ザ・サウンド オブ わんわん The sound of wan wan

ベルジアンシェパードグローネンダールのズースです。

ほんの少し秋の気配・「モンテクリスト伯」

2023年08月22日 | 
今朝の5時台の散歩は、少し涼しい風が吹いていて嬉しかった。
夜になると、チリチリ虫も鳴いていて、微かに秋を感じる。
早く、秋よ来い。
昨日夕方のズース。
暑くてベロがながーくなっちゃう。かわいそうに。

 ☕️📖🍀🍵
記念に書いておく。
ついに「モンテクリスト伯」読み終わった。全7巻。通算2年近くかかったんじゃないか。
途中なんども中断したから。
これ、私が好きなあるエッセイストさんが小学生の頃読んで、読み終わるのが悲しいほど面白かったとエッセイに書いていて、いつか読みたいと思っていた。小学生でこれを読むなんて、信じられない。早熟で賢い子なら読めるのかな。子ども向けの版だったんじゃないかしら?私も昔、こどものころ、「巌窟王」という子ども版は読んだことある。
それはともかく、1巻目はすごく面白かったんだけど、途中から人の名前がごちゃごちゃ、わからなくなって、長らく中断していたら、誰に復讐しようとしてるのかもわからなくなって、迷子になりながら、前に戻って人物を書き出したりして。
気を取り直して読んでいたら、なんとなく繋がって、あ、そうか、と思いながら読み続け…
7巻目は面白かった。ヴァランティーヌが死んだとき、これは生き返る(死んだふり)に違いないと思っておしまいのほうページをめくったら、やっぱり!
そんなこんなでようやく読み終わった、バンザイ。
でも、誰にどんな復讐したんだっけね??
私、あたまわるっ!

もう一回ぼちぼち読んでみようかなあ…




子どもたちの帰省・武田百合子「絵葉書のように」

2023年08月18日 | 
7月末に長男が、この前のお盆の時期に長女が、今週末から次女が、それぞれ帰省。
3人の子どもたちも、青年期をとうに過ぎ、壮年といえる歳となりました。
それぞれみんな、このままならない世を真面目によく頑張って生きている。嬉しいしありがたい気持ち。と同時に自分の人生だけでなく、我が子どもたちの人生も、なんとなく見通せるような気がして、少しものがなしい。ほんとに、人生って短いなあ、と。
でも、彼らはまだその子どもたちと未来を見ることができる。
孫たちはまだまだこれから!

3代で川遊び。じいちゃん、息子、孫。

壮年の息子よ、なにか見える?




ズースと仲良し。

この夏は毎日暑くて暑くて。こんな暑い夏は初めてだという気がする。
ズースも保冷剤を巻いて散歩。しかし、毛の多いズースは毛を冷やしてるだけのような。
保冷剤がただ重いだけて、たいして効果ないかもしれない。

☀️🌞🏖🏊‍♂️

 
大好きな武田百合子さんの新しい文庫本を本屋さんで発見。喜びいさんで購入。
単行本未収録エッセイ集「あの頃」(図書館で借りたことがある)の中から、娘さんの花さんが選んで編集したもの。
厳選されているだけあり、武田百合子さんのエキスが詰まっている。
誰にも真似できない、独特の味。
もともと書くという行為は自分とはかけ離れたものだと思っていたそうで、富士の山荘の記録を書くきっかけを作ったご主人武田泰淳氏の慧眼から生まれた奇跡のエッセイストだ、と思う。