スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

「太平記の一節が日本で一番美しい文章」として紹介されたので吟じました(5回連載の5)

2016-04-23 09:00:00 | 律詩吟詠

太平記の一節を吟じました。

落花の雪に踏み迷ふ、交野の春の桜狩り、

紅葉の錦を着て帰る、嵐の山の秋の暮れ、

一夜を明かすほどだにも、旅宿となれば物憂きに、

恩愛の契り浅からぬ、我が故郷の妻子をば、行末も知らず思ひ置き、

年久しくも住み馴れし、九重の帝都をば、今を限りと顧りみて、

思はぬ旅に出で給ふ、心の中ぞ哀れなる。

 

ある方が「太平記の一節が日本で一番美しい文章」として私に紹介されました。

そこで、私なりに詩吟につなげる為に、5回に渡り、文章そのもの、詩の意味、

朗読、そして最後に詩吟まで、試行錯誤で挑戦してみました。

何回も素読して、吟じてみましたら、すっかりこの文章のとりこになったようです。

但し、日本で一番美しい文章の定義は、私が調べた限りありませんでした。

自分の琴線に触れるかどうか人それぞれだと思います。

では以下のyoutubeに詩吟を掲載して、太平記の項を終わります。

5回に渡り愛読頂きありがとうございました。

https://youtu.be/UhSJzuGBNqs

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