たくさんのお人形の中で、私の一番のお気に入り、
すこしはにかんだような、でも利発そうな
男の子のお顔の表情がだいすきです。
わっ、ヘアースタイルがモーツアルト。
身長24cmで両手足が動きます。
儀仗兵の制服でしょうか、とても上質なフェルトでていねいに縫製されていて、模様のある小さな金ボタンもすてきです。
お人形やお洋服の上質さに比べ、太鼓は木でできているのですが、模様部分に印刷した紙が貼ってあり、アンバランスです。
この男の子もフェルトのきちんと縫製されたお洋服を着ています。
身長13cmと小さいのに眠り人形になっていて、瞼の薄さにびっくり、
ケースの裏には当時書かれたお値段が残っています。
当然ドイツ・マルクだと思っていましたが、50年前の1959年7月6日、西ドイツザールランド州で使用通貨がフランス・フランからドイツ・マルクになったとの記述がネットで見つかりました。