９月定例会一般質問原稿 ⑪

　９月定例会で行った、一般質問の質問と答弁の反訳原稿を掲載します。９日のブログの続きになります。


質問：今ほど私申し上げましたが、原発事故で避難しているという特異ないじめに遭いかねないと思いますので、でひ「いじめ」の早期発見、また解消に向けて対応を今後とも協議していただきたいと思います。
　それでは、次に移ります。浪小・浪中以外の町立５小学校及び２中学校校長のそれぞれの勤務の内容はどのようになっているかお伺いいたします。


教育長答弁：再開できました小中学校１校ずつの他の校長７名おりますが、この校長たちは学校運営には直接かかわりません。それで浪江町教育委員会と県教育委員会と協議しながら、全国に散っている子供、あるいは兼務で赴いている教職員の支援のためにできるだけ近くということで、具体的には浪江町教育委員会に４名です。いわき市教育委員会に１名。福島市教育委員会に１名で配置されて、関連の教育施設に行って、日常的には先ほど申しました子供や教職員の情報収集、必要があれば直接出向いていって子供たちに会うこともあります。あるいは子供たちがそこで学んでいたり、兼務教員が務めている学校の校長などから情報を収集して、必要な対応をするということであります。その中心を占めているのが浪江町の小中学校の事務局という、下川崎の幼稚園のところにあるんですが、そこと我々と連携を取りながら対応していくという状況です。


質問：そこで、３名の校長先生ですか、「いじめ」問題などや子ども、保護者の様々な悩みを聞く場、つまり、「電話専用相談窓口」を開設し、教育問題などのプロである３名の校長先生がいらっしゃるということですから、相談者の悩みの解消に取り組んでもらうのはどうでしょう。方法論についてはまだまだ議論の余地がありますが、方向性について教育長からお願いします。


教育長答弁：私の説明がちょっと不十分でしたが、９名の校長のうち７名が全てそういう形で対応してございます。４名は浪江町の教育委員会に関わりながら、今私ども一緒に仕事をしていろんな相談の対応をしております。そういうことですので、今お話しあったすべてのものを対象に議員が今ご提案いただきましたことについて対応していきたいと思います。


この続きは、また次回に


＜新聞掲載記事より＞


・タービン建屋水漏れ　福島第一原発３号機　冷却に影響なし

　１５日午前１０時１０分ごろ、第一原発３号機のタービン建屋一階にある搬入口近くの通路に水がたまっているのを協力企業の社員が見つけた。建屋の外への流出はなく、原子炉の冷却に影響はないという。
　東電によると、直接に移転用のポンプを停止したところ、水漏れは止まった。東電は水の量を確認するとともに、配管の破損など漏えい元の特定を急いでいる。