現代玩具博物館で買った小さなしかけ絵本は、縦10.5cm、横8.5cmの手のひらに乗る大きさ、1994年に発行された初版本です。
「なんのいろかな」をひらくと、わっ、むしあかい。
きいろい、おれんじ、あおいと続いて、むしみどり。
次はむらさき、最後は、むしぜんぶのいろ。
お気に入りは、「かぞえてみよう」、むしいっぴきからはじまって、
にひき、さんびき、
よんひき、ごひき、
うふっ、ろっぴき目は横っちょから出てきました。
ろっぴきの次は、最後、むしいっぱい。
絵本だいすきなくーたんのお気に入りになりました。
「ドイツ おもちゃの国の物語」も直感で買った本ですが、中味が濃くて、ドイツの国の歴史や、文化の深さが伝わってきました。
各ページに散りばめられた挿絵の繊細さ、
博物館の棚の中の展示物までていねいに描かれています。
写真ではなく挿絵のあたたかさが、やさしい文章と響きあっていました。
★
たくさんのすてきな物語のなかからひとつだけ、
ドイツの救急車にはテディベアが乗っていて、救急車に乗った子どもは、そのテディベアをもらって、病院に行くそうです。