今日から、昨日実施した現地調査を報告をします。
写真左から、壱、弐、参、四、五、六の順に説明します。(写真を分かりやすくアップできませんので、あしからず)
写真壱、弐=棚塩地区の「セイタカアワダチソウ」です。繁茂の有無は、津波被害に「遭った・遭わなかった」の違いで、つまり「セイタカ
アワダチソウ」は塩には弱いことが分かりましたが、反面、田んぼの再生を考えると塩は大迷惑です。
浪江全体の田んぼを考えると、ほとんどが「セイタカアワダチソウ」で覆われており、これまた除染には大迷惑。なぜなら、
茎がかなり固くなるそうで、簡単には除草できないそうです。
写真参、四、五、六=下水処理場です。全て地震による被害で、参は傾いた電柱。四、五、六は約50cm地盤沈下した処理場と制御室。
処理場の被害状況を調査するには、まず電力の確保が必要で、9月定例会で電源復旧工事費などで410万円。10月
臨時会で電源確保後の被害調査委託料などで約5900万円の予算を可決しています。
来年度は町内の下水管にカメラを入れて被害調査などを行い、再来年度に復旧工事着手を目指す予定だそうです。
いずれにしても、インフラの復旧は相当の期間を要します。