ブルーノ・タウトが残したもの@熱海
ドイツ人建築家、ブルーノ・タウトが日本に残した唯一の建築物が熱海駅から程遠くないところにあるというので出かけてみた。
次期国立競技場を手がける隈研吾さんも絶賛したという、竹をふんだんにあしらった内装は、眼下に広がる美しい風景をきわだたせ、自然と調和した美しいもの。細部までのこだわりには驚嘆。シルクをあいらった壁や風景を存分に楽しめるように階段状になった部屋の構造など そのこだわりはすごい。一部、施主と意見があわず自分の美意識を貫けなかったところもあるようですが。
カントに傾倒し、影響をうけたというタウトの特徴は自然との調和と多様な色彩空間。また日本の建築様式を愛し、来日直後に訪れた桂離宮に感銘し「泣きたくなるほど美しい」と日記にしるしているそうな。奇しくもその日が彼の誕生日。最高の誕生日プレゼントになったんだろう。桂離宮を世界に広めた建築家でもあるそう。第二次世界大戦の前後に活躍したタウトは、カントに傾倒したことからもわかるように社会主義的思想の持ち主としてドイツ人でありながら ヒトラーから敵視され 祖国を捨てることになった 戦争に翻弄された建築家でもあり 最後はトルコに亡命し その地で生涯を終えたそうな。
どんな思いでこの建物を設計したのか。今となっては残された日記からしかその心情をはかることしかできないようです。
どうなってんの。。 鬼門の神宮で3連敗ってか。勘弁してください。しかし、2位以下はすべて5割きってるセリーグ。情けなさ過ぎ・・・
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