現代玩具博物館には、オルゴール夢館が併設されていて、日に5回、1回40分のオルゴールコンサートがひらかれています。
会場で迎えてくれるのは、かわいいオートマタたち、
そして、シリンダーオルゴール、ディスクオルゴール、
スタッフの方の説明を聞きながら、美しい音色の演奏を楽しみます。
画期的に重層的な音色がでるようになったオルゴール、ミラクルという言葉のもとになったMiraと名付けられています。
演奏の合間にオートマタを何体か動かして見せてくださいました。
この猿のオートマタは煙草を吸います、細い管にニコチンがたまって故障しやすいので、めったに動かさないそうで、ラッキーでした。
ラッキーなことは重なって、ピエロエクリバンの動きも見せてもらいました。
京都の嵐山オルゴール博物館で今年は土曜日の最終回に見せてもらえるとのことでぜひにと思いながら果たしていなかったので、うれしかったです。
ランプの元で手紙を書くピエロ、ちょっと転寝をする間にランプの灯がふっと消えて…目覚めるとまた灯がともってとドラマティックなオートマタです。
このピエロにはスイスに恋人(彼女もオートマタ)がいて、彼女の書いた「ピエロさんへ」という手紙もありました。
こちらのオートマタは、展示だけですが、「オルゴールの小さな博物館」でいろんな動きを見ていたので、どんな動きをするのかなと想像するのが楽しかったです。
ここの会場はコンサートの間だけ開いているので、終了と同時にお別れでした。