博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

9月定例会一般質問原稿 ③

2012-10-02 07:27:26 | 日記
 昨日の続きです。
 

質問:今、原発事故や避難生活を送っている事が全国的に風化しつつある中、町長の式典へ参列された模様は全国にテレビ放映され、また、全国紙に掲載されました。さらに、ちょうど1週間前の3日には県内のテレビ局で特集が組まれ町長が生出演されていました。今回の参列したことによって、原発事故の低線量被ばくの問題や避難の現状を再認識してもらう意味でも非常に意義があり、また、広島市の訪問は、物心両面での支援への感謝の意を伝える事はもちろんですが、長期にわたる健康管理の連携など高く評価したいと思います。今後、各国代表が集う式典や大会などへ出席する機会を頂けるならば積極的に出席され、これらの事を県や国に訴えるだけではなく、世界に発信することも町長の責務と考えますが、町長のお考えをお伺いいたします。


馬場町長答弁:お答えいたします。やはり風化されつつある状況であることは間違いございません。今の霞が関を見ますと、非常に風化されてきているという感じがします。いろんな要請、要望活動に行ってまいりましても、官僚の態度がそういうふうに私の目には映ってきます。特に私の話を聞いているのに、メモを取らないでただ聞き流しにしているという状況もうかがえますし、さらにはいろいろ意見交換会で福島県内にも出て、いろんな町民の方々と交換会をしてまいりました。そういう中でも、本当に町の情報が入らない。特に、新聞とかマスコミ関係が、どうしても原発の事故の報道が非常に少なくなってきているということがございます。そういうものを全部総合的に勘案すれば、やはり風化されつつあるということでありますので、これだけ非常な惨状を我々としてはやっぱり今後とも後世に伝えていかなければならないし、また現在も今、山崎議員がお質しの通り、世界にも発信して、原発事故の悲惨さというのでしょうか、そういうものを訴えてまいりたいと考えております。



 この続きは、また次回に