党は弱っていくと語ったが、現時点で最早末期と言えるだろう。
 今度こそ、政界再編が起こるかもしれん。しかも、民主党が割れて。その時、小澤が獄中で永田町にいないのが、凄い理想的なんだけどな。

 もともと、政界再編論が出た時、自民党が割れてという話だったはずだ。中国政府の方針でも、純粋な日本人政党である自民党の解体が一種の目標だった。

 なんか、もしかしてラッキーっぽくない?自民党って分裂せんと残ったような。

 俺は、この後に及んで、日本はまだ、小泉元総理が現役だった時から、理想的な方向に進んでいるように思う。自民党の浄化も含め、現在のこの惨状はむしろ必要だったプロセスなのではないだろうか。

小沢革命政権で日本を救え



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ああワロス曲線

2010年09月15日 22時13分31秒 | 政治(菅政権)
 韓国は以前、通貨安が止まらなくなった事がある。韓国崩壊の危機である。なんといっても、今自分達が持っている金が紙くずに近づいていくのである。さらに、韓国は純債務国。特に短期対外債務(すぐ返せって言われてる外貨)がべらぼーに多いので、自国通貨が安くなれば安くなるほどに、もちろん短期の返済が困難になる。恐怖以外の何者でもないであろう。
 結局、ご存知の通り韓国は、日韓・米韓・中韓通貨スワップで辛くも虎口を凌いだのだが、その頼みの綱であった通貨スワップも今年2月、米韓スワップが終了した…。まあこの話は余談なので置いておくとして…。

 韓国は、自国通貨安の防衛の為、市場介入を繰り返すのだけど、介入のタイミングを機関投資家に見切られていて、防衛ラインのドル=ウォンに達すると韓国の介入が入って持ち直すものの、介入が止んだところで売り浴びせられるのを繰り返す事になっていた。
 結果的に「w」の形にグラフがなることから、日本ではこのグラフの線を、嘲笑の意味を込め、

「ワロス曲線」

 と呼んでいた。まあ馬鹿にしていたのは日本人全体ではなく、一部の韓国ウォッチャーと、そのウォッチャーのまとめた記事を楽しく拝読していた読者の方々なんだが。

 かように、市場介入する際の防衛ラインとは重要なもので、この情報が流出すれば、為替介入のタイミングを機関投資家に知られてしまい、日本は機関投資家に為替介入のたび、あの韓国のように食い荒らされてしまう事になるのである。

【政治】為替防衛ライン漏洩事件 記者「82円前後ですか?」仙谷「野田が考えた」
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1284519433/

 あ・ほ・かぁぁぁぁぁ!!!

 まあな。通貨安ではないから、深刻度合いは低かろうけど。通貨を安く保つのは比較的簡単なんである。なぜかずっと人件費が安い中国を見ていればわかるだろう。自国通貨は事実上無限に刷れるからな(無限に刷る馬鹿はいないが)
 つーか釣り針か?これは壮大な釣り針なんか?「82円までしか円は上がらんぜ」って考えてFXやってるバカを灰燼に帰す為のアメリカ高官ばりの罠なのか。

 …いや。違うな。単にアホなだけか。
 とりあえず、いの一番で決まっていると言われる、仙石の続投。
 この無能な赤い貴族がいる限り、日本は沈没を続けるのだろう。まー。多分民主党の誰が仙石の後釜になろうとも、目くそ鼻くそなんだろうけどな。泣けてくるなー。

 ちなみに、アメリカではFRBが景気回復に向けて、大規模な米国債の買い入れを始める。要するに輪転機をフル回転して、景気回復に使うわけであって、ドル安はこれからもガンガン進むのである。
 これから安くなってしまう事が確定しているドルへの介入…。要は日本政府、ドルを買い支えようとしているのである。俺は日本も国債刷ってどっちかと言うと公共工事はもちろんの事、でっかいプロジェクトとかを立ち上げて欲しいんだけどなぁ。同じ円安化を目指すのならば、そっちの方がずっといいじゃないか。なんでそれができないのか…。ああ。あれか。「コンクリートから人へ」か。

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完全にヤバイ!韓国経済



菅大勝利!!

2010年09月14日 22時15分11秒 | 政治(菅政権)
 おめでとう。
 さて。ドキドキするのはやはり…。小澤応援団の連中がどんな風に言うかだね!

 菅が勝って、まったく嬉しくないのだけど。鳩山由紀夫が、なぜかキングボンビーに見えるのはどうした事だろうか。俺の目が悪くなったのかな。

 これで、菅長期政権の可能性が出てきた。やはりすげーな「解散権」は。続載者スイッチ並の兵器みたいだ。特に1年生議員は、年収2000万円×3年はでかいもんなぁ。解散するぞって脅されりゃ、菅に転ぶわ。「たちあがれ日本」を見捨てた城内実みたいに、「義」っつーのは存在しないんだな。永田町には。

 菅が勝った今、初めてゲンダイに同意できるが。
 「菅ではダメだ」ろうなぁ。やはり。

 

 とりあえずここ最近のゲンダイの軌跡。爆笑もの。
 この論調とほとんど歩調を合わせてた、みにー姐さんや植草一秀氏はなんて言うのかなぁ。

 そして…。謎の鳩山由紀夫票が残った。

 

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蓮舫のスットコドッコイ

2010年09月14日 22時13分24秒 | 政治(菅政権)
 先日の中国漁船の領海侵犯事件での、犯人一味のVIP待遇だが。
 この件で尖閣諸島がちょっとしたブームというか話題になっていて、蓮舫が口を滑らせた。

【朝日】蓮舫行政刷新相「尖閣諸島は領土問題」 政府見解と矛盾
http://www.asahi.com/politics/update/0914/TKY201009140282.html

「(尖閣諸島は)いずれにしても領土問題なので、私たちは毅然(きぜん)とした日本国としての立場を冷静に発信すべきだと思っている」

 いやいやいや…。これは「無知」では済まされないよ蓮舫。立場的に。「まあまあ彼女は元台湾の外省人なんだから」とかでも済まされない。むしろそうだからこそ、普通ならばこのような発言は控えねばならないだろう。
 そして、「勉強家」で知られる彼女が、尖閣諸島に対する話を知らないわけがないではないか。

 だとすると、この立場でのこの発信は、立派なプロパガンダであるという解釈が成り立つ。「スパイ確定」と言われても、否定できねぇ。その理由を今から説明する。

 そもそも。尖閣諸島とは何か。

 【wiki】尖閣諸島領有権問題
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%96%E9%96%A3%E8%AB%B8%E5%B3%B6%E9%A0%98%E6%9C%89%E6%A8%A9%E5%95%8F%E9%A1%8C

 ここにもある通り、日本は1895年1月14日までに慎重に尖閣諸島の領有権を調査した結果、世界情勢を鑑みつつ、どこの国にも属していない事を確認し、日本領土に編入した。国際的にも認められた。

 つまり、当時どこにも領土問題は存在しなかったのである。

 それが、1969~70年に行われた国連の調査で、イラクに匹敵する埋蔵量の石油が存在する事が判明し、台湾が米のガルフ社に採掘権を勝手に与える等の大騒ぎになった。
 まあ、この時を堺として尖閣諸島の領有権問題が生じるのだが、だから、日本の立場としては、もう間違いなく尖閣諸島は日本の領土であり、領土問題、つまり紛争地ではないのである。

 さて。ここで蓮舫のセリフに戻ってみようか。

「(尖閣諸島は)いずれにしても領土問題なので、私たちは毅然(きぜん)とした日本国としての立場を冷静に発信すべきだと思っている」

 これでは、まるで領土問題があり、日本は戦って勝ち取らねばならないと言っているようではないか。
 これは、台湾の主張と一致する。中国は、台湾を中国の一部としているので、「台湾のものは俺のもの」と主張しているのだ。

 ちなみに、台湾・中国は現在、1895年の下関条約で不当な侵略により、尖閣諸島は日本に強奪されたと主張しているが、1985年4月17日に下関条約が結ばれる前の1月14日に、尖閣諸島は日本に編入されている事を記しておく。

 この件については、何から何まで嘘まみれなのよ。中国・台湾はな。
 もう1回言うぞ蓮舫。「いやいやいや…。これは「無知」では済まされないよ蓮舫。立場的に」

 で、前原のフォローが。

【時事】「東シナ海に領土問題ない」=厳しい対応取る-前原国交相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010091400354

 そりゃそーだよ。明らかに人選に問題があるよ蓮舫。組閣要員ではないよ。
 俺、この人仕分けで嫌いになる前は、まだ民主党内ではマトモな方だと思ってたんだけどなぁ…。超基本じゃねーのか元台湾人!!日本を愛する心をもってして、日本人になったんではないのかこのスットコドッコイ。
 まあ、民主党の人だしねぇ。

 自民党なら…ま、これは辞任には至らないかな。マスコミはむしろ「我らが中国様の為によくぞ!!ぱちぱちぱち」とかだったかもしれん。

※一応注釈。
 今回の漁民チャーター機は中国政府のもの。要するに「日本側のVIP待遇」を演出しているのは中国で、その中国の演出を日本国民にそのままお送りしていらっしゃるのがマスコミ様である。産経の石平氏のコラムを読んでる奴は知っている。
 これを知ってて上のエントリを書いてるんだから…。俺もわりと煽って書いてるフシもあるんだな。これが…。


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ジョブズ再訪予告

2010年09月14日 21時58分19秒 | 国内の事件
 記事のタイトルを見て驚いた。
 この「おもてなしの国」日本が、いったい何をしたんだと思ったけど。記事の内容を読んで超納得。そりゃー…仕方ねぇんでないかい?

ジョブズ氏、お忍び来日で激怒!?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1009/13/news107.html

 要するに、自家用ジェットで関空にやってきて、京都観光してお土産に手裏剣を購入し、そいつが手荷物のチェックに引っかかった事を告げられて激怒したらしい。

「自分の飛行機でテロなんかするかっ。二度とこないからな!!」

 そりゃーもう、保安検査場の職員は真っ青だろう。金持ちに日本に来てもらうのは国益だし。ジョブズが「ニッポンワンダフル」とか言った日にゃ、その宣伝効果は計り知れんしな。
 でもねぇ。日本国内で例えば爆発物やら薬物を手に入れて帰ったりとかも、当然できるわけで。出国手続きとしてはチェックは必要だろうし、チェックでヒットしたなら、告げるぐらいはするよそりゃ。当たり前やん。
 ちょっと短気すぎるのと違うかジョブやん。

 ま、それはそれとして。この記事で面白いなーと思ったのが、ジョブズの

「2度と来ない」

 であった。手裏剣手土産にしてるあたり、なんかもっかい来そうな気がする。
 漢に二言はないな?来るなよ?絶対くるなよ?

 と、ジョブズが再来日する時の為に、エントリしておく事にする。
 まてよ。「関空には」2度と来ないのかな。ま、そのへんも含めて。再来日(多分やるだろ)を楽しみにしよう。


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シュレーディンガーの小沢総理

2010年09月13日 22時19分28秒 | 政治(菅政権)
 この間、退役した軍船を漁船に偽装した中国人の自称漁船が、日本の領海内で海保の船に体当たりして逃亡しようとした。
 仙石が「なんとか穏便に済ませられんもんかのう」とかさんざん抵抗した挙句、約半日のタイムラグを経て、なんとか逮捕できた中国人を…、今日。チャーター機で中国へお帰りいただいたとの事。船も返還されるらしい。

 正直、何故この政権は、日本人をなめきっている犯罪者をVIP扱いするのか、理解できない。憤りを禁じ得無い。

 それと。
 岡田外相が「バターン死の行進」で、その生き残りアメリカ兵に

「当時の日本人は非人道的であった。日本人全体を代表して謝罪する」

 とか、日本に招待した上で、謝ったそうだ。

 「バターン死の行進」についての事実は、ほぼwikiの通り。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%AD%BB%E3%81%AE%E8%A1%8C%E9%80%B2

 まあ、戦争なんてのはどっちもどっちだ。
 大戦時、日本人捕虜が極端に少ないのは、捕虜にするのが面倒で殺されまくったからだという話もある。
 そもそもソ連の対日参戦やら原爆やら、日本は別に謝罪を要求しないし、謝罪してくれるとも思ってはおらん。

 なのにこいつら(民主党)はなんで…勝手に日本人を代表して、屈辱的行動を繰り返すのだろうかと思う。
 ちなみに。バターン死の行軍で死亡したアメリカ兵は2300人(死の行軍の生き残りは5万人ぐらい)と言われている。人数の多寡は関係ないとは思うものの、村山総理の時も謝罪して、なぜ今も蒸し返すのかと…。

 やっぱり。憤りを禁じ得無い。

 こうして。奴らは毎日毎日、少しずつ日本に屈辱を与えている。

 仙石が官房長官である限り、つまり菅が総理でいる間は、この傾向は続くだろう。つまり「全方位土下座外交」…やだなぁ。

 この辺りのイベントが今、多発しているのは、菅が、民主党内で大きな勢力を持つ左派におもねっている事が原因だろう。
 要するに、代表選で民主党内左派に反発されないように、さりとて日本の国益に最小限しかダメージがないように、リップサービスをして廻っているわけだ。

 とりあえず、マスコミの中ではまだマシな部類になる「新聞」ベースで見れば、最早代表選の趨勢は明らかで、菅の勝ちなんだが…。念入りなこって。非常に迷惑だ。

 ちなみに、現在でも小澤勝利を信じているのは、

・きっこのブログや植草一秀等の「インターネット小澤応援団」
・日刊ゲンダイ


 ぐらいである。

 【政治】 アメリカの手先の大マスコミ だから民主党議員は「菅が優勢」なんて報道を信じてはいけないのだ
 http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1284365400/

 もう、なんというか悲鳴に近いな。
 でもま、「政界の一寸先は闇」だったかな。何事も、蓋を開けるまではわからないのだ。1週間放置した箱の中の猫だって、蓋を開けるまでは生きているのだからな。


 …ゲンダイが嫌がってるってことは、多分菅で、今は正解なんだろうなぁ。

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戦争プロパガンダの嘘を暴く―「南京事件」からバターン「死の行進」まで


小澤応援団トレース疑惑

2010年09月10日 23時20分21秒 | 政治(菅政権)
 ネットは成長分野だとは思うけど、現在のネット勢力なんてのは、ハナクソ程度の規模でしかないと思う。
 それは、あれだけフィーバーした麻生自民党VS鳩山民主党で、民主党政権が圧勝したにも関わらず、衆院選投票直前まで、麻生総理が「大丈夫だ」と言い続けて、麻生陣営がそれを信じた事で明らかだ。
 無論、1年前、敗色濃厚なのは麻生総理ご自身もご存知だったとは思うが、以前にもエントリした事がある「将は俯かず」の精神で、兵を励まし続けたのだと思う。
 投票前夜の麻生総理の街頭演説は、選挙の神が降りたかと思える程、鬼気迫るものがあり、街頭を埋める万人規模の支持者の熱気はホンマモンであった。いやマジで凄かったのよ。動画とか見たら判る。麻生総理個人的な人気は圧倒的だった。そりゃー反対陣営はアレを見りゃ怖いよ。



 あれで惨敗ってんだからなぁ…。戦前の情勢予想から、旗色が悪いのは判っていたけど、負けても僅差だと思ってた。

 あの時、本当に痛感し、先日の参院選での自民党比例で出馬した三橋貴明氏の惨敗で再確認したんだけど、ネットでいくら圧勝しようが、創価学会の組織票どころか、共産党の動員力にも現時点では劣るのだ。

 現在…。大マスコミ的に小澤の敗色は濃厚なれども、かの陣営はまだ、小澤勝利を信じていると思う。俺は、小澤がネットの力を過信しているように思う。
 どうも、あの衆院選の自民惨敗の時、麻生総理を必死で応援していた連中(+俺)と、みにーねえさんとか植草一秀氏とか岩上安身氏とかの「小澤応援団」が激しく一致しているような気がしてならない。

 小沢一郎氏圧倒的優勢で推移する代表選終盤情勢
 http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-1540.html

 民主党代表選:札幌での立会演説会と終盤情勢
 http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-2260.html

 以前、多分グーグル関係者だったと思うけど。
 インターネットVS従来勢力という構図なら、インターネット側が必ず勝つと言った人がいた。実際、盧武鉉やらオバマやらがその構図にピタリとハマり、俺もそうかなと思うんだけど。

 うーん。日本人っつーのはそのへん、頭が固いのかもなぁ。
 ホント、上記植草氏のエントリとか、読んでみると、も、全然小澤が負ける気がしなくなるのだ。FNNの調査を今朝の新聞は大きく取り上げ、議員票は拮抗しているので、地方票で小澤が圧倒的に不利という記事を載せているのに、それを「誤報」とか言い切っちゃってるのだ。

 【サンスポ】菅首相の再選強まる…民主党代表戦
 http://www.sanspo.com/shakai/news/100910/sha1009100506005-n1.htm

 俺もなぁ…。市場は小澤の「政策実現能力」に期待していると思うんだけどなぁ。
 事、選挙終盤の票読みとなると、日本のマスコミはなかなか正確だぞ?まあ、今回は植草一秀氏やみにー姐さんとこだけでなく、選挙の票読みにはなかなか強いオフィスマツナガさんとこまでもが小澤有利と見ている。どうも、情報の出所が同じ(鳩山グループの独自調査?)っぽい。

 衆院選の後半の時もこんなだったよな。俺は「どっちが正しいんだっ!」と頭を抱えたもんだけど。
 多分、実際のところは誰もわからないんだろうね。

 個人的には。
 ミラーマンやらみにー姐さん達に、俺らが衆院選惨敗時に味わったのと同じ絶望感を持って欲しいという、そのただ1点のみで、菅に勝って欲しいと思ってたり。菅が勝った瞬間、トレース疑惑は疑惑でなくなる。

 はっはっは。だってどっちが勝ってもいっしょやん。まさに「カレー味のうんこ」と「うんこ味のカレー」。究極の選択ってのは、よーするに「どっちも嫌」な選択なんだよ。

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ポリティカルコンパス的リベラル

2010年09月09日 22時33分56秒 | 特定亜細亜
 俺は、自分がポリティカルコンパス的に保守っぽいと思った事は、実はほとんどない。

 でも、たまーに自分が、

「ま、ちょこっと右かもな」

 と思う事がある。それは、ホントどうでもいい新聞の記述が引っかかった時。

【共同】「日本国籍のはく奪不当」 性人類学者の金さんが提訴
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010090801000706.html

在日2世として日本で生まれ育ち、性に関する悩み相談などの活動で知られる韓国籍の性人類学者金明観さん(59)が8日、「戦後、一方的に日本国籍を奪われたのは不当だ」として、日本国籍があることの確認を日本政府に求めて東京地裁に提訴した。
訴状によると、金さんの両親は戦前、日本の植民地だった朝鮮半島から神戸市に移住。
金さんが生まれた1950年当時、朝鮮半島出身者の国籍は日本とされていた。


 共同通信は、朝鮮半島について、「日本の植民地だった」と記述している。
 別に。俺の見解としても、朝鮮半島は元日本の植民地である。

 それは、一応定義として、憲法学者の美濃部達吉氏の以下の弁の筋が通っていると思っているからだ。

法律上の意義に於ての殖民地を「国家の統治区域の一部にして内地と原則として国法を異にしたもの」

 つまり、朝鮮・台湾等を外地と呼び、日本本土・内地と区別して法律も分けている場所を植民地と定義しているわけだな。

 しかし、俺は日本の保守の人々が、「日本は朝鮮・台湾を植民地支配していない」と言いたい気持ちは、わからないではない。
 多くの植民地が暴力によって獲得されているにも関わらず、日本が朝鮮や台湾を獲得した経緯は、条約による併合や割譲だし、他の多くの元植民地が発展途上国であるのに対し、朝鮮・台湾は日本の恩恵を受け、今や立派な先進国だからだ。
 それに、当時の日本の政治家たちも、朝鮮や台湾を「植民地」と呼ぶことに抵抗があった形跡が散見する。

 そんな訳で。
 俺は、「植民地」という言葉はかなりデリケートな言葉だと思っている。
 しかし、共同通信をはじめ、比較的右派である産経新聞ですら、例えば、日韓併合下の朝鮮に対する日本の政策の事を、「このような植民地政策は世界に例がない」等と、基本的に大戦中、朝鮮や台湾は日本の植民地であったという認識で記事を書いている。

 デリケートな言葉なんだよ。
 軽々しくやら在日等の言葉が新聞に出ないのと同じ、デリケートな言葉なんだよ。
 例え過去に、法律的定義として、朝鮮等を植民地と定義していたとしてもだ。

 日本左派が気にする言葉には敏感なクセに、保守が気にする言葉には敏感ではないってのは、俺は普通に差別だと思うのだけどな。

 もうちょっと日本の保守に優しくてもいいやんマスコミさん。
 なんか、全体的にマスコミは保守を、基本スキルとして憎悪しているような気がするのは、なんでなんだろうな。


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いつもの変態新聞

2010年09月08日 23時35分47秒 | 政治(菅政権)
 昨日、変態新聞がなんか言い訳っぽいコラムを書いていた。

 【変態】25時:流言とデマ /宮崎
 http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100906ddlk45070317000c.html

 インターネットで流布した「報道規制」はデマだが、当初から質量ともに十分な報道ができたか……。


 ほうデマ。

 …まあ、全文読むと本当に腹立たしい内容なんだけど。特にこの1行が本当にダメだった。
 流石に「ネット君臨」の変態。ネットで『変態』といえば毎日新聞であるとすぐに解るぐらい叩かれまくっている変態だった。心の底からインターネットユーザーが大大大大大嫌いなんだろうなぁ。こいつら。

 赤松が。

 
 「マスコミへの(風評被害防止の)お願いが上手くいった」

 そして原口がツイッターで。

 
 
 「(マスコミに)発生後すぐに指示した。風評被害が大きくならないように」

 率先して風評被害という名目で報道規制をし、実際に最初の数週間まったく報道がなかったではないの。

 風評被害対策というのは、…まあ口蹄疫問題をウォッチしてた人なら判っているとは思うのだけど、適切な情報のみを厳選して流す事により、正しい知識を持ってもらう事である。豚インフルエンザの時に必要だった報道姿勢と言えば、分かりやすいだろうか。

 決して、完全沈黙を指しているわけではないのだ。
 要するに、赤松のアホボケカスが口蹄疫が発生しているにも関わらず、そのまま外遊に出かけたのを隠したい気マンマンだったわけで。

 これを、

「風評被害防止」

 とは、恥ずかしげもなくよくも言えるなと。
 マスコミとしては当時、わかってて黙っていたクセに。「当時の口蹄疫報道について、悔いが残る」とか言いながら、枕詞がよりにもよって、さらりと「ネットのマスコミの報道規制はデマ」かよ。

 俺、たとえ外国人参政権に賛成の立場で中国様の足の裏を舐めまくる朝日新聞でも、まだ取っている奴は理解できるんだけど、毎日新聞の論調だけは、読んでて頭にこないのかと、真剣に思うわ…。

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押尾先生と代表選

2010年09月08日 23時06分58秒 | 政治(菅政権)
 正直、今日は2chが調子悪くって、なんのネタの準備も出来ていない。
 唯一といっていいぐらいの注目のネタだった押尾学関係はよくわからんし。

 いや、ある程度の話は知ってるのよ。公判の時、衝立が立てられて、傍聴の人に姿を見られないようにして呼ばれた元国会議員のBさんとは、米津等史氏だったとか、この人は小澤とつながりがあるとか、いや藤井元財務大臣と親しいし小澤の敵だとか。
 押尾の犯行現場で、その場に同席したと噂される森祐喜氏の話が出てこないとか。

 そんなん、全然なんの根拠もないもんねぇ…。どれひとつ確かな話がない。この噂の出元と思われるギョウカイヘッドロックさんとこも、この件はも、微妙にしおらしくなってしまっているし。

 個人的には、あの事件は単なるアホである押尾の単独犯で、何も絡んでいないと思っている。裁判で、検察側証言が続々出てきているが、普通に説得力があり、どうも被告側の主張はほぼ全面的に否定され、検察側有利で終了するんではないかと思っている。

 実はもう、既にあまり興味がなかったりする。
 唯一、アレに絡んで左派系の超有名ブログ、「カナダde日本語」さんトコが、押尾裁判で

「押尾有利で裁判が結審するだろう。あれは茶番だ」

 と言っておられるので、それで結果が楽しみなぐらい。

 【カナダde日本語】押尾学初公判をも小沢総理誕生阻止に利用しようとする菅内閣閣僚たち
 http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-2255.html

 アレはねぇ。どう考えても押尾が激しく不利だろ。10年超の実刑はガチだと思っているので、もしそうならなかったなら、押尾学が何か権力に守られてて、裏取引とかがあったとか、そんな話も出来ようものなんだけど。
 後、この報道で代表選を隠してるとかも、妙な話だと思う。結構大々的に報道してるもん。代表選。
 むしろ、今2chサーバーが部分的にダウンしている事の方がよほど問題で。小澤やら菅の発言を分析されるのを恐れてのサイバー攻撃のような気がする。

 そんな訳で。胡散臭いなぁと思ってみにーねぇさんとこをウォッチしているのであった。
 基本的な語り口調が断定に近い『推測』なので、嘘はついてないんだけど、自説が覆されると必ず誰かが隠蔽したとか、そんな話にしている気がする。要するにネットに配信する内容としては、激しく無責任だと思うのだ。
 前、ウチがエントリで嫌いだと主張した「株式日記」と同じ臭いを感じる。

 こんなブログが、ブログランキング的には超上位で。ランキングの種類によっては第1位だったりするのは間違ってるというか…。まあそういう需要があるんだろうけどな。鳥越俊太郎の芸風とかと一緒でさ。

 よくもまあ、そんな薄い根拠で書けるなぁ。


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