Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

おもちゃ教室

2009-11-10 | テディベア

現代玩具博物館の工作室では、平日は午前10時から、土・日・祝日は午前10時と午後2時から、おもちゃ教室がひらかれています。
工作室の前には、おもちゃを動かす仕組みになるいろいろな歯車が展示してありました。

 

10月のおもちゃ教室はびっくり箱の製作です。

 

広い工作室に入ると、電動工具が整備され、

 

机の上には、手作りのおもちゃたち、

 

いいなぁ、毎月通って作りたい。

 

午前中のコースで、びっくり箱を作っていた若い女性、

 

出来上がった彼女たちの作品です。

 

さあ、午後からのコースで、私も挑戦、見本は釣り人が大きな魚を2匹釣り上げているもので、同じものを作るのかなと思っていましたが、箱だけがキットになっていて、お話はオリジナルで作るとのこと、このたくさんの部品を選んで使ってもいいし、オリジナルは糸鋸で切っていただけるとのことでした。

 

すぐに思いついたのはテディベアをテーマにすること、最初考えたのは、箱の上にお母さんくまがいて、蓋をあけると子どものくまが出てくるというもの、スタッフの方と話しているうちに逆のパターンの方が楽しいかなとそちらにすることにして、さっとスケッチ画を描いて、箱の中から出てくるくまをカットしてもらいました。
たまたま受講者がひとりで、約90分の間マンツーマンの指導、製作過程の写真を撮るつもりが製作に夢中で、これ1枚だけです。
きれいにカットしてもらった板の角を丸みをもたせるのにペーパーがけしました、この一手間で出来上がりが違ってきます。

 

その板にペイントして、糸で仕掛けを作って、子どものくまに王冠まで作って、出来上がりました。
子ぐまの手は動くようになっています。
外箱はそのままの木地を生かしてあえてペイントしませんでした。
先日ハロウィンで魔女の帽子を被せましたが、クリスマスにはサンタの帽子を被せましょう。
指導してくださった工作室担当のスタッフは、西田明夫さんに影響を受けて、現代玩具博物館に就職、卒業制作でもオートマタを製作されたとか、

 

これは、先日、「糸のこおもちゃコンテスト」で匠賞を受賞した彼の作品です。
長野県木曾郡にある「やぶはら高原こだまの森」のブログの写真をお借りしました。