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趣味ではじめた デジカメの写真だよ。

威風堂々・・ 知恩院三門

2011-05-22 01:33:20 | Kyoto

知恩院三門(三解脱門)。三門とは、「空門(くうもん) 」「無相門(むそうもん)」「無願門(むがんもん)」と いう、悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門。 巨大な木造建築物。 いつみても圧倒的な存在感。迫力があります。現存する木造建築では日本最大。国宝です。華頂山の額にも存在感がありますよね。大きさは畳二畳以上あるとのこと。 そりゃ迫力がありますよ。 たまに無性にみたくなります。

知恩院は 法然上人を祖師とする浄土宗の総本山。その地位が確立したのは室町の後期とされているそうですが 勢力を増したのは 江戸時代にはいってから・・ 徳川家の庇護をうけて 大きくなったそうです。 家康は生母の弔いを知恩院でとりおこなったとか。 三門の内部は普段は非公開ですが 春・秋の特別拝観のときにはあがることができます。 徳川の庇護をうけたということは 明治になってからは 弾圧されたということでしょうか。 明治になってからの廃仏毀釈の影響をうけ、三門内部の壁には心無い人々が残したたくさんの落書きが。 なんとも いいようのない気分になります。

春に予定されていた 法然上人の800回忌 大遠忌法要は震災の影響で秋まで延期となったとのこと。 こんなところにも震災の影響があるのですね。 法然上人は 南無阿弥陀仏ととなえれば みな平等に救われるとといた 念仏の教え。 当時は 厳しい修行をつんだものか お金のある人しか 救われないという考えが主流だったので かなり衝撃的で感動的なものだったようです。 今では なんだか 当たり前のように思うのですが 身分制度のきびしかった当時としては衝撃的だったのでしょうか。 そして 800年たった今もその教えがいきているということは 人の心に響く教えなのでしょうね。

柳の下のどじょうは1匹でしたね。 どら様  気をとりなおして 明日から・・ 得意のナゴドだし すかっとする試合をみせてくださいよ。 

 

 



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