ザ・サウンド オブ わんわん The sound of wan wan

ベルジアンシェパードグローネンダールのズースです。

「はるかな国の兄弟」・大阪の寿司割烹・夏バテズース

2023年07月17日 | 
夏休みの子どもの読書みたいな本で暑さの中、少々別世界に旅しました。昔読んだ本ですが再読。リンドグレーンの世界は、学校も家もかなりしんどかった私の子供時代の逃げ場のようなものでした。「やかまし村シリーズ」や「ピッピシリーズ」「名探偵カッレくんシリーズ」など、本の中に入りたい、とどれほど憧れたことか。
スウェーデンという国に、そこはかとなく好意を抱いているのはリンドグレーンの存在が大きいです。根性がないので言語を学ぶこともそこに旅行することもありませんでしたが。
「はるかな国の兄弟」は、どこかジブリ映画を思わせるファンタジーで、この世ではない別の世界で、悪者や龍の怪物と戦う話です。
昔読んだとき、終わり方に疑問を感じましたが、ネットで感想を拾うと、同じように感じるひとが多いようでした。でも、今回読み直して、終わりのシーンにも納得。67歳のリンドグレーンが描きたかったのは、「けちなごみくずではない」人間の真の勇気なのだろうと思いました。

大阪難波の「英ちゃん冨久鮓」という寿司割烹のお店に行きました。美味しかった。私は飲めないけど、のんべえさんには最高の店でしょう。大将さん、ハンサムでいい腕、いい感じ。
それにしても大阪難波は、外国人観光客でいっぱい。すごい人混み。街並みもなんというかディープな雰囲気。人に酔いそうでした。
すかすかで夜は暗い神戸に帰ってきたらホッとしました😆

🍺🍣🥢🍻

暑いので、ズースもバテ気味。
5時からの早朝散歩でもけさはきつそうでした。毛皮着てるんだもんね。






見果てぬ夢は…・ハンバーガー・暑いね

2023年07月12日 | Weblog

英語ペラペラになりたい、というのは多くの日本人の願望に違いありません。
私の父母も晩年までNHKのラジオ英会話を聞いたり、英会話教室に通ったりしていました。
ペラペラには程遠いままだったけれども。
私も、いつの頃からか英語が話せる日を目標としていました。しかし、ことはうまく運びませんでした。自らの根気のなさと才能のなさを嘆きつつ、高齢者となり、もう諦めの境地です。
ところが夫は、留学もしていないのに英語を喋ったり聞いたりできます。
犬の散歩中もイヤフォンで、また、車の中で、私がまったく聞き取れない英語のPodcastを流しています。
じつに悔しい。
大きな違いは、脳の構造もあるだろうけど、「好き」の気持ちだと思うのです。
とにかくアメリカが大好き、英語の歌が大好き。勉強の積み重ねは苦ではなかったのだろうと。
根っからの外国人好きだから友だち作りにも積極的だったようだし…
英語の歌を英語のまま味わえる。
英語が「好き」の気持ちは私には全くなかったです。それどころか英語を勉強しているとおしりがむずむずする気分でした。
好きじゃない英語は、いくら求めど、ちっとも近寄ってきてくれません。
かくして、見果てぬ夢のまま終わりそうです。

夫は今でもアメリカのドラマや映画や音楽が好きだし、外人が好きなんだなあ。🥯
私は日本のもののほうが好きで、見やすいし聞きやすい。本なんて、日本語で読まないとなんの読書の楽しみがあるものか。

好きでもなく必要にもかられなかったもんなあ。別に英語で話したいこともないし。機械的な瞬間英作文の練習とかつまんなくてたまらなかったし。能力もないんだろうけど。。。ぶつぶつ…

英語教育学が専門の和歌山大名誉教授、江戸川晴雄さんは、「学校教育だけで『使える英語』を身につけさせるのは、体育の時間だけで五輪選手を育てるのと同じくらい無理難題」と言っている、と新聞で読んだ。
ほら、そうなんだ!

それにしても、見果てぬ夢は恨めしい。イソップの酸っぱいブドウみたいです。

🔠🆒🆗🆙

英語嫌いでも、ハンバーガーは美味しい。われわれは老夫婦だけど、よく食べに行きます。
ここは、古民家を改造した店で、家族で営業しているハンバーガー店です。

アボカドチーズバーガー。
アボカドたっぷり。


🍔🍿☀️🌞

毎日暑いです。散歩がつらい日々。まだ夏はこれからが本番☀️






YouTubeの旅行記も面白いけれど。。。

2023年07月07日 | 
この頃、いわゆる旅系YouTubeをよく見ています。
まあ、たくさんの人が自分の旅行をYouTubeで紹介していること!外国も国内も見たいところを検索すればたいてい出てきます。
世界中を旅しながら、その様子をYouTubeにあげている人がいます。いいカメラで撮られた景色は臨場感たっぷり。食事の様子も映像で見れば、匂いまで伝わってきそうです。説明の言葉は最小限で充分。
更新を楽しみに映像を日々楽しんでいるのですが、最近、本棚から引っ張りだしたこの本。


知人に10年ほど前に謹呈していただいた紀行エッセイの本です。
一度目を通しているのですが、再読してみると、昨今の映像の旅行記に慣れた脳と目に新鮮で、驚きました。
1987年からほぼ20年にわたり、ご夫婦で欧米を旅行した際の紀行文で、写真ではなく、著者である奥様ご本人の油絵がたくさん添えられています。
飛行機や列車など交通機関での様子から建物、風景、人々、食事の内容など五感全てに触れたことがらが、実にこまごまときめ細かく綴られています。
紀行のエッセイは、焦点を絞らないと、子どもの作文のようになる、と教わったことがあるけれども、歴史、絵画の教養や、おとなとしての観察眼や見識に裏打ちされたこの本の文章はその限りではなく、すみずみまで読み応えがあって、旅心をそそられます。
映像や写真ではない、文章で伝える魅力、というものを再認識したのでした。
📖☕️✈️🚄🥂🌴

暑くなりました。
少しでも涼をとりに水辺に行きたい。
ズースは臆病なので水にはいるのはあまり好きじゃなさそう。
泳がせてみたいね。










食にまつわるエッセイ集・洋食屋さん

2023年07月01日 | 
阿川佐和子さんの著書で「残るは食欲」というエッセイ集がありました。(読んでいないので内容はわかりません)
高齢になって、物質的な欲がめっきりなくなりました。街に出て、デパートに行っても、買うどころか品物を見歩く興味さえなくなっていて我ながら驚いたりします。
でも!おなかはすきます。
これはとてもありがたいこと。
体調が良いという証拠ですので。
まさしく残るは食欲だ、と思うきょうこのごろです。

最近、図書館で借りて、食についてのエッセイ集をまとめて読みました。このほかにも、「おやつ」とか「お弁当」とか「朝ごはん」とかいろいろありました。
現代作家から故人となった懐かしい名前まで、古今の作家の食に関するエッセイが、集められていてなかなか興味深い。
江國香織さんや武田百合子さんや村上春樹さんのような好きな作家のエッセイは既読のものも結構ありました。
武田百合子さんが、ご主人の作家、武田泰淳さんが枇杷を食べる様子を描いた「枇杷」は名作だなあとあらためて。短いエッセイですがあんなに生々しい芳醇な文章はめったにないです。
左上はこの前作ったオムライス。

神戸は洋食屋さんの激戦区です。
最近あまから手帖で見て行った、行列のできる洋食屋さん「SAEKI」。
ミックスフライ定食は、有頭エビフライ、チキンカツ、コロッケ、ミンチカツの盛り合わせ。コスパも良いです。
夫は神戸で2番目に好きな店になったんだそうです。(1番は神戸キチンという洋食屋さん)

🍀📖☕️🍽

ズースも一緒に茅の輪くぐりをしました。
健康祈念。

川までの散歩も慣れました。遠く感じなくなった。

朝の散歩コースのお地蔵様には、日々の感謝をささげます。