博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

9月定例会一般質問原稿 ⑫

2012-10-17 07:38:12 | 日記
 昨日の続きです。

質問:最後の質問に移ります。
まず確認したいのですが、浪小・浪中は町内小中学校の統合校ではないですね?また、その他の町立小中学校は休校という事でよろしいですか?


教育長答弁:申し上げます。私が機会あるごとにいろんなところで申し上げているのですが、被災してこういう状況にありますが、浪江の6つの小学校、3つの中学校はそのままです。したがって県教育委員会との人事に関しましても存続しており、ちょっと事情が変わっては参りましたが、とにかくできるだけ早くそれは再開したいんだと、そのための人事配置を要望して今兼務という形になっています。


質問:そこで、浪小・浪中以外の請戸・幾世橋・大堀・苅野・津島の各小学校と浪江東・津島の各中学校は廃校ではないのですから、ぜひ存在を継承するための1つの方法として、浪小・浪中で入学式や卒業式、あるいは朝の会、休み時間などにそれぞれの校歌斉唱もしくは校歌を流してはどうでしょうか?児童・生徒が「浪江町を知る、浪江町を忘れない」という観点からも大切な教育ではないかと思います。また、卒業生の母校に対する思いも踏まえれば必要な事ではないかと思います。教育長はどう思いますか?


教育長答弁:お答えいたします。6つの小中学校の子供たちがいて、いろんなところで苦しい避難生活を送っているわけですが、そういう子供たちが出来るだけ絆を確かめるために、町のご支援やあるいは商工会のご支援をいただきながら、集まる機会をこれまでも何回か行っています。そういうときには必ず学校、なるべく学校を一つの単位にしながら集まって、教員がいろんな工夫をしたプログラムを用意します。ただ、必ずそこで校歌を斉唱することをこれまでしてございます。さらに、民間の事業者が県の教育委員会の了承を得るという形でインターネットを通じて県内の小中学校の校歌を全部聞けるシステムを構築していますので、それにも浪江の全ての学校を組み込んで、そんな形で少しでも子供たちと学校とのつながりを確保しようということで考えておるところでございます。


質問:ですから、例えば朝の会とか休み時間とか、そういう機会に浪小・浪中で校歌を流してはどうですかということなんですが。


教育長答弁:浪小・浪中につきましては、今議員がご指摘のような形では実際しておりませんが、ただ、数名ずつ浪小・浪中以外の子供たちもいますので、そういう子供たちの気持ちを考えながら。なお、学校の考え方もありますので、その辺のご指摘にあったことを踏まえて情報交換をしながら共有していく。それと、微妙な問題もありますので、必ず実行するというところまで今お答えできないことを申し上げます。



この続きは、また次回に